いよいよ 本日が観光最終日。
楽しい時間は、本当 アッという間に過ぎ去っちゃう
そして、最後の最後で、本日マドリードの天気予報は
晴男、晴女 二人の力もここまでか
昨日の青空まではいかなくても、なんとか天気が持ってくれることを祈りながら 腹ごしらえ
マドリードの朝食は、バルセロナと同じような よく言えばシンプルな朝食ですた(同じチェーンホテルだからかな?)
ハムやチーズ そしてカットフルーツたち
パンたち
スクランブルエッグやチョリソー ここではトマトも温かいトマトですた
甘そうなパン菓子
目玉焼きにオムレツに
今まで海外で目玉焼きを たのは初めて。
おいらはパンを焼いて
このフルーツや野菜、チーズは・・・・
本物だけどディスプレーですた
午前中は、芸術鑑賞。
目的地までは マドリード市内をバスで移動しながら
車窓からは を引くビルがたくさんありますた
そして、途中の渋滞の場所では、何だか人が車をぬって歩きながら運転手にアピールしている
窓ガラスを拭いて いただこうとしているらしいが
おいらが ていた間は、誰もガラス磨きをお願いしていませんですた。
マドリードの象徴「アルカラ門」
かつてマドリード市街の東門として使われた壮大な門
中央 3 つの半円形アーチの上にライオンの頭部像が施され
両端に 1 つずつ設けた長方形の門のアーキトレーブには豊穣の角 (コルヌコピア) のレリーフが彫り込まれている
そしてマドリード最大の闘牛場
シーズンオフの今(2月)は、サーカス が行われておりますた
バスを降りて、いよいよ目的に到着する前に
サン ヘロニモ エル レアル教会 の前を通って・・・
マドリッドで唯一残るゴジック様式の教会で、歴代の王の戴冠式が行われた由緒ある教会なんだそう
中央にはこんな模様が
そしておいらが、スペインで最も来たかった場所の1つ プラド美術館へ到着
様々なツアーを検討している時、8日間のツアーだと、ここの美術館の時間が1時間なんて短いツアーもあり
なんたっておいらは、2時間は確保したいとこのツアーを選んだのだ。
プラド美術館を案内してくださるガイドさんのバッグには
あまり言っている意味が理解できないけれど、日本語ブームがスペインまで来ているんだろうか???
ちなみに おいらは、A社の の意味しか分かりませぬ。
バルセロナ観光した際のガイドさんが“豚って刺青しているスペイン人がいて、その漢字を意味を教えてあげたことがあった”と言っていた方がいたが
日本語の意味を知って身に着けたりしている人って、果たしてどのくらいいるんだろう???
プラド美術館の入場チケット 一人一人図柄が違っとりますた
このプラド美術館は 世界最高の美術館のひとつ
11世紀から18世紀にわたるスペイン絵画の最も包括的なコレクションを蔵し
また、エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤ、ボッシュ、ティツィアーノ、ヴァン・ダイクやレンブラントといった世界的に重要な偉大な画家たちの傑作の多くも所蔵されている
開館を並んで待ち、いよいよ入場
もう、並んで待っていた時から、テンション
厳しいセキュリティチェックを受け・・・・・ようとしたら
なんと、その前に、おいらの荷物が大きすぎるから、クロークに預けてこいと セキュリティチェックすらさせてくれない。
(事前に、リュックとカメラの三脚はNGとは聞いていたんだけど・・・)
おいらのツアーの人たちは、どんどんチェックを受けて美術館の中へ
晴ちゃんも既に中に入っており、焦ったおいらは、おいら以外でまだチェックを受けていない唯一のお一人に
“ すみません、おいら、荷物を預けなくてはいけなくなって、これから預けてくるので、遅れちゃいます。すみません、よろしくお願いします”と伝え
急いで、荷物を預けに。
おいら、その方に“よろしくお願いします”と伝えたのが、悲劇の始まりたっだ
当然急いでいたので、財布やカメラ含め貴重品もすべてバッグの中に入れたままとにかく預け
“ Excuseme”と、セキュリティチェックの列に割り込み、無事館内へ。
と、誰もいない・・・
えっ どこ行った???
