昨日 仕事先のおぢさまから 絵画展のチケットを 二枚いただいた
「 行くつもりでいたけど どうしても都合がつかないので 代わりに行ってきてください 」
観たいなぁと思いながらも まぁ いっかぁと諦めていたので 嬉しい~♪
すぐに 絵の好きな友人に連絡をしたら 都合がつくとの返事で さっそく 今日 鑑賞♪
午後の遅い時刻 竹橋近辺は 帰る人たちも多いけど 入場していく人たちも 多かった
それでも 会場内を三往復して 自分のペースで たっぷり観ることができた
日本画の女性は 時代ごとに 人物の年齢ごとに 意匠がいろいろ創れて おもしろいなぁと思った
日本髪の結い方のいろいろ 若い人 年配の人 あるいは職業によって変わる簪 着物の色
着物の襟もとの寛ぎ方 配色 帯の模様 その結び型 着つけの仕方に その人物の物語を読めそう
これに加えて 立ち姿 座ってる姿で いかようにも 絵に動きが出て 見飽きない
後ろ姿の人物の曲線の美しさ 強調した帯の結び方から 顔は見えなくても その人の存在感が印象的だった
上村松園の絵を こんなに たくさん観ることができて とても嬉しい
初期の頃の絵は なんとなく描き過ぎの感じで たんにきれいな ありふれた絵のように思ったが
昭和になってからの作品たちは 人物が たおやかで 品があり 色彩にも構図にも惹かれる
一人 あるいは 二人三人が描かれていても その絵の中に込められている想いを 見つめ続けてしまう
女性の姿形の美しさ 匂い立つような情感
人が こんなふうに 静かに 凛と 生きていけるのなら 生きることは 素晴らしいと 感動をもらってきた
自転車で走っていると金木犀も甘い香りが漂ってきます。何をするにもいい季節ですね。
外に出ると そこここで金木犀の香りがして ほんとに嬉しい♪
自転車で走りながら 香りをいっぱい身につけて帰宅されるのですね
絵は不思議です
有名無名に限らず チラリと観て通りすぎてしまう絵もあれば
なんかしらんけど立ち止まって じ~っと見つめてしまう絵もあります
松園の絵は美人画だからということではなく なにか作者の想いが絵に込められてるのを感じます