華やぐ時間

時の豊潤なイメージに惹かれて 。。。。

さむ さむ 雨降り

2010-10-28 23:25:17 | ★こころ模様

 秋の景色を楽しみたいと思ってたのに  こ~んなに気温の低い雨が降る 

 中途半端な寒さの苦手なわたしは  この際だから マフラーと手袋を身につけて 嬉々と 冬支度

 今から こういう恰好じゃ  真冬は どうなるのかとも思うけど  ま いっかぁ 


 朝  傘をさして 公園のそばを歩いた

 いろいろな大きな木の遊歩道が ず~っと 続いているので  通勤タイムであるにもかかわらず  

 枝をさしかける木々の豊かな緑に染まりながら  のんび~り 歩いた

 枝先の葉っぱたちが 紅葉を始めている

 気の早い葉っぱたちは  もう 石畳の上に 散り落ちている

 秋の雨降りも 景色がつやつやと濡れて その色を際立たせて 風情があるけど

 真っ青な秋晴れの高い空と 木々の紅葉のグラデ―ションも  楽しみたいなぁ

 深まりゆく秋の静寂に染まってこそ  わたしの大好きな冬への心づもりが 積もっていくのだもの 




 

 

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心のこもった礼儀

2010-10-25 07:37:32 | ★こころ模様
 
 用事が済んで 手持無沙汰な時間は 本を読む

 そうじゃなくても 読みかけの本が気になるときは そそくさと 本を読む時間を作る

 よほど 贔屓の俳優や女優が出るドラマなら観るけど  テレビは ほとんど 観ない

 
 一冊の本の解説から あるいは書評から わたしの読みたい本が触手を広げていくので 意外な作家の本に巡り合う

 今 読んでいるのは  五味康祐代表作集  喪神 秘剣 柳生連也斎の作品が収められている

 これまで読んできた時代小説と違って 地の文の日本語 漢字もむつかしく こういう文字があるのかと知る

 人物の言葉づかい 会話も いかにも 昔の武家が話していたような気がする言葉遣いである

 作者が 蓬髪で 古武士然とした風貌だから なんとなく 小説も重々しい

 昔むかし 人が身分制度やしきたりで がんじがらめになってた頃の物語を読んでいると 窮屈さを感じながらも 

 人と人の間の立ち入り過ぎない距離を保つのに 良きこともあるかなと思う

 親や目上の人に対する言葉遣い 敬意を表す作法などが 心をこめて緊張感を持って為されるのを読んでいると 

 人の行動 所作のきれいさが見えるように思う

 良きことは取り入れてお手本にすればいいんだね

 親しき仲にも礼儀あり  

 友人間でも 土足で立ち入るような言動は慎まなければならないこと

 仕事上の人との応対など 型にはまった礼儀の形も 衷心から為したなら 誠意は伝わると思う

 寛ぐ衣服 気合の入った装い お化粧もそうだけど  心を伝えるのに 形も大事かもしれない








      

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待ち遠しさと 緊張と 高揚感と。。。

2010-10-17 10:37:16 | ★こころ模様
 今の仕事に就いて  かれこれ10余年 経つ

 心をこめて務め 緊張もし  面倒な仕事ではあるけど 学ぶことが大で  好きな仕事だなぁと思える日々である

 わたしの上司である女性が定年で退職される     居残ることもできるのに 潔く退職されると 人づてに聞き  びっくり! 

 大変 丁寧に仕事をおしえていただき  とても親切にしていただいたので  居られなくなることは  とっても寂しく 心細く思っていた

 数日前  仕事上の引き継ぎで 上司に ひさしぶりに会った朝

 その上司 いわく 「 わたしの後を やってみない?   あなたなら できるから  部長に推薦しておく  明日 面接に来てね 」 

 引き継ぎの話は 数秒で済ませ  上司の仕事のことを説明され  熱心に 口説かれる

 この時勢に 正社員登用のお話なのである     その待遇  給料  仕事の内容  その他いろいろ

 この頃 貧乏な我が家の家計のために  わたしはパートタイマーの仕事時間数を増やさなくっちゃならないなぁと思ってた矢先のことである

 正直  お金がほしい     

 生活していくためには  保険料  交通費  ガソリン代  光熱費・・    節約してても 基本料金がかかる

 旬の果物を買い置きできるし   廉価の牛肉ではなく ワンランク中くらいの高い牛肉が買えるなぁ

 我慢してた冬用のナイトクリームが買えるなぁ    色の褪せたカーディガンを捨てて 秋用のが買えるかもしれない

 

 社長と部長の面接を受ける予定で 会社へ行ったけど  社長は急用で外出してしまい  部長と お話をしてきた

 事務所内のスタッフに 紹介され   仕事の内容 書類などを説明される

 これまで勤めてきた会社であるし 仕事内容も少しは知悉しているし 知人もいることで  新しい会社勤めとは違うから やや安心

 それでも 正社員となれば  きっちり仕事をしていかなければならないと思う

 よくしていただいた上司のように 仕事をすればいいんだね    部下を大事にして寄り添い  面倒な仕事は率先して動いていた人である 

 うん   彼女を目標にしてやっていこう 

 これまで  のんび~りマイペースで働いてきたから どこまで頑張れるか  しっかり働いてみたいと思う

 時間がたつほどに やってみたいと意欲がわいてくるのだけど  社長からの面接日の連絡が入ってこない  

 却下される方向なのだろうか     待ちぼうけは  つらい。。。。。




   

        

   