唯一身に着けていたイヤホンガイドからは、ガイドさんの絵の説明が始まってる。
久々に、焦る 焦る
荷物を預けていたとき、確か イヤホンからは “上に上って~~~”って言っていた気がするから・・・と とにかく上に上がれる所~~~と、
エスカレーターを見つけて、上がってすぐの展示部屋に。
しかし、探しても一向に見つからない。
さらに上か と思ってエスカレーターを上がってみたが、その上の階には絵画の展示が全くない。
再び戻って、先ほどの絵画の展示の部屋をさらに奥に行ってみると・・・イヤホンガイドからの声が聞こえなくなった
こっち方面ぢゃない
いよいよもって、本格的に迷子になったおいら
まさか まさか、ここで迷子になるなんて
しかも、館内の見取り図(地理)が全く頭に入っていないから、おいら自身が今どこにいるかも全く
そんな時、英語、またはスペイン語がペラペラだったら、どんなに良かっただろう・・・。
スピードラーニング、やっとけばよかった・・・・。
そんな事を考えながら、気持ちは半分泣きながら、一番始めに入った展示部屋のスタッフにとにかく訴えたおいら。
迷子って、なんて言うかわからないから、とにかく知っている英単語を並べ
“ I lost my tour members. Where is here?”
スタッフの方が優しく“ Do you speak English? ”と聞いてきたので、自信をもって “No ”と。
実は、今回の旅行で乗り継ぎをするドイツでも セキュリティチェックに引っかかたおいら。
その時も“ Do you speak English? ”と聞かれ “ A little ” と答えたら、英語の嵐が降ってきて
慌てて、“ Sorry. I can not speak English.”と訂正し、苦笑いをされ、子供を諭すように バッグの中身をチェックされた前科があるのだ。
スタッフの方が館内地図を見せてくれながら、今いる場所と、インフォメーションの場所を教えてくれた。
そこからインフォメーションまでたどり着いたおいらは、そこに置いてある何語で書いているかわからない館内ガイドを1部もらい
それを開いて “ I lost my tour members. I want to know tour members route.”と訴えたら
なんと、セキュリティチェックしてすぐ右に折れた所にエレベーターがあり、そこを2階に上がってみろと説明してくれた。
おいらは、そんな所にエレベーターがあるとは知らず、反対側の左に見えたエスカレーターを上がり 必死に探していたのだ。
ここまでは分かったけれど、この館内図を今一度見てみると、もうみんなと合流するのは不可能のように思える展示部屋の数々。
そこで、おいらは、はぐれたまま、勝手に絵画を観賞しようと心に決めた。
晴ちゃんは きっと心配していると思うけど、晴ちゃん達も絵画を観賞しながら動き回っているから 偶然バッタり合わなければ合流は難しい。
添乗員さんは、きっと、見つかるまでおいらを必死になって探すと思うけど、2時間後に入り口に来ればきっと合流できる。
そう思って、エレベーターの前にきたら、誰かが手をふってくれた。
なんと、さっきの 意味不明のバッグを持っていた スペイン人のガイドさん
そして、おいらは奇跡的にみんなと合流し、そこから説明を受けながら絵画観賞できますた。
でも、合流してから10分くらいは、違う意味でテンションがハイになってい為 全くその説明も頭に入ってこず。
後半の30分位の説明は、頭に入ってきますた。
プラド美術館の見学は2時間。
後半の1時間は館内自由見学となっていたので、おいらは、ガイドさんにどの絵画の説明をしていたか聞こうとしたら、
ガイドさんから“ 始めの15分くらいの説明、聞いていないので、よかったら案内 & 説明しますよ”と言ってもらって
おいらと晴ちゃんは、ガイドさんを独占して 絵画の説明を聞くことができますた
結果オーライだったけど・・・・・
