長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

2014年5月度版 最後のそうだい短期観測調査(そうだい短観)

2014年06月01日 23時50分53秒 | 日記
 ぱっぽろぴ~の、ぴ~♪ みなさんどうもこんばんは、そうだいでございます。月はじめの今日も一日、たいへんにお疲れさまでした!
 いやもう、とにかく暑いんですよ……暑いったらないんですよ! もう夏じゃねぇかぁ~。日中は思いっきりの炎天だし、かと思えば、日が落ちた途端にやけにジメジメした寒い夜がやってくるしで、もうね。こういうときに一日中働いてますと、今日こそ身体ぶっ壊すんじゃなかろうかと気が気でないですね。

 はい、先月5月もなんとか終わりましたね。あ~、終わってほんとによかった……ていうか、6月になっても私がなんとか生きていられてよかった。
 個人的なことを申しますと、先月も前半くらいは適当に休みつついつもどおりに生活していられていたんですが、職場の近辺でまぁ~一大事が出来しまして、そのフォローのために私も含めたいろんな予定がザワつくこととなてしまい、結局、私は19日から今月2日までの15日間、休まず出勤するという運びとあいなりました。
 なんかもう……さぁ。いい職場だからそんなことができるわけなんですけど、たとえて言うなら私の心中は、

「そうだい喜べ、おまえに華々しく戦死する栄誉が与えられたぞ! よかったなぁ、安心して死ね!!」

 って満面の笑顔で肩を叩かれた一兵卒ですよね。そらもう、悲壮感のある考え方なんて、してるヒマないですって。そうきたらもう一も二もなく、

「やってやろうじゃねぇかコノヤロー☆」

 の返事しかありませんよね。ここでテンションを上げずにどうするんだと。いよいよ私の槍働き(っていうか、身体の丈夫さだけ)が役に立つ時が来たってなもんで、ね。
 あと、ふだんからミスをやらかすことも少なくないおっちょこちょいなもんですから、内心で職場のみなさんに恩返しができる千載一遇のチャンスがきたと大喜びしてるところもありました、うん。

 そんでまぁ、なんとかかんとかぶっ倒れて休みをいただくこともなく5月も終わり、ようやくゴールが見えてきたわけでして。

 うん、なんとか身体は無事だ!! まだまだ、10代20代の若いモンには負けられんぞいっと。

 15連勤……少なくとも、私の歴史の中では前代未聞の記録だったのですが、かつて私が劇団に所属していた時期には、そういうふうに日数を数えること自体が無意味なくらいに長く時間をかけて作品を仕上げるのが当たり前だったわけでして。もしかしたら、身体のリズムとしては、先月はそういう10年前くらいの「毎日が非常事態」モードに戻っていたのかもしれません。
 まぁ、引き続いて今現在も、もう二度とやりたくはない余裕のなさの真っ只中にあるんですが、いい月にはなったかと思います、先月。

 なにが余裕がないってさぁ、家に帰ったときとか、電車通勤の中での「睡魔の襲ってくる速度」のスピードアップ感が、日をおうごとにハンパなくなってるわけ! 今日とかはもう、電車に乗って席に座ったら、隣に全身黒タイツの睡魔がいるって感じなの!! わんこそばのななめうしろにいるおかわりレディかっての。まぁ、無理はできませんよね。ボーっとしてなにかしら大変なミスをしでかさないうちに、さっさと逃げ切りゴールしちゃいたいです、ハイ。

 余裕がないといえば、実は、先々月にのんびり働いちゃってたせいで収入が少なめになってる状態で、この先月のスケジュールだったもんですから、今現在おサイフが圧倒的な「交通費ビンボー」にさいなまれちゃってるのよね……これも地味~にイヤ! やっぱこう、パーッと遊べないっていうしばりがある給料日前って、イヤですよねぇ!


 さぁ、かくいうわけで、私にとってはまさしく嵐のように過ぎ去った5月の『長岡京エイリアン』全13回。ラインナップは以下のようになりましたのコトよ~。

ヤバい、毎週チェックもおぼつかなくなってきた……
 NHK 大河ドラマ『軍師官兵衛』視聴メモ(第18~20回)
 『軍師官兵衛』最後のビッグキャスト「徳川家康」役にルビー寺尾&2016年の大河ドラマは三谷幸喜で「真田信繁」
よみがえるミステリーの思い出
 ドラマ第3シリーズ放送決定記念『金田一少年の事件簿』22年のあゆみ(3回)
 こんなんもあった『金田一少年の推理ミス』シリーズの妄執
 私にとってはこれがほんとの原点『学研まんが事典 世界の名探偵ひみつ事典』
好きな小説について
 時をかけるレディス古典『夜の寝覚』のインテグラルバージョン、だいたい800年ぶりに復活か!?
近況について
 これから忙しくなるからカバ呑んでフラメンコを観るとか、いま忙しい真っ最中だとか、忙しすぎるから『長岡京エイリアン』の更新を「週1くらい」にするとか


