セッシャ

昨年末ごろから、晴ちゃんはにわかに“一眼レフ”が欲しいモードに入っていた。
おいらは晴ちゃんの“一眼レフ の魅力”と題したプレゼンを
半分以上が内心 だったが、“へぇ～～ ”っと聞いていた。
（これも「できる妻」の条件と勝手に思い込んでいる おいら）
おいらも納得する形で 遂に一眼レフ を購入
勿論、晴ちゃん　気分は

しかし初売りで電気屋さんにしているうちに
（おいらは電化製品は初売りで買う主義なので・・・）
連日のプレゼン効果（洗脳）もあり、
なんだかおいらもデジカメが欲しくなってきた
なんたって、おいらは“Myデジカメ”を持っておらず、
たいていは のカメラで用を足していた。
ほとんどが携帯カメラで十分なのだが、
起動と保存に多少の時間がかかるため、シャッターチャンスを逃すこと数知れず
そして、ズームとマクロ撮影機能が無いため
目的の物が、はるか遠くに小さくしか撮影できず、
没になったものも数知れず
(このブログ写真の9割強は カメラです)

今度はおいらが晴ちゃんにプレゼンをする番になった

一言デジカメといっても、想像以上に種類がある。
一通り、晴ちゃんから　それぞれの機種の特徴を説明してもらい、
後は、値段交渉もあるので、近くの店員さんを捕まえるのみ
しかし、いざ買おうと心に決めた時に限って
店員さんはみな、他のお客さんに捕まっている。
おいらは仕方なく、カメラを選ぶ振りして近くの店員さんの説明を盗み聞き
と、違う方向から店員さんの声が・・・「セッシャは ▽◎×▲※～～～～～」
おいら「セッシャ　なんだ」
と別な店員さんも「セッシャは ▽◎×▲※～～～～～」
おいら「　拙者　時代劇キャンペーンでもやっているのか」
店員さんはすまし顔で説明しているけど、耳をすませば
いろんなところから、“拙者”と聞こえてくる
ようやく、お客さんから解放された店員さんを捕まえて、デジカメの説明を受けることに成功。
そすると程なく、この店員さんも「セッシャハ・・・・・」
おいら「キタァ～～～～～」
と思ったのも束の間。
拙者の後に続いた言葉が「○センチまで可能で、このくらいの画像で撮影でき～～～」

・・・・・・・セッシャ違い
しかも、おいらはバイリンガルではないが今まで“マクロ撮影”と覚えていたので、
初めて接写という日本語が存在することを認識した
しかし、おいらのインプットは既に“拙者”
お店にいる間中、セッシャという単語だけが妙に耳に飛び込んできて
店員さんが時代劇のように“拙者は○○でござる”と話しているような
おかしな錯覚になってしまった。

肝心のカメラはというと、
無事購入
拙者は、接写機能を重要視しておったゆえ、
かなり接写機能の高いものを購入いたし候。

その記念すべく1枚目が


拙者のカメラの腕前はいかがであろう？
勿論、接写機能を使ってみますた。
一眼レフ の 4分の１以下でも、このくらいの画像。
余は満足じゃ
コンパクトデジカメの優れた機能にいささか微妙な反応を示した晴どのであったが、
拙者の4倍以上重たい で、
4倍以上、撮ってもらいものよのぅ