晴ちゃん曰く、1枚目の絵画の説明をきいていたら、ツアーで一緒の方が晴ちゃんに “奥さん、いないですよね。”と話しかけきたという。
(後で晴ちゃんと確認したら、晴ちゃんにおいらが居ないと話した方が、おいらが、よろしく とお願いした人ですた)
見渡してみたら、確かにいない
そこで、添乗員さんにおいらがいないことを話し、晴ちゃんは みんなと一緒に ガイドさんと絵画を見て回ることになったが
全くもって、ガイドさんの話が入ってこなかったらしい。
なもんで、晴ちゃんもおいらと一緒に 絵画の説明が聞けて 結果 良かったとのこと。
おいらとしては、その方に言った“よろしく”は、移動してしっまう時、おいらがまだ合流していなかったら“まだ居ないよ”と言ってくれるか
それでも移動するなら、添乗員さんにおいらが足止めを食らっているこ事を伝えて欲しかったんだけど、やっぱり気持ちは通じなかったんだね
いやぁ~、今回はあまりにもハプニングが多すぎる。
ガイドさん一押しの絵画
そして、フランシスコ・デ・ゴヤ(Francisco de Goya/1746-1828)の作品
「裸のマハ」
【出典:有名な絵画・画家】
モデルの女性については、ゴヤと関係のあったアルバ公夫人マリア、または当時のスペイン首相マヌエル・デ・ゴドイの愛人ペピータとする説などがある
西洋美術において初めて女性の陰毛を描き問題となった作品
そして同じモデル、同じ構図の作品
「着衣のマハ」
【出典:有名な絵画・画家】
そして、おいらが忘れられない1枚
「1808年5月3日、プリンシペ・ピオの丘での銃殺」
【出典:有名な絵画・画家】1
1808年5月、フランス軍に対するマドリード市民の暴動が発生し、捕えられた数百名の反乱者が銃殺刑に処されるシーンが描かれている
ゴヤ本人が処刑の場面を目撃したのかは不明だが、現場に残された犠牲者の山をスケッチで残したとも言われている作品
ゴヤはスペインを代表するロマン主義の画家
聴覚を失いながらも、宮廷画家として王室や貴族の肖像画を描き、フランスとの戦争に関連する絵画も数多く残しとります
そして、晩年描いた西洋絵画史上、最も戦慄を感じさせる問題作『我が子を喰らうサトゥルヌス(黒い絵)』
【出典:Salvastyle.com 】
ゴヤが当時抱いていた不安、憂鬱、退廃、老い、死、など時代に対する思想や死生観、内面的心情が反映されていると考えられているものの
根本部分の解釈は諸説唱えられており、現在も議論が続いている。
お次は、国立ソフィア王妃芸術センターへ
入り口を入ると 大きなモニュメントがお出迎え
ここでの最大の は ピカソの ゲルニカ
【出典:Salvastyle.com 】
巨大な絵画だとは知っていたけれど、実物を目の前に感激
ハプニングがありつつも、芸術鑑賞でき、満足 満足
そして 本日の昼食会場は バル
天井につるされた 生ハムを見上げながらテーブルへ
ここも、無造作にパンがおいてありますた
久々に 写真でのご紹介
そして、 にも良く合う前菜? お通し? の生ハム
クロケッタ Croqueta
ホワイトソースに生ハム、タラ、鶏肉などの具を混ぜてパン粉で揚げた クリームコロッケ
プルポ・ガリェーゴ Pulpo Gallego
柔らかく煮たタコに、オリーブオイルとパプリカ粉をふりかけたもの
ガンバス・アル・アヒージョ Gambas al Ajillo
小エビをニンニク風味のオイルで素揚げしているもの。ちょっこしピリ辛なのがまたたまらなく美味ですた。
チャンピニョン・ア・ラ・プランチャ Champinon a la Plancha
マッシュルームの鉄板焼き
シンプルな料理だけど、肉厚のマッシュルームがとってもジューシーですた
昼から、こんなお酒のつまみばっかり出されると・・・・・困った挙句、 をお代わりしちゃいますた
〆のデーザートは、アイスクリーム
甘すぎず、口直しにピッタリ
午後は、マドリードから2時間くらいの場所にある セゴビアへ
