雷ブログ

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藍玉 と インディゴブルー

2021年06月07日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 NHKの大河ドラマを見ていると、農民が藍玉を手塩にかけて作っている様子が描かれています。世界中に藍で青く染めることは広く行われていたようですが、西洋の「青」の代表言えばブルー・ジーンズです。 しかし、あの大雑把な米国人が日本の農民のように細やかに藍を育て、染め物をしていたとは思えません。 それで少し調べてみると、ジーンズに使用していたのは、作業服ですから丈夫さだけが売りで、白い帆布でズボンを作ったのが始まりだそうです。 当時は蛇にかまれる事が多く、植物性の藍には殺虫剤で使用される成分も含み、虫や蛇も忌避するであるから。。。ということで青く染めたジーンズが流行ったそうですが、日本では糸の芯まで染め上げますが、米国では糸の芯までは染めないため、ジーンズを長く利用すると、青がかすれ、白い部分が適度の現れた風合いが好まれたようです。

 しかし、時代は産業革命の頃ですから、燃料の石炭をコークスにして使用すると、コークスを作った残留物である液体コールタールは、炭素化合物の宝庫で、これから「ベンゼン」を作り、「アニリン」を作り、当時流行したマラリアの治療薬である「キニーネ」を合成したいという中で見つかったのが化学染料で、当時、綿織物が流通するとそれをカラフルに染め上げるための合成染料の時代となったとのことです。 産業革命の影響は、綿織物の普及から、燃料のコークスの残留物が化学を発展させ、さらに綿織物をカラフルで人気を高め、その影響力の大きさとなると、いくら細やかに作っていても日本国内での藍染も影響力の点では産業力、科学の力には及ばなかったようです。 産業革命は英国ですが、その燃料のコークスのカスから化学産業を発達させてのはドイツなのです。

〒220-8144  神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
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勝者の思考回路  柴田陽子  幻冬舎

2021年06月04日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

 息子がまだ保育園に通っていた時代、その保育園では資金集めに毎月、バザーを開催していました。 そこでいつも古本を扱うお父さんがいて、その方の売り文句は今でに心に刺さっています。「初めて読む本に、古本も新刊もない! 自分にとって初めてのものは全て新刊!」と古本の販売を案内していました。 保育園に子供を通わせる保護者が寄付した「古本」を「新刊同様」として売るのですが、仕入れはタダでしたから、かなりの金額をうりあげていました。 そのお父さん、売れ残りまで自分で管理され、翌月のバザーで再度、売りに出していました。

 この本、一年以上も前に出版されたものですが、購入したのは新刊なのですがあ、なぜか、昔の古本売りの言葉を思い出しました。 新しくても、古くても、初めて読んだ本は全て新刊! 「今ある全ての事に感想をもつこと。感想のない体験は無意味」。「人は品格がすべて」 毎日、仕事で鍛えられていることは、品格を磨くための訓練であると思えば、いやな作業だからといって先延ばしにしたり、避けて通るようなこともなくなるやもしれません。 そういう自分の生き方を公言することも大事です。 「正攻法」で仕事をする。 「働く姿は、その人の生きざまそのものである。」、「知らないことは罪、知ろうとしないことも罪」、「小さなことに”すべて”が宿る」、「せっかく働くなら、本気でやりましょう」 など、など、毎日の忙しさで忘れてしまう事の無いように、読みやすい語り口で、物事の考え方、捉え方を教えてくれます。 こういう当たり前に思えることでも、それを実績に裏付けられた、自分の言葉で堂々と言えることはたいしたものです。

 何かを成し遂げている人というのは、たまたま運が良かっただけではなく、運の良さや、人との出会いを大切にし、当然の帰結として全てがうまく回るものである見本のような体験を語られています。 本書も、端から端まで読む価値ありのの良書でした。 惜しむらくは、ただ一点、本書のタイトル「勝者の」です。 本書の中でも「張り合う」「負けない」などの勝ち負けを否定されているのですから、本書のタイトルも「勝者」ではなく「成功への」くらいが適当でなかったのではと?

