こころが うつむく日々

数ヶ月前から　体調不良を訴えていた友人が　　おそろしい病名をもらった

年若い友人なので　わたしには大きなショック

女性が８０歳まで生きる時代に　　なぜ　彼女が　こんな病気になるのか

数年前に実母を亡くし　親戚もなく　　遠い街の病院に　独りで居るかと思うと　　涙がこぼれる



夏の頃から　　わたしは　会社を退職することを考えている

いくつもの理由がある

仕事の引き継ぎがあるために　　今月初め　社長　部長　同僚たちに　その意思を伝えた

慰留されて　保留の形になっている

自画自賛ではなく　　わたしのようによく働く者が去るのは　会社にとって損失だろうと思う

退職の理由は　　高齢で独居の母が施設に入ると言い出したので　家の中　身の回りの整理の為　である



友人の病を知って　　わたしの退職の気持ちは　いっそう固まった

治療の成果がみられなければ　　寝たきりになるかもしれないという

どんな形でもいい　　　生きていてほしい

友を　失いたくないのである

わたしに何ができるのか　わからないけど　　友に寄り添いたい



　　　

夜の風を聴く

週末ナイトは　ほっこり　くつろげる

今日は　なんにも用事を作らず　　読みかけの本を読んだり　　居眠りしたり　　おやつを食べたり　　本を読んだり

ごろごろ　　だらだら過ごして　　楽しく怠惰な一日だった
こうゆう時も　可なり　


きれいな言葉遣いをしようと思う

他人の言動を　良きものに解釈しようと思う

人へ　もの言うときは　　一呼吸　おいてから　　話そうと思う

あとは　なにがあるかなぁ

キリキリ　カリカリ過ごしてたら　きれいな　いいオンナになれないからね

我が身のために　　のほほん～と　したい


夜更けの窓の外は　小雨が降ったり　　風が　びゅんと吹いたり　　賑やか
風の音を　子守唄にして　すやすや眠ることにしまひょ　っと　

悼む秋

お見舞いをかねて賑やかな宴を持った日から　ひと月もたっていないのに　　叔父が亡くなった

夕方　叔父宅に　たまたま居合わせた従妹が　叔父の急変に　歩けない叔父を背負って　

自分のクルマで　急いで病院へ連れていったという

腹水が溜まっていて　多臓器不全で・・　　　　

苦しまずに亡くなったという

会社に事情を話し　　盛岡へ駆けつけて　　葬儀に列席してきた

父が亡き後　　父の兄弟８人の叔父や叔母たちが　　この３年ほどの間に　立て続けに亡くなり

誰も　いなくなってしまった

街も寂びれ　　親戚の者も　だんだん欠けていき　　寂しいふるさと眺めてきた

秋を香る十月

昨日　バスを待ってるときに　金木犀の匂いがした
見まわすと　そばに大きな金木犀の樹があり　　いっぱい　小さな蕾がついていた
ポチッと橙色の花が咲いてるのがあって　　この子が匂ってたのかしらン
秋が来た　と　なつかしく　うっとり見つめた

今朝は　よく晴れて　きれいな青い空の十月
窓を開けたら　爽やかなヒンヤリ空気と一緒に　金木犀の香りが入ってきた
嬉しいな　　　
うちのご近所の蕾たちも　花咲くのだね

十月の一日で週末の今日は　映画を観に行くこともできたし　　友人たちの集まりへ顔を出すこともできたけど
どっこも行かずに　本を読んで過ごした
やっと　本を読む余裕ができたのであるョ
先月は気持ちが忙しくて　　図書館からの待っていた予約本が二冊届いたのを借りて　その場で返却してしまった
本はまた予約し直せば　いつか借りられるのだけど　　読む余裕のない自分にガッカリしちゃった
なので　お休みの日を　おやつを食べながら　ゴロゴロしながら本を読むのは　とっても嬉しい

今月は　仕事の予定が　びっしり詰まっている
来月十一月は　勉強に気合を入れなければならず　これもまた　ひそかに緊張する日々が待ちかまえている
多忙が生きてる手応え・・でもないだろうけど　そういう環境なら　やってやろうじゃないの　と　意欲的に考えてみる
自分から　のっしのっし進んでいけば　気弱も　へこたれも　脇へ押し退けていけるかもね
チョー多忙を　わたしは　どんなふうに涼しくこなすかなぁと　自分へ楽しみでもある