セゴビアは世界で最も保存状態の良い古代ローマの水道橋を始め、旧市街の多くの建造物が世界遺産に登録されている歴史ある古都
まずは水道橋へ
中央の橋脚柱には聖母マリア像が設けられている
この橋はローマ時代以降も使用されていたが、その後イスラム教徒が占領しその後撤退する際に
この橋の重要部であるアーチ35個を破壊したため、使用不可能になったそう
その後、カスティーリャ王国の女王イサベル1世により修復され、現存の姿に。
この橋の特徴は 細長く高いところにあり、橋脚の基部は幅が2.4メートル、最高長で地上30メートルなんだって。
この巨大さから「悪魔の橋」とよばれているらしい。
世界遺産の表示
水道橋上から
巨大で、カンドーものの水道橋だけど、青空ぢゃない分、やっぱりカンドー半減
本当は、こんな水道橋を したかった
【出典:スペイン世界遺産指定都市機構HP 】
水道橋を見学後、セゴビア市内を散策
不思議な外壁の建物
そして 子豚の丸焼き
セゴビアは、Cochinillo asado と呼ばれる子豚の丸焼きが有名なんだそう。
至る所に 子豚の丸焼きを提供する レストランがありますた。
旧市街 サン・マルティン広場にあった像
そして、ここの広場も マヨール広場
マヨール広場にある、セゴビア大聖堂(カテドラル)
建設開始から200年以上もかけて建設された大聖堂は、ルネサンス期の建築物にも拘らずゴシック様式で建造された、スペイン最後のゴシック建築
カテドラルの上にはこんな像も
そして本日最後の
セゴビア城(アルカサル)へ
そこへ向かう途中、本格的に となりますた 残念
このお城は白雪姫のモデルとなったお城
その城前の像
外壁が工事中 & 雨 ダブル残念賞ですた
そして、本来の予定はこのお城の周りを30分程度散策だったけれど、お城の前にたどり着いたとき
あまりにも土砂降りになったため、ここでのガイドさんの配慮で 急きょ 入場料を払ってお城で雨宿り
(結果的にこれは、嬉しいハプニングですた )
入り口を入ると鎧の兵隊がお出迎え
手袋(?)にある鱗のようなもの、
大砲?
鎧のほかに剣も充実
重厚な雰囲気が漂っている部屋
絵画
礼拝堂の主祭壇
16世紀のカスティーリャ派の作品
天ガレー船の間の天井。
天井が逆さまにした船底に似ている事が由来井 らしい
そして、この部屋の天井部分には たくさんの人の彫刻が
ベッドルーム?
ここも、素敵なステンドグラスがたくさん
中庭
お城からのその外の眺め
廊下
お城から出ると桜のようなピンク色の花がお出迎え
車窓からも、街路樹で
アーモンドの木とのこと
よぉ~~く見ると、黒い実のようなものがぶら下がっとりますた
これがアーモンド
日本では、杉の花粉症の方が多いけど、スペインではこのアーモンドの花の花粉症の方が多いんだって
お城を出て、ちょっこし歩いた場所に お城(アルカサル)の写真スポットが
やっぱり青空ぢゃないのが、とっても悔しい
今回のツアーでは、“ここは青空だったらサイコーなのに ”という場所で青空とご対面できなったのは残念。
ちなみに 青空の場合
【出典:Alcazar de Segovia by Armandoreques 】
こんな青空の中でみたら、きっと7人の小人に会える気がする・・・
スペイン観光最終日の本日の夕飯は・・・・
ビールと・・・・
パンとサラダ
そして パエリア2種
黒いのは、イカスミのパエリア
今夜はお米を使用したパエリア。
懐かしいような味ですた。
スペイン最後の夜は、ホテルの冷蔵庫からお高い をいただき反省会。
明日はいよいよ スペイン出国ざます
楽しい時間は、本当 アッという間に過ぎ去っちゃう
そして、最後の最後で、本日マドリードの天気予報は
晴男、晴女 二人の力もここまでか
昨日の青空まではいかなくても、なんとか天気が持ってくれることを祈りながら 腹ごしらえ
マドリードの朝食は、バルセロナと同じような よく言えばシンプルな朝食ですた(同じチェーンホテルだからかな?)
