華やぐ時間

時の豊潤なイメージに惹かれて 。。。。

雑草の花盗人

2010-08-23 19:42:26 | ★こころ模様

 陽射しの暑い日が続いて  よそのおうちで見かける木や 庭に咲く花たちも  あまりの暑さに 縮んで見える

 我が家には 今 いただいた大輪のハイビスカスが 次々に花をつけて楽しませてくれている

 ふたつ 小さい鉢があるのだけど  ふるさとの黒土を入れて 何も植えずに 水だけは注いでいたら

 ひとつの鉢には どこから飛んできたのか  名も知らぬ雑草が育ってきた

 花もつけない 可愛いくないガサガサした葉だけが伸びてくるので  大きく育ったところで引き抜いて ポイッ!

 もうひとつの鉢には  なぜだか うっすらと苔が生えてきた    どうなるのかなぁ


 仕事の帰り 道の端に 強く たくましく 雑草が茂ってる一角を通った

 あ  そうだ  空っぽの鉢に 野草を育てよう っと

 ぽっちり青く咲く 可愛いツユクサを探したけど  みつからない

 濃紺のメド―セージ   黄色い小花   白百合のようなヤツを手折って  いそいそ持ち帰り  鉢に移し植えた

 根付くかなぁ       楽しみ







 

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初秋を形にする

2010-08-20 22:27:13 | ★こころ模様
 この夏は 蒸し暑い日が多く  夜は どうやって涼しく眠ろうかと 毎晩 悩む 

 エアコンをつけて眠るのは好きじゃないので  カーテンを開け 窓を網戸にして 眠くなるまで うちわで パタパタしている 

 夜中に わずかな風さえもが ぴたりと止まるときがあるのか  暑くて 汗をかいて目覚めるときもあった 

 おまけに カーテンを開けているので 朝陽がサンサンと降り注いでくれちゃうので  早朝は5時頃から目が覚めてしまう 

 就寝時刻が午前1時頃で  暑くて 夜中に目が覚めて  5時頃に起きてしまうので  この夏は とっても寝不足 
 朝食作り 洗濯 お布団干し なんやかんやの朝の用事が 早く済むのはいいけど  8時頃 眠くなってしまう 

 居間に ころりと横になって 30分ほど仮眠してから  バタバタと仕事に行く 


 今朝は とても涼しい朝だった 

 春から初夏への朗らかな涼しさもいいけど  夏から秋への うつむき加減のおとなしい涼しさが 好きだなぁ

 これから こういう涼しい日が訪れるンだなぁと思ったら  とても嬉しくなり  記念に 美容院へ行ってきた 

 肩よりも長かった髪を 肩先に触れるくらいまで ちょん切って ゆるパーマをかけてきた

 セミロングといえども 束ねたり アップしたりで  飽きていたところもある

 手入れの下手なわたしは しばらく あっちゃこっちゃ跳ねヘアスタイルだろうけど  ひと月くらいしたら 落ち着くかなぁ 

 
 なにかをしようと 気持ちが前向きになるのは  いいことだ 

 そのきっかけを忘れないように 行動して 形にするのは  いいことだ 

 こういうとき 髪形を変えるのは  自他共に 一目瞭然で  楽しい 
 ひと月 ふた月 み月先を見据えて  もう ちっと 頑張らなくっちゃね 





 

