素直になれるかなぁ

晴れ空の明るい陽射しは　ますます明るく澄んで　春のきらめきを見せてくれる

沈丁花のいい匂いがして　　まわりを見渡してみるけど　　花木を探せない

そうこうしているうちに　景色の端っこに　ポチッと桜色を見つける今日この頃である

好きな桜の公園の大木は　枝先がほんわかエンジ色に煙っている

花の季節がやってくるなぁと　　なんだかドキドキする


仕事場は　その建物に入ったときから　　もうワタクシココロは封をして　仕事びとにならなくてはいけない

そういう約束で　ここで仕事をします　と書名捺印したのだからね

凡ミスをしたとき　自分でも気づいてるのに　　人から指摘されて　ムッとしては　いけないのである

仲のいい人から言われると　　素直に即反省し　はずかしぃ～と思うのだけど

苦手な人から指摘されると　「　はい　　すみません　」と返事はするけど　　ココロの中では　「　なにサ！」と思う

ミスったのは　わたしなんだから　　その人にムカッとしてはいけないのである


苦手な人は　　言い方が　ピシャリと　きつい　　　言い方に　温かみがない

その言いよう　　目つき　　顔つきに　　ムカッとしてしまう

北風と太陽の例えを思い起こす

その人を反面教師にして　　わたしは　そういう言い方じゃなく　外套を脱がせればいいのだと思う

こういうこころがけで　　明日からは　素直になりませうかしら　　　くふふ　




　

春の京都へ チョイ旅

学生時代の友人から　「　４人で　ひっさしぶりに逢わへん？　」と電話をもらった

Ｋさんはともかく　他の二人とは　めったに会う機会がないので　「　逢いましょ　」と即決

京都で逢いましょ・・・　学校の辺りを歩いてみましょ・・・　などと案が決まり　

わたしは　ひさしぶりに京都へ行くことになった


ゼータクにホテルに一泊して　のんびりしようかなと　ネット検索をしてみたが

日帰りだと新幹線の往復が　めっちゃ安い

今回は　友人との昼食会がメインなのだから　　ま　日帰りでもいっか　と　チケットを取る


京都へ　こんなに　ひょいと行けるとは　　なんとも意外感あり

構えてないで　　せっせと京都へ行けばいいのだね

ン年間も住んでいたから　　季節ごとに懐かしい景色がある

桜なら　あそこがいいなぁ

むかしむかし　歩いて好きだった道やお寺を　いつか二泊くらいして楽しもうかな


おみやげは　何にしようかなぁ

何を着ていこうかなぁ

あ　　美容院へ行って　ヘアスタイルを　ふんわりさせてこなくっちゃ

変わり映えしない日々に　ちょっと色がつき始めたっぽい　

悩みびとの背中

ひさしぶりに会って　あれこれ近況を話す

もともと多弁な人ではないけれど　　どことなく元気のなさが伝わってくる

仕事が忙しくて　疲れてる日々なのかなぁと思うが　　話さないことを根掘り葉掘り聞くのは　　わたしはできない

それとな～く水を向けてみるが　　なんとな～く歯切れの悪い会話になってしまう

なにか悩んでるのなら　よいほうへ解決してほしいと切望するけど　　わたしにできることはないのだろうな

まぁ　いっかぁ

時が来れば　　わたしが知るべきことならば　知れるのだと思うから・・・


気になる人がいるということは　　愛に関わる人がいるということは　　なかなか面倒である

会えないときは　体調や快活度や心の平穏が　気になる

わたしが気にしても　しかたがないかもしれないけど・・・


ず～っと縁があって　気にかけ続けるのは　　親であり　子であり　家族　身内なのだろうか

深く好きな異性も　愛に誤解がなければ　長く繋がっていけるかもしれない

家族　友人　異性に限らず　職場の同僚でも　　悩みびとの背中を見てしまうと　わたしは　つい同化してしまいそうになる
木のそばに立って　あたたかく大きく見守る親のような心が　　肝要だろうな