ハムやチーズ そしてカットフルーツたち
パンたち
スクランブルエッグやチョリソー ここではトマトも温かいトマトですた
甘そうなパン菓子
目玉焼きにオムレツに
今まで海外で目玉焼きを たのは初めて。
おいらはパンを焼いて
このフルーツや野菜、チーズは・・・・
本物だけどディスプレーですた
午前中は、芸術鑑賞。
目的地までは マドリード市内をバスで移動しながら
車窓からは を引くビルがたくさんありますた
そして、途中の渋滞の場所では、何だか人が車をぬって歩きながら運転手にアピールしている
窓ガラスを拭いて いただこうとしているらしいが
おいらが ていた間は、誰もガラス磨きをお願いしていませんですた。
マドリードの象徴「アルカラ門」
かつてマドリード市街の東門として使われた壮大な門
中央 3 つの半円形アーチの上にライオンの頭部像が施され
両端に 1 つずつ設けた長方形の門のアーキトレーブには豊穣の角 (コルヌコピア) のレリーフが彫り込まれている
そしてマドリード最大の闘牛場
シーズンオフの今(2月)は、サーカス が行われておりますた
バスを降りて、いよいよ目的に到着する前に
サン ヘロニモ エル レアル教会 の前を通って・・・
マドリッドで唯一残るゴジック様式の教会で、歴代の王の戴冠式が行われた由緒ある教会なんだそう
中央にはこんな模様が
そしておいらが、スペインで最も来たかった場所の1つ プラド美術館へ到着
様々なツアーを検討している時、8日間のツアーだと、ここの美術館の時間が1時間なんて短いツアーもあり
なんたっておいらは、2時間は確保したいとこのツアーを選んだのだ。
プラド美術館を案内してくださるガイドさんのバッグには
あまり言っている意味が理解できないけれど、日本語ブームがスペインまで来ているんだろうか???
ちなみに おいらは、A社の の意味しか分かりませぬ。
バルセロナ観光した際のガイドさんが“豚って刺青しているスペイン人がいて、その漢字を意味を教えてあげたことがあった”と言っていた方がいたが
日本語の意味を知って身に着けたりしている人って、果たしてどのくらいいるんだろう???
プラド美術館の入場チケット 一人一人図柄が違っとりますた
このプラド美術館は 世界最高の美術館のひとつ
11世紀から18世紀にわたるスペイン絵画の最も包括的なコレクションを蔵し
また、エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤ、ボッシュ、ティツィアーノ、ヴァン・ダイクやレンブラントといった世界的に重要な偉大な画家たちの傑作の多くも所蔵されている
開館を並んで待ち、いよいよ入場
もう、並んで待っていた時から、テンション
厳しいセキュリティチェックを受け・・・・・ようとしたら
なんと、その前に、おいらの荷物が大きすぎるから、クロークに預けてこいと セキュリティチェックすらさせてくれない。
(事前に、リュックとカメラの三脚はNGとは聞いていたんだけど・・・)
おいらのツアーの人たちは、どんどんチェックを受けて美術館の中へ
晴ちゃんも既に中に入っており、焦ったおいらは、おいら以外でまだチェックを受けていない唯一のお一人に
“ すみません、おいら、荷物を預けなくてはいけなくなって、これから預けてくるので、遅れちゃいます。すみません、よろしくお願いします”と伝え
急いで、荷物を預けに。
おいら、その方に“よろしくお願いします”と伝えたのが、悲劇の始まりたっだ
当然急いでいたので、財布やカメラ含め貴重品もすべてバッグの中に入れたままとにかく預け
“ Excuseme”と、セキュリティチェックの列に割り込み、無事館内へ。
と、誰もいない・・・
えっ どこ行った???
