アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

ノストラダムス予言-ヘルメスの後裔

2023-12-09 16:48:19 | 占星術  (冥想法6)neo

◎待望久しい人は東洋に

(2019-07-15)

 

ノストラダムス予言を見る基本は、霊界予言なのか、現界予言なのか。そして彼は人間の進化をどう見ているかというところ。

正統な予言であるからには、彼は物事は先に霊界に起きて後に現界に実現することを知っている。また世界各国の領袖だけが世界の行く末を決めているのではなく、市井の名もなきオジサン、オバサンや、子供も決めている。

そして善因善果悪因悪果であることは言うまでもない。

そして世は極まらないと反転しない。極まり始めに反転するのが上策であり、極まり終わりに反転するのは下策である。

 

改めて百詩篇を眺めてみると、第10篇にアンゴルモアなど重要な詩が集中している。

『10巻72

年は一九九九年と七ヶ月

恐怖の大王が天より姿を現わすだろう

彼はアンゴルモアの大王を蘇生させ

その前後は火星が幸せに支配する』

(ノストラダムス全予言/エリカ・チータム/二見書房から引用)

 

『X-75

待望久しい人は二度と

ヨーロッパに帰って来ないだろう。

偉大なヘルメ-ス神の血をひく一人物がアジアに出現し、

東方のすべての王のうえに権力を及ぼすだろう。』

 (新釈ノストラダムス/J.C.ド・フォンブリュヌ/講談社P291から引用)

 

東方の王が西欧を屈服させるという詩が何か所も出てくるが(前兆集40など)、東方の王には、世俗の王と聖王があり、これは聖王のこと。一緒であると考えると混乱する。

 

このヘルメス系の一人物については次の詩でも言及がある。

『日の国はメルキュールによってエクリプスを隠す

第二の空にしか置かれない

火と金属の神(ヴュルカン)により エルメスは祈らされる

日の国は純粋なきらめきとブロンドを見るだろう。

(諸世紀四巻29)』(大予言・日本編/五島勉/祥伝社から引用)

 

ヘルメスの後裔は、ダンテス・ダイジであるとも言われるが、それを確証できる力量ある人物は、人類の行く末を俯瞰できる人物であって、例えば釈迦が四禅から涅槃に入ったことを見たようなとんでもない眼力のある人物だけだろうと思う。

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無意識と死の側-4-地球人口削減のための諸施策-1-概説

2023-12-09 06:32:09 | ジェイド・タブレット

◎ジェイド・タブレット-06-04

◎青春期の垂直の道-4

◎生も死も神の許し給うところ

 

人間は、自分が嫌な目に遭うことも不愉快だが、他人がつらい目に遭うことを見聞きするのにも抵抗があるものである。

さりとて人間は自分の力では髪の毛一本白くも黒くもできず、自分が生きるのも死ぬのも神の許し給うところである。

さて20世紀初めに地球人口は17億人とも推計されるが、今や80億人になろうとしている。こうした現況を踏まえ一部勢力が広汎な人口削減策を進めているのではないかと言われている。このような策は、人類への災厄を神威(風水火)と人為(飢餓、疫病、戦争)に分ければ、どちらかというと人為(飢餓、疫病、戦争)に属するものであって、人間が生きることをいやにさせたり、人間を生きづらくさせるイベントや施策である。

地球人口削減策は、人間主義的な視点からすればとんでもないものだが、その起源を探ると旧約聖書イザヤ書や古事記などの神話、古伝承に遡るものであって、最近のぽっと出のものではなく、いわば有史以来人間に随伴してきた大きな流れであることに気がつかされるものだ。

さらに驚くべきことに、聖者、覚者は、地球人口削減策は悪魔の所業であるみたいな決めつけは行っておらず、人類の未来についてのいくつかある正当な選択肢の一つであって、神の立場からは普通に採られるべき方向性であるとしている。

 

人類の未来についてのいくつかある選択肢とは、

(a)人口を減らさず、現文明をある程度維持したまま万人が神知る時代に入る。

(b)人口を大きく削減し、少数のパワーエリートだけが生存し、彼らだけが新たな万人が神知る時代を建設する。

(c)人類は一旦全滅し、地球上、あるいは他の惑星に霊として移転し、そこで新たな万人が神知る惑星を建設する。

この(b)(c)の選択肢は社会常識的には現人類としては失敗と思えるが、神からは正解とされる根拠がある。それは神が文明の成功不成功を測る尺度は、その文明で神を知る聖者覚者が何人出たかどうかということだからである。その尺度によれば、以上の3つの選択肢はいずれも正解の一つである。

ただし、実際の個々の地球人口削減策は、大悪に見せて大善をなすということもある(出口王仁三郎)が、それは、神の視点であって、個々人の感情からは受け入れ難いところがある。

※(a)は水平の道、(b)(c)は垂直の道とも言える。

(人類がもし破滅しないで済めば、禅が最後の宗教になり、人類が破滅するなら、その直前にクンダリーニ・ヨーガが栄える。/ダンテス・ダイジ)

 

さはさりながら、そのような厳しい地球人口削減策がとられつつある中ではあるが、冥想修行者は、それを横目に見つつ、神知るため、あるいは神人合一のために、日々冥想にいそしまねばならない。

実際に陰謀論的な様々な施策を見聞きして、義憤にかられる人も多いのだと思うが、そんな時代であっても、冥想修行者は政治にかかわらないのが大原則である。

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