華やぐ時間

時の豊潤なイメージに惹かれて 。。。。

 映画  ”  007 / カジノ・ロワイヤル ”

2006-12-11 21:14:15 | ★映画  
男性好みの映画という偏見があったけれど  新生ボンドが面白い と映画評が褒めていることと
脚本は ”クラッシュ” ”ミリオンダラー・ベイビー ” を書いた人 ということなので 観に行った

いきなりの展開   ハラハラ ドキドキどころじゃない パワフルでスピーディな追いかけシーン
悪者は 建設中の起重機の上へ上へと逃げていく   ボンドが追いかけていく
空の真上での綱渡りのような場面は 高所恐怖症ではないわたしでも ゾ~~  でも 美しかった!
逃亡者もボンドも 実によく走る  走る姿のきれいなフォーム  鉄筋を鉄棒のごとく 回転する
カーチェイスのような追いかけではなく 人が足で走って逃げ 走って追いかけるのが とても いい

飛行機を爆破させようとする悪者も  どこまでも冷静に任務を遂行させようとする
鍛錬し 訓練し 選ばれての悪者だから  自分のすることに揺るぎない信念があるのだろうな
よきことに情熱を向ければ 素晴らしい仕事が出来る人かもしれないのに 悪者であることが惜しい

荒けずりのワルガキっぽかったボンドが  仕事を通して  だんだんプロらしくなってくる 
宇宙飛行士も優れて選ばれた人がなる仕事だろうと思っていたけれど  ボンドも万能で カッコイイ
コンピューターや機械に強く  危機の状況のなかで何が自分に有利かという判断力が 抜群である
人を殺し  自分も拷問に遭い  女性との情の交歓もあるけれど 敵を倒すという一念が鮮やかだ
諜報員に限らないけれど  仕事のプロである人たちへは 畏敬の思いを抱いてしまう

ボンドは テロリストに資金を提供している男を破産させるために  英国財務省の金を賭けて
ポーカーに挑む
外国の美しい街  高級ホテル カッコイイくるま  男性の礼服  女性のセクシードレスを目で楽しむ
カジノなどは行くこともできないところだけど  映画では 大金持ちのお客のように間近で見られる
世の中には たいそうなお金持ちがいるのだなぁ と リッチで ゴージャスで 贅沢で という
生活空間を垣間見て 楽しめた映画だった

   

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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007 最近は観ていません・・・ (青龍)
2006-12-12 01:45:03
とっても楽しんだようですね(^▽^)

私のボンドのイメージはS・コネリーですが、現代のボンドはITにも強くないといけないので、今風の俳優の方がいいでしょうね。
007は英国風ダンディズムの映画ですね。
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映画の楽しみ方 (rei-na)
2006-12-12 20:44:25
映画の物語や作風を楽しむのもいいけれど わたしのように外国へ出る機会がなく 大金持ちになる機会もない者は 映画を見てそれを楽しめばいい ということに気がつきました
映画の中では 外国の男性は諜報員も悪者も礼服が似合って ステキでした
007も いろいろな見方楽しみ方ができることがわかって 今後の続編が楽しみでっす  (^。^)v 
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