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気取って 涼しい気分

2010-08-19 01:18:05 | ★こころ模様
 お仕事が休みの日  おつかいを頼まれて 暑いなかを 某高級デパートへ出かけた
 
 午前中に行きたかったけど  お日さまカンカンの陽射しに つい お布団を干したり 掃除まで始めてしまった

 せっせ せっせと掃除をしながら  汗も いっぱい かく 

 夏は暑いのが あたりまえ  

 家の中では 用事をしながら汗をかき  汗をかいてはお茶を飲み  お茶を飲んでは汗をかき の繰り返し

 運動をしてるときは どれほど汗をかいても爽快感があるのだから  家の中でも その線で暑さを面白がってる

 掃除機をかけて 床を水拭きして 素足に気持ちのいい すっきり爽やかなお部屋に 満足~

 シャワーを浴びて ゆっくり お化粧をして 洋服を選ぶ

 気負った装いって すご~く くたびれるけど  行き先が高級デパートなので 気合を入れなくっちゃならない

 数少ないわたしのよそゆきは 選ぶほどのこともなく  すぐに決まってしまう 


 お昼の暑い陽射しのなかを 日傘をさして ヒールを履いて  駅までコツコツ歩いていく

 冷房の効いた電車の中は 涼しさに ふぅっと深呼吸できて 汗がひく

 お化粧をすると 顔が呼吸できないような気がして 暑い   

 普段 着慣れてない服は 背筋を伸ばして座ってなくちゃならないから窮屈に感じて 暑い
 
 
 デパートでの用事はすぐに済んだので  せっかくだから 最新のお洋服を見て歩いた

 きれいな明るい色のカットソーを探したけど  デザインはいろいろだけど モノトーンの色ばかり置いている

 黒  白  グレー  茶系統      こんなンが オシャレなのだろうか

 お店の雰囲気に合った着こなしのおねえさんが 「 いらっしゃいませ~」と にこやかな笑顔をくれる

 服の素材を確かめたり 触れて風合いをみたりしてると  お姉さんの瞳がキラリッと わたしを一瞥する

 この店のタイプじゃないお客・・  買いっこないお客・・      

 そういう目で見られたような気がするけど   大丈夫!   

 この日のわたしは そういう視線に負けないようなイデタチなのだから  悠々と 店内を見て歩く

 秋に着てみたいなぁと思える濃いグレーのプリーツ風のスカートが素敵だったけど  買えっこないお値段

 今日は買わないでおくわ という雰囲気で  ゆらゆら 涼しく デパートのなかをウォーキングして楽しんだ 


  

  

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” 銃 ”     中村 文則 著

2010-08-09 22:32:30 | ★本
 「 拳銃を持ち歩くようになってから、 私は注意深く生活するようになった。 
   私の毎日は心地よい緊張感に満ち、 体の奥から湧き上がる、突き刺すような刺激を掌に感じた。 」

 
 この小説がデビュー作で 新潮新人賞を受賞し 芥川賞候補になった作品だという

 こういう主人公を書かなければならない作者の心に 目を見張る

 部屋の中で眺めていた拳銃を バッグに入れて持ち歩きたくなり 撃ってみたい衝動を抑えられなくなり・・

 銃などに縁がなく暮らしてた者が 入手してしまったことから  彼の日常が変わっていく

 他人に隠さなければならない秘密というものは 一個人のささやかな矜持 拠り所になるのではないだろうか

 事の良し悪しはともかく  こっそりの善意や親切  恋や不倫  やめられない盗癖

 だんだん 自分の胸の内では満足していられなくなり  あえて 他人の目に触れるよう行動したり  チラリと ほのめかしたりする

 自分の内にしまい込めない秘密は  秘密自身が意思を持つかのように大きくなって 持ち主を破滅に導いていく



 なにかの書評を読んでるときに 中村文則という作家にふれていて その小説を例えに挙げていたので 読んでみた

 ” 遮光 ”  野間文芸新人賞 受賞

 ” 土の中の子供 ”  芥川賞 受賞

    主人公の感じ方に共感できるところもあって ふだん忘れている自分の暗部が立ちあがってくる

    こうして 変わっていく主人公を書いていける筆の力は すごいなぁと敬服する

    もうすこし この人の本を読んでみたくて 3冊ほど 図書館に予約しているので  読むのが楽しみでもあり 怖くもある







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夏時間の楽しみ方

2010-08-02 17:41:55 | ★こころ模様
 今年は 暑いなぁと思う

 梅雨の頃のジメジメ感が いつまでも尾を引いてるような気がする

 真夏の照りつけるような乾いた暑さって  この夏は あまり感じないなぁ

 そうそ  以前 砂漠の熱射を例えた夏があったのにな


 八月になって  やや 風に涼風という形容を載せられそうである

 今週末は 暦上では 立秋を迎えるのだね

 蒸し暑い夏の夜のおかげで  窓を開け放して眠る

 真夜中には風が止まったようなときがあるのか 寝苦しさを感じて 目が覚めたりする

 カーテンを開けているので 朝陽が射し 熟睡した気がしないのに 朝は 5時頃から目が覚めてしまう

 しかたないので起きて  静かな早朝を ゆ~っくり 新聞を読む時間にあてる

 冷たい野菜ジュースを クンクン飲んだり  スナックを ちょいとつまんだり  のびのび わたし時間

 そんなこんなで 早起きは 三文の得で 朝食作りや洗濯が はやく済んでしまう   

 ちょうど 9時頃から 眠くなってくるけど  お仕事に行かねばならぬので 眠るわけにもいかない

 
 夏の夕方は  日の暮れるのが ゆっくりなので 夕食作りや片づけごとに なかなか 着手しがたい

 おやつは珈琲を飲んだり  グレープフルーツあるいはパイナップル あるいはヨーグルトを食べて のんび~り 
 夏時間は 朝も 夕方も  わたしの遊び時間で よい




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