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船舶の燃料としてのLNG

2021年06月03日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 現在、多くの船舶は重油を燃料として航行しています。 重油は、原油から、ガソリン、灯油、軽油などを抽出した後のいわば、原油の残債のような油ですから含まれる硫黄成分も多く、船の燃料も大気汚染防止の観点から硫黄成分を排出しないように求められ、厳しい状況になりつつあります。 それなら一層、重油を使用せずにLNGを燃料にしようという動きもあります。 LNGタンカーは、LNGを輸送している途中で、タンクから気化したLNGをそのまま船の燃料にしているものもあります。 この種のタンカーで面白いのは、運んできたLNGを全部陸揚げするのではなく、タンクの温度が上昇しないように一部をタンクの冷却用に残しておくそうです。 また、次の航海で、LNGの積出港にLNGを積みに行かねばなりませんから、そのためにも幾分は残しておくそうです。

 このようなガスを扱う場合、何かのトラブルで圧力が以上に高くなった場合、ガスを大気中に放出するような仕組みが必要になります。 そのような非常用の排気塔は、LNG船だけでなく、都市ガスの供給網や化学会社の設備にも多々あり、そういう場所に落雷しますと、大きな事故になりかねませんので、弊社のPDCE避雷針を取り付けているところは多々あります。 そのような場所で使用されていることは一般の方には目につきませんが、社会を安全・安心にするための陰で支える縁の下の力持ちとしての役割を果たしています。

重油の話に戻りますと、 車も燃費が良くなりガソリンスタンドの売り上げが落ちて、ガソリンスタンドの廃業が多くなりました。 これが将来さらにEVや水素などで少なくなると、二酸化炭素が少なくなると手放しで喜ぶわけにはいかなくなります。今は、高価なガソリンがあるから、暖房用の灯油が廉価で手に入り、原油の一番最後の残債のアスファルトもあるので全国津々浦々、道路がきれいに舗装されていて、夜中に保守をする方のおかげで毎日、快適な道路をドライブできるのですが、ガソリンの消費が無くなれば、暖房用の灯油も作れなくなり、アスファルトも出ないのです。 それらを単品で輸入したら、高価なものになるでしょう。 北国では経済的に住めなくなるかもしれないのです。 ですから、ある程度のガソリンは使い続けなければならず、それが私はEVには絶対に乗らず、ガソリン車に乗り続ける理由の一つです。 硫黄分の排出についても、火山国日本では硫黄を含んだ火山ガスなど日常的に膨大な量が排出されています。  火山のない国の外国人には目障りでしょうが。。。

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横浜開港祭

2021年06月02日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 日米通商友好条約が締結されてのが1858年。その当時、神奈川の港といえば、鎌倉幕府で栄えた六浦湊(金沢区)と東海道の宿場町でもあって栄えていた神奈川港(神奈川区)でしたが、外国人と日本人の交流をなるべく少なくしたい幕府は、当時は寒村であった横浜村に港をを開いたのが 1859年6月2日、安政6年、今年で162年でした。 当時は、横浜村には80戸ほどの家しかなく、この方たちは元村(現在の元町)に移転となり、そこに港が整備されたそうです。 しかし、神奈川宿と横浜港を結ぶ道はなく、横浜総年寄りという行政職にあった苅部清兵衛が個人的な大借金をしてまで道を創りました。 現在の山下公園や関内駅周辺は、当時は海辺であり、関東大震災(1923年)のガレキ処理で埋め立てられて作られたそうです。今後、東京直下型大地震など発生したら復旧作業に困るのは、東京湾の沿岸はどこも埋め立てが進み、東京湾内にガレキを埋める場所がもう無いのです。 

 その横浜港の開港を記念した開港祭が今日、今日、6月2日です。 その横浜開港祭のガイドブックに広告を掲載しました。  横浜のローカルなお祭りですから、大して目に触れることもないのですが、「みなとみらいにある会社です」と弊社も横浜市民であることをアピールしました。 横浜市の経済政策、大会社ばかりを優遇し、弊社のような零細には冷たいのですが、それでも横浜が好きなことには変わりはありません。 このイベントを仕切っている若い方々もご自分の本業の仕事もしながら、広告集めなどに奔走され、頑張っていたのは、皆、横浜が好きだからでしょうね。 都市が発展するには、行政の力だけでなく、地元の方々の地元愛が必要なのです。



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