好きな俳優ショーン・ペンが リチャード・ニクソン暗殺を企てた男・・・
つまり狙撃手の物語かと思って観に行った 違ったなぁ
人は独りでいてはいけない サム・ベックのそばには何も無い
心地よいあたたかいもの やわらかなもの 香りのいいもの 朗らかな笑い声
微笑の眼差し やさしく伸べられる手 抱きしめてくれる胸・・・
何も無い
いつもそばにあるのは リチャード・ニクソンがテレビの中で演説するアップの顔だけ
きれいな妻 可愛い三人の子ども達と別居して一年という
事務机などを売るセールスマンに再就職できたと妻へ報告に行く
・・・かつて仕事で失敗したのかな・・・
子どもを撮りたいと家へ行くと妻に拒まれる
夜中に無人の家に忍び込んで室内を歩く
・・・家庭人に戻りたいのだなぁと思う・・・
鷹揚な社長からセールスマンの心得を学ぶように本やテープを渡される
客にはったりをかけるような応対は出来ないと思うサム
原価から多くの儲けを取ることは出来ないと思うサム
賢く堅実な自動車修理工の友人ボビーは いつもサムの話を聞いてくれていた
横柄な客の応対にも 「仕事だから いいんだよ」とサムに笑ってみせる
・・・サムはこの黒人の友人から学べなかったのだろうか・・・
サムの気持ちに違和があるとき なぜか点けっぱなしのテレビの中でニクソンが演説している
融資審査に受かったらボビーと一緒に仕事を立ち上げようと サッサと退職してしまう
アメリカン・ドリーム サムのまわりから その可能性がどんどん消えていく
家賃滞納の部屋の中で独りで座っていると テレビにはニクソンの演説のアップ
ここからニクソン暗殺へと気持ちが動いていく
こういう過程は ”タクシー・ドライバー”に似ている
ロバート・デ・ニーロも独りだったなぁ
環境や境遇のせい あるいは理解してくれる人が身近にいないということもあるかもしれない
でも かつては夫であり父親でもあったのだし 友人ボビーもいる
人は持って生まれた自分の資質で生きていくのかなぁと思う
マイナーな考え方の人はどんな助言があろうとも どんどん自分の思い込みを下降させていく
自分の考え癖 慣れている楽な思い方
自分で自分に風穴を開けないと わたしもスパイナーになりそう・・・・
つまり狙撃手の物語かと思って観に行った 違ったなぁ
人は独りでいてはいけない サム・ベックのそばには何も無い
心地よいあたたかいもの やわらかなもの 香りのいいもの 朗らかな笑い声
微笑の眼差し やさしく伸べられる手 抱きしめてくれる胸・・・
何も無い
いつもそばにあるのは リチャード・ニクソンがテレビの中で演説するアップの顔だけ
きれいな妻 可愛い三人の子ども達と別居して一年という
事務机などを売るセールスマンに再就職できたと妻へ報告に行く
・・・かつて仕事で失敗したのかな・・・
子どもを撮りたいと家へ行くと妻に拒まれる
夜中に無人の家に忍び込んで室内を歩く
・・・家庭人に戻りたいのだなぁと思う・・・
鷹揚な社長からセールスマンの心得を学ぶように本やテープを渡される
客にはったりをかけるような応対は出来ないと思うサム
原価から多くの儲けを取ることは出来ないと思うサム
賢く堅実な自動車修理工の友人ボビーは いつもサムの話を聞いてくれていた
横柄な客の応対にも 「仕事だから いいんだよ」とサムに笑ってみせる
・・・サムはこの黒人の友人から学べなかったのだろうか・・・
サムの気持ちに違和があるとき なぜか点けっぱなしのテレビの中でニクソンが演説している
融資審査に受かったらボビーと一緒に仕事を立ち上げようと サッサと退職してしまう
アメリカン・ドリーム サムのまわりから その可能性がどんどん消えていく
家賃滞納の部屋の中で独りで座っていると テレビにはニクソンの演説のアップ
ここからニクソン暗殺へと気持ちが動いていく
こういう過程は ”タクシー・ドライバー”に似ている
ロバート・デ・ニーロも独りだったなぁ
環境や境遇のせい あるいは理解してくれる人が身近にいないということもあるかもしれない
でも かつては夫であり父親でもあったのだし 友人ボビーもいる
人は持って生まれた自分の資質で生きていくのかなぁと思う
マイナーな考え方の人はどんな助言があろうとも どんどん自分の思い込みを下降させていく
自分の考え癖 慣れている楽な思い方
自分で自分に風穴を開けないと わたしもスパイナーになりそう・・・・