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匂い立つ雨

2010-10-09 23:03:46 | ★こころ模様

 窓を開けるたびに  外を歩くたびに楽しんだ金木犀の香りも  そろそろ おしまい

 降る時を我慢しててくれた雨が  ここまで と  今日は 雨降り

 それなら 出かける用事を わざわざ作って  雨の中  金木犀の匂い探し

 その角を曲がると まだ 匂ってる

 匂いに気づいて  あたりを見回すと  ここでも まだ咲いている

 地面には  いくつか  橙色の小さい花たちが 落ち敷かれている

 咲く花の散るさまを惜しむ気持ちは  どの花にもあるけど  桜や金木犀には  つい贔屓めに惜しんでるかなぁ

 花が終わると  ひと雨ごとに 寒くなっていくのだろうなと  今日の冷たい雨降りに思う
 ひぃ ふぅ みぃ よっつ   楽しみな予定を見つめて  秋を楽しまなくっちゃね 









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” ニサッタ  ニサッタ ”     乃南アサ 著

2010-10-08 16:00:36 | ★本
 著者の新刊案内の書評を読んだときに この本も紹介していたので  図書館に予約したら  

 厚いハードカバーの本が すぐに 届いた

  たぶん 乃南アサは  初めて読む

 ” ニサッタ ”   アイヌ語で  明日 という言葉


 どこにでもいそうな普通の大学卒の男性が  いかにして 仕事を失い お金に困り  貧窮していくかというお話である

 主人公の考え方 性質が そういう運を呼ぶのか   ありうるだろうなぁという状況で  どんどん 貧乏になっていく

 現在 ネットカフェに泊まり込みをする人が増えているということ  壮年の男性がホームレスをしていることなどに

 なるほどなぁと 妙に納得させられてしまう

 最近  断捨離とかいう言葉で 不要な物を捨ててシンプルに暮らすと 生き方 ものの考え方によきプラスがある という記事を見かける

 身の回りに溜め込み 未整理の物たちを見直して片づけ  ほんとうに自分の必要なものを見直すという考え方は  大賛成である

 なにによらず シンプルが大好きなわたしであるけれども  山の中で生きていける者でもないかぎり  まず 住むところが要るのである

 そのためには どのくらいかのお金が要り  継続して収入を得る仕事もなければならない

 この小説を読みながら  あらためて 生きること 生活していくということを考えさせられた




 

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” 上村 松園 展 ”    東京国立近代美術館

2010-10-06 19:46:37 | ★絵画

 昨日  仕事先のおぢさまから 絵画展のチケットを 二枚いただいた 

 「 行くつもりでいたけど どうしても都合がつかないので 代わりに行ってきてください 」

 観たいなぁと思いながらも まぁ いっかぁと諦めていたので  嬉しい~♪

 すぐに 絵の好きな友人に連絡をしたら 都合がつくとの返事で  さっそく 今日 鑑賞♪


 午後の遅い時刻  竹橋近辺は 帰る人たちも多いけど  入場していく人たちも 多かった

 それでも 会場内を三往復して  自分のペースで たっぷり観ることができた

 日本画の女性は 時代ごとに 人物の年齢ごとに 意匠がいろいろ創れて おもしろいなぁと思った

 日本髪の結い方のいろいろ   若い人 年配の人 あるいは職業によって変わる簪  着物の色

 着物の襟もとの寛ぎ方  配色  帯の模様  その結び型  着つけの仕方に その人物の物語を読めそう 

 これに加えて 立ち姿 座ってる姿で  いかようにも 絵に動きが出て 見飽きない

 後ろ姿の人物の曲線の美しさ  強調した帯の結び方から 顔は見えなくても その人の存在感が印象的だった

 上村松園の絵を こんなに たくさん観ることができて とても嬉しい

 初期の頃の絵は  なんとなく描き過ぎの感じで たんにきれいな ありふれた絵のように思ったが

 昭和になってからの作品たちは  人物が たおやかで 品があり  色彩にも構図にも惹かれる

 一人 あるいは 二人三人が描かれていても その絵の中に込められている想いを 見つめ続けてしまう

 女性の姿形の美しさ  匂い立つような情感  

 人が こんなふうに 静かに 凛と 生きていけるのなら  生きることは 素晴らしいと 感動をもらってきた





    

   
コメント (2)
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金木犀の い~い匂い

2010-10-05 00:14:08 | ★こころ模様

 窓を開けると ふわぁんと 香ってくる

 玄関のドアを開ける ふわぁんと 待っててくれる

 あの家の角を曲がると ふわぁん    この小道を行くと ふわぁん

 匂いに気づいて  あたりを見回すと  そこにいてくれる嬉しい秋の香り

 十月になったとたん  橙色の花が咲き始めたんだね      

 しばらくは 雨が降りませんように・・
   
 お祈りポンポン 




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爽やかな涼

2010-10-02 20:35:58 | ★こころ模様

 空が高く澄んで  雲も のんびり ふわふわ 浮かんでる    

 静かだなぁと思っていたら  セミの鳴き声が聞こえない

 気温の低い雨の日が続いて 急に寒いなぁと思った頃から  残暑の夏は終わったのだね

 晴れた日の空気に  秋の涼を感じる

 爽やかな晴天は 春や初夏の頃にもあるけど  秋の爽やかさは ホッと息がつける

 夏の賑やかに わさわさ過ごした自分をかえりみたり  あと三カ月で 今年のカレンダーが終わるんだなぁと思ってみたり

 もの想いの秋の 始まり 始まり~ 


 十月は なにして遊ぼうかな

 映画を見たり  本を読んだり  友人と食事をしたり。。。

 お芝居の予定は無いけど  中旬の 大きな華やかなコンサートが 楽しみ

 それまでは  日々のご用に せっせ せっせと いそしみましょう っと





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