唯一身に着けていたイヤホンガイドからは、ガイドさんの絵の説明が始まってる。
久々に、焦る 焦る
荷物を預けていたとき、確か イヤホンからは “上に上って~~~”って言っていた気がするから・・・と とにかく上に上がれる所~~~と、
エスカレーターを見つけて、上がってすぐの展示部屋に。
しかし、探しても一向に見つからない。
さらに上か と思ってエスカレーターを上がってみたが、その上の階には絵画の展示が全くない。
再び戻って、先ほどの絵画の展示の部屋をさらに奥に行ってみると・・・イヤホンガイドからの声が聞こえなくなった
こっち方面ぢゃない
いよいよもって、本格的に迷子になったおいら
まさか まさか、ここで迷子になるなんて
しかも、館内の見取り図(地理)が全く頭に入っていないから、おいら自身が今どこにいるかも全く
そんな時、英語、またはスペイン語がペラペラだったら、どんなに良かっただろう・・・。
スピードラーニング、やっとけばよかった・・・・。
そんな事を考えながら、気持ちは半分泣きながら、一番始めに入った展示部屋のスタッフにとにかく訴えたおいら。
迷子って、なんて言うかわからないから、とにかく知っている英単語を並べ
“ I lost my tour members. Where is here?”
スタッフの方が優しく“ Do you speak English? ”と聞いてきたので、自信をもって “No ”と。
実は、今回の旅行で乗り継ぎをするドイツでも セキュリティチェックに引っかかたおいら。
その時も“ Do you speak English? ”と聞かれ “ A little ” と答えたら、英語の嵐が降ってきて
慌てて、“ Sorry. I can not speak English.”と訂正し、苦笑いをされ、子供を諭すように バッグの中身をチェックされた前科があるのだ。
スタッフの方が館内地図を見せてくれながら、今いる場所と、インフォメーションの場所を教えてくれた。
そこからインフォメーションまでたどり着いたおいらは、そこに置いてある何語で書いているかわからない館内ガイドを1部もらい
それを開いて “ I lost my tour members. I want to know tour members route.”と訴えたら
なんと、セキュリティチェックしてすぐ右に折れた所にエレベーターがあり、そこを2階に上がってみろと説明してくれた。
おいらは、そんな所にエレベーターがあるとは知らず、反対側の左に見えたエスカレーターを上がり 必死に探していたのだ。
ここまでは分かったけれど、この館内図を今一度見てみると、もうみんなと合流するのは不可能のように思える展示部屋の数々。
そこで、おいらは、はぐれたまま、勝手に絵画を観賞しようと心に決めた。
晴ちゃんは きっと心配していると思うけど、晴ちゃん達も絵画を観賞しながら動き回っているから 偶然バッタり合わなければ合流は難しい。
添乗員さんは、きっと、見つかるまでおいらを必死になって探すと思うけど、2時間後に入り口に来ればきっと合流できる。
そう思って、エレベーターの前にきたら、誰かが手をふってくれた。
なんと、さっきの 意味不明のバッグを持っていた スペイン人のガイドさん
そして、おいらは奇跡的にみんなと合流し、そこから説明を受けながら絵画観賞できますた。
でも、合流してから10分くらいは、違う意味でテンションがハイになってい為 全くその説明も頭に入ってこず。
後半の30分位の説明は、頭に入ってきますた。
プラド美術館の見学は2時間。
後半の1時間は館内自由見学となっていたので、おいらは、ガイドさんにどの絵画の説明をしていたか聞こうとしたら、
ガイドさんから“ 始めの15分くらいの説明、聞いていないので、よかったら案内 & 説明しますよ”と言ってもらって
