憧れて 中島美嘉コンサート

雨の日　風の強い日と　この頃の天気は　落ち着かない

枝垂れ桜も八重桜も　真っ青な空に輝いて咲くときを　逃したのではないだろうか

ザンネンな春である


数ヶ月前にチケットを取ってから　　ずっと楽しみに待っていた

中島美嘉は　”　雪の華　”をはじめて聴いたときから　気になる人だった

華奢な体を折るようにして　心の底から絞り出すようにして歌う様子にも見入ってしまう

愛について　想いが　ひしひしと伝わってくる

一度はコンサートに行ってみたいと思い続けていて　　なかなか叶わなかったけれど

今宵は　歌に　雰囲気に　感動して　感激して　聴き惚れてきた


夕食を食べ損ねていたせいもあるけど　　そのまま帰りたくなくて　雰囲気のいい居酒屋へ入り　

サラダ　焼き魚　（冷酒・・と思ったけど）抹茶ハイ　というのンで　　ひとり祝杯をあげた

抹茶ハイは　おいちくなかった。。。

こういう店へ　一人で入れるようになったことが　なんとなく感慨深い

おいしい魚が食べたかったので　　あ　大戸屋でもよかったのか　と　あとから気づいたけど　　まぁ　いいサ

憧れの歌をたくさん聴けて　　するりと居酒屋に入れて・・・　　いつもと違う自分に嬉しい

明日から　楽しい気分が持続しそう　





　　

花散らしの雨

この春は　雨の日が多くて　　青い空を見上げて桜を楽しんだのは　ほんの数日

雨や風に花を散らされて　木々は　はや　葉っぱの用意をしている


公園の土の上に　花びらが散り敷きつめられているのは　きれいだなぁと思う

雪なら　真っ白く積もるけど　　淡い桜色に広がる地面は　やわらかく　やさしい色合いだ

遊具の赤や黄色が　しーんと佇んでいるのも　よく似合う


足元で　ポッと花が咲き　　木々にくっきり花が咲くこの季節に　氷雨のような雨が降ると　気持ちが萎む

一月には新しい年・・とて　いろいろな決意・希望を呟いてみるが

三月頃には　だらだら　マンネリで思うような成果が見えなくなってくる

四月は新学期・・とて　　またもや　なにやらの決意と指針を立ち挙げるけど

こうして　　雨などが降ると　しょんぼり冷静にならざるを得ない


晴れ空ばっかりでも息が続かないだろうし　　もいっぺんコートを着込む雨降りも　大事かなぁ
明るい色の傘をさして　　ぬくぬくブーツを履いて　　雨の中をピチャピチャ歩いて遊んできよう　っと　

夕方の夏ミカン

宵闇のおり始めた時刻　　仕事から帰って駐車場の傍まできたとき　　丸い黄色が目に入った

どこかの子どものボールが置き忘れられたのかなと思って　手を伸ばしたら　　なんと　　夏ミカン！

でこぼこ　いびつな野性的な夏ミカン

向かいの家の庭の木に　たわわに重そうに生っている夏ミカンが　落っこちてきたのだろうと思う

毎年　実がなるたびに　あんな大きいのンが生って　枝は重くないのかしら

おいしいのかなぁ　　酸っぱいだけのモンかなぁ　と　気になってた夏ミカンである

嬉しいなぁ　　　天がわたしに食べてもいいョと　くださったのだね

冬ミカンが終わって　　これからは甘夏の季節かなぁと思っていたこの頃　　まずは　この子から季節の始まり～

夕食のあと　　嬉々として　ごつごつの　でこぼこの皮をむいてみる

わくわく　　パクッ！

酢っぱ～～　　　飾り気のない酸っぱさ　　迎合的じゃない酸っぱさ　　わたしはわたしだモン・・チックな酸っぱさ

食べてるうちに　その潔さに　うま味と甘みを感じられるようになってくる

おいしいなぁ　　　おいしかったぁ
また　ある日の夕方に　落っこちてきてくれないかなぁ　　

桜日和 花冷え

通勤の道すがら　空を見上げながら歩いていて　　よそのおうちの梅が咲いた　　桜のつぼみは　そろそろかなぁと眺めていた

少し暖かい日　少しヒンヤリの日が交互に続いていて　　ある日の朝の五分咲きが　夕方には　あっというまに満開の桜になっていた

今年も見られたなぁと　仰ぎ見る

太くごつごつした黒い幹に　ほんわかな可憐な桜色が映えるのだね

あじわいのある軸のしかっりした影の立役者のような幹を見てしまう

昨日の強風と小雨にに　　早くもちらちらと花びらが散り始めている


わたしの大好きな桜の公園に出かけて　　満開の桜を堪能してきた

桜は　なんとなく　過ぎし日々を回想させる

しおらしく内省的になってしまう

でも　やっぱり　今　できることをしていくしかないなぁと思う