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岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

甘南備園焼却施設の建替え計画について、枚方市との広域化を探る

2014年01月29日 | 活動
 建設経済常任委員協議会報告

 1月27日(月)建設経済常任委員協議会が開かれ、
甘南備園の建替え計画について報告がありました。
これまで、平成22年度に建替え計画を公表し、
市単独ですすめることを基本としながら広域化を探って
きました。今回、広域化の可能性について枚方市を
パートナーとして考えたいとのことでした。

   
     【甘南備園焼却施設】

 これまで本市と枚方市との関係は、平成21年度、
甘南備園のリニューアル工事の際に、緊急措置として
枚方東部清掃工場に3カ月間、本市の可燃ごみの焼却を
依頼し、合計4700t焼却して頂いた経過があります。
 その後、平成22年度以降は、京田辺市議会からの要請
もあり、枚方市と広域処理できるかどうか事務的な話を
してきたそうです。

 現在、大阪府北河内地域4市(枚方市・寝屋川市・
交野市・四条畷市)ではすでに、環境省から交付金を
受けるための循環型社会形成推進地域計画を作成し、
承認を受けて広域処理が行われています。
 枚方市の焼却施設は、枚方市東部清掃工場(竣工平成
20年・240t/日)と、枚方市立穂谷川清掃工場第3
プラント(竣工昭和63年・200t/日)があります。

 当初、第3プラントは老朽化も激しく、建替えではなく
延命化を図る考えでしたが、平成25年度に枚方市議会の
なかで延命化とともに後継施設の計画がだされ、京田辺市
の甘南備園(竣工昭和61年・80t/日)と、建替え時期
があうのであれば、一部事務組合などをつくり共同処理が
行えるのではとなり、今後、正式に協議ができるよう枚方市
に対し、申入れを行う予定であるとのことでした。

 また、広域処理のメリットについては、①ごみ処理経費
の削減、②環境負荷の低減、③地球温暖化防止への貢献が
上げられましたが、当然デメリットもあると思います。

 今後の人口予測や、ごみ量の予測、また広域化や大型炉
建設が、ごみ減量になにをもたらすのか。
 本当に地方財政にとって有利になるのか、市民にとって
どうなのか考えなければいけないと思いました。
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