 と、いうわけでして、なにはなくとも我が『長岡京エイリアン』の事実上の週刊化宣言なんですが。
 このこと自体は、私が昨年の2013年5月に現在の職場に身を置くようになり、生活スタイルが「週1~2日の休日で、それ以外は午前6時30分起きの午後11時前後帰宅」という状況に固定された時点から「これはキツいな……」と感じて構想していたことではありました。
 そしてそれから丸一年がたち、まぁまぁがんばって持ちこたえたけど、やっぱり無理だったなぁと諦観し、さらには夏には今年こそキメなければいけない資格試験がひかえているし、さらにはさらには先月になって降って湧いたように出来した「週休ナッシング」の猛威ということで、自分でも気持ちいいくらいにぽっきりと、「ここらで、よか……」と薩摩国城山で自刃を選択した西郷隆盛のような気分になってしまいました。もぉ~だぁ~めだァ~。

 でも実際、ここ1~2年の「本文未完成記事」の量産体制には非常に忸怩たる思いもありましたので、ここらでひとつ、毎日のアクセス数も閲覧者数も気にせずに休みをとらさせていただき、我が『長岡京エイリアン』という名のバカバカしいにも程のあるモニュメントの完成に専念したいと思います。

 でもさぁ、実際問題、2年前に出かけた旅行(岡山県の備中高松城探訪記)の完成なんて、今さらできるのか……? まぁまぁ、やれるだけやってみましょう。タイミング的にも、『軍師官兵衛』の高松城攻防戦のころには間に合わせたいんですが……できるかナ~♪

 正直なところ、週1回の『軍師官兵衛』レビューもたいがい大変なんですけれどもね! なんで毎回毎回、記事があ~だこ~だとあんなに長くなってしまうのだろう!? これは愛じゃない、完全に文章がヘタだからなのだ!! ぴえ~い。


 あと、本は……こんなくらいしか読めませんでしたね。いやほんと、横になって1ページも読んだらすぐに眠れちゃうわけなのよ、ここんところ! なんと健康的でバカっぽいていたらくか。

宮本 輝   『流転の海 第6部』(2011年) 新潮文庫
文芸春秋・編 『もっと厭な物語』(2014年)  文春文庫


 『流転の海』は、やっぱりおもしろいなぁ。何年かぶりに文庫版の新作を読むことになるので、登場人物の設定をちゃんと思い出せるかどうかがものすごく不安だったのですが、なんなく、あの活き活きとしたキャラクターの数々を思い起こすことができました。
 大長編はなにがいいって、続けば続くほど、それぞれのキャラクターの行動や性格に「人生」という裏打ちがどんどん肉付けされていくのがいいんですよね。いや、それはもう、作者さんの途方もない実力と深謀遠慮がなければとうてい到達し得ない領域の作業なんですが。
 あの、虚弱な身体で生まれて両親にさんざん迷惑をかけた伸仁少年が、こんなに元気な男子に成長して、いよいよ思春期を迎えるとは……松坂熊吾にせまる老いの影もあいまって、ますます続きが楽しみになりますね! 国民文学のない現代だからこそ、こういう大名作を自分から探し出して人生の糧にする楽しみがあるというものなのです。とかなんとか言っちゃって、私も人から薦められて『流転の海』を知ったんですけどね! 他力本願も重要な技能だ。

 なんともかんとも、起きて仕事していない時間の大部分を、試験のためのテキストの読み直しに振り向けてるもんで、好きな本を読む時間がほとんどなくてよう。
 読みたい本はもうほぼ毎日、テトリスの消えないラインみたいに部屋のかたわらにズズンズンと積みあがってきているのですが、消化は8月まで待っといてくれ! ということで。
 当面はとにかく、辻村深月先生の最新刊『盲目的な恋と友情』(新潮社)と、三田夏琴先生の『順序のよい恋愛』と『ふたりの春夏秋冬』を読んでおきたいのですが、それも今月中にいけるかどうか……まぁ、そのときを楽しみにしてがんばって働こう。

 余談ですが、私は村上春樹の最新刊を読むつもりはまったくありません。
 『女のいない男たち』……うっせーバカ!! その、「ほしいと思ったら作れないこともないんだけど、あえて今はいない。」という余裕シャクシャクな上からニュアンスがたまんなく憎ったらしい。完全な読まず嫌いなのですが、前作の多崎つくるとかいう人間にものすごい嫌悪感を抱いてしまったので、まぁだいたいそんな感じなんだろうなと思い、これだけは絶対に買わないことにいたします。


 そんなこんなで、今月から始まる「ほぼ週刊『長岡京エイリアン』」体制にともないまして、毎月やっていたこの「短観」も今回でいったんのおしまいです。
 とかなんとかいって、なんかおもしろいことがあったらポッと更新するし、今月の7日土曜日には例の「総選挙」もあることですし、いつもとあんまし変わんなかったりして!?

 んま、今後とも、なにとぞよしなにお願いいたしたてまつりまする~。
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