おいらと晴ちゃんは、ガイドさんを独占して 絵画の説明を聞くことができますた
結果オーライだったけど・・・・・
晴ちゃん曰く、1枚目の絵画の説明をきいていたら、ツアーで一緒の方が晴ちゃんに “奥さん、いないですよね。”と話しかけきたという。
(後で晴ちゃんと確認したら、晴ちゃんにおいらが居ないと話した方が、おいらが、よろしく とお願いした人ですた)
見渡してみたら、確かにいない
そこで、添乗員さんにおいらがいないことを話し、晴ちゃんは みんなと一緒に ガイドさんと絵画を見て回ることになったが
全くもって、ガイドさんの話が入ってこなかったらしい。
なもんで、晴ちゃんもおいらと一緒に 絵画の説明が聞けて 結果 良かったとのこと。
おいらとしては、その方に言った“よろしく”は、移動してしっまう時、おいらがまだ合流していなかったら“まだ居ないよ”と言ってくれるか
それでも移動するなら、添乗員さんにおいらが足止めを食らっているこ事を伝えて欲しかったんだけど、やっぱり気持ちは通じなかったんだね
いやぁ~、今回はあまりにもハプニングが多すぎる。
ガイドさん一押しの絵画
そして、フランシスコ・デ・ゴヤ(Francisco de Goya/1746-1828)の作品
「裸のマハ」
【出典:有名な絵画・画家】
モデルの女性については、ゴヤと関係のあったアルバ公夫人マリア、または当時のスペイン首相マヌエル・デ・ゴドイの愛人ペピータとする説などがある
西洋美術において初めて女性の陰毛を描き問題となった作品
そして同じモデル、同じ構図の作品
「着衣のマハ」
【出典:有名な絵画・画家】
そして、おいらが忘れられない1枚
「1808年5月3日、プリンシペ・ピオの丘での銃殺」
【出典:有名な絵画・画家】1
1808年5月、フランス軍に対するマドリード市民の暴動が発生し、捕えられた数百名の反乱者が銃殺刑に処されるシーンが描かれている
ゴヤ本人が処刑の場面を目撃したのかは不明だが、現場に残された犠牲者の山をスケッチで残したとも言われている作品
ゴヤはスペインを代表するロマン主義の画家
聴覚を失いながらも、宮廷画家として王室や貴族の肖像画を描き、フランスとの戦争に関連する絵画も数多く残しとります
そして、晩年描いた西洋絵画史上、最も戦慄を感じさせる問題作『我が子を喰らうサトゥルヌス(黒い絵)』
【出典:Salvastyle.com 】
ゴヤが当時抱いていた不安、憂鬱、退廃、老い、死、など時代に対する思想や死生観、内面的心情が反映されていると考えられているものの
根本部分の解釈は諸説唱えられており、現在も議論が続いている。
お次は、国立ソフィア王妃芸術センターへ
入り口を入ると 大きなモニュメントがお出迎え
ここでの最大の は ピカソの ゲルニカ
【出典:Salvastyle.com 】
巨大な絵画だとは知っていたけれど、実物を目の前に感激
ハプニングがありつつも、芸術鑑賞でき、満足 満足
そして 本日の昼食会場は バル
天井につるされた 生ハムを見上げながらテーブルへ
ここも、無造作にパンがおいてありますた
久々に 写真でのご紹介
そして、 にも良く合う前菜? お通し? の生ハム
クロケッタ Croqueta
ホワイトソースに生ハム、タラ、鶏肉などの具を混ぜてパン粉で揚げた クリームコロッケ
プルポ・ガリェーゴ Pulpo Gallego
柔らかく煮たタコに、オリーブオイルとパプリカ粉をふりかけたもの
ガンバス・アル・アヒージョ Gambas al Ajillo
小エビをニンニク風味のオイルで素揚げしているもの。ちょっこしピリ辛なのがまたたまらなく美味ですた。
チャンピニョン・ア・ラ・プランチャ Champinon a la Plancha
マッシュルームの鉄板焼き
シンプルな料理だけど、肉厚のマッシュルームがとってもジューシーですた
昼から、こんなお酒のつまみばっかり出されると・・・・・困った挙句、 をお代わりしちゃいますた
〆のデーザートは、アイスクリーム
甘すぎず、口直しにピッタリ
午後は、マドリードから2時間くらいの場所にある セゴビアへ
セゴビアは世界で最も保存状態の良い古代ローマの水道橋を始め、旧市街の多くの建造物が世界遺産に登録されている歴史ある古都
まずは水道橋へ
中央の橋脚柱には聖母マリア像が設けられている
この橋はローマ時代以降も使用されていたが、その後イスラム教徒が占領しその後撤退する際に
この橋の重要部であるアーチ35個を破壊したため、使用不可能になったそう
その後、カスティーリャ王国の女王イサベル1世により修復され、現存の姿に。
この橋の特徴は 細長く高いところにあり、橋脚の基部は幅が2.4メートル、最高長で地上30メートルなんだって。
この巨大さから「悪魔の橋」とよばれているらしい。
世界遺産の表示
水道橋上から
巨大で、カンドーものの水道橋だけど、青空ぢゃない分、やっぱりカンドー半減
本当は、こんな水道橋を したかった
【出典:スペイン世界遺産指定都市機構HP 】
水道橋を見学後、セゴビア市内を散策
不思議な外壁の建物
そして 子豚の丸焼き
セゴビアは、Cochinillo asado と呼ばれる子豚の丸焼きが有名なんだそう。
至る所に 子豚の丸焼きを提供する レストランがありますた。
旧市街 サン・マルティン広場にあった像
そして、ここの広場も マヨール広場
マヨール広場にある、セゴビア大聖堂(カテドラル)
建設開始から200年以上もかけて建設された大聖堂は、ルネサンス期の建築物にも拘らずゴシック様式で建造された、スペイン最後のゴシック建築
カテドラルの上にはこんな像も
そして本日最後の
セゴビア城(アルカサル)へ
そこへ向かう途中、本格的に となりますた 残念
このお城は白雪姫のモデルとなったお城
その城前の像
外壁が工事中 & 雨 ダブル残念賞ですた
そして、本来の予定はこのお城の周りを30分程度散策だったけれど、お城の前にたどり着いたとき
あまりにも土砂降りになったため、ここでのガイドさんの配慮で 急きょ 入場料を払ってお城で雨宿り
(結果的にこれは、嬉しいハプニングですた )
入り口を入ると鎧の兵隊がお出迎え
手袋(?)にある鱗のようなもの、
大砲?
鎧のほかに剣も充実
重厚な雰囲気が漂っている部屋
絵画
礼拝堂の主祭壇
16世紀のカスティーリャ派の作品
天ガレー船の間の天井。
天井が逆さまにした船底に似ている事が由来井 らしい
そして、この部屋の天井部分には たくさんの人の彫刻が
ベッドルーム?
ここも、素敵なステンドグラスがたくさん
中庭
お城からのその外の眺め
廊下
お城から出ると桜のようなピンク色の花がお出迎え
車窓からも、街路樹で
アーモンドの木とのこと
よぉ~~く見ると、黒い実のようなものがぶら下がっとりますた
これがアーモンド
日本では、杉の花粉症の方が多いけど、スペインではこのアーモンドの花の花粉症の方が多いんだって
お城を出て、ちょっこし歩いた場所に お城(アルカサル)の写真スポットが
やっぱり青空ぢゃないのが、とっても悔しい
今回のツアーでは、“ここは青空だったらサイコーなのに ”という場所で青空とご対面できなったのは残念。
ちなみに 青空の場合
【出典:Alcazar de Segovia by Armandoreques 】
こんな青空の中でみたら、きっと7人の小人に会える気がする・・・
スペイン観光最終日の本日の夕飯は・・・・
ビールと・・・・
パンとサラダ
そして パエリア2種
黒いのは、イカスミのパエリア
今夜はお米を使用したパエリア。
懐かしいような味ですた。
スペイン最後の夜は、ホテルの冷蔵庫からお高い をいただき反省会。
明日はいよいよ スペイン出国ざます
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