◎ジェイド・タブレット-06-08
◎青春期の垂直の道-8
◎午頭天王とはマッソン
午頭天王を祀る神社仏閣が時々ある。
これによく似たのが牛頭天王だが、これは素戔嗚尊(スサノオノミコト)のことで全く異なるもの。
実は午頭天王はマツソンのこと。出口王仁三郎が、日本にマッソンが入った事始めは、吉備真備だと指摘している。
西洋でマッソンと言えば、15世紀末のスペインを源流に欧州各地に広まったというのが世の定説だが、出口王仁三郎の俯瞰では、日本に入ったのは8世紀であって、マッソン的なものは大昔からあったものだと見ている。
日本の古伝では、マッソンが終わりの世に疫病禍をもたらすと自ら宣言しており、その場合『自分は『我が在る』マッソン勢力を信奉している』旨のマントラを唱えれば疫病にかからないなどと言っている。このコロナ禍の時代に手が込んだ予言もあったものである。
まず、牛頭天王と午頭天王の違いの説明。
『牛頭天王は素盞嗚命の御事であり、午頭天王はマツソンの事である。牛頭とはソシモリと云ふ事であり、ソシは朝鮮語の牛の事である、モリは頭と云ふ事である。頭はまん丸くもり上がつて居るから、さういふ意味でもりと云ふ。牛頭(ソシモリ)これは前云ふ通り素盞嗚の大神様の事であるが、マツソンは大神様の名を僣して、まぎらはしい午頭天王などと云ふたのである。牛と午との違ひである。』
(水鏡/牛頭天王と午頭天王/出口王仁三郎から引用)
世界全体を魔の勢力にしようとしてきたのがマッソン午頭天王だが、太古にこれが日本に攻め込んで善玉の艮の金神を成敗してその遺骸を五カ所に封じ込めた。
その際に、終わりの世にはマッソン午頭天王が、疫病を流行させる神と成るだろう。ただし自分がソミコン(抹損(マッソン)の眷属)の子孫であると言えば、疫病の災いを免れられる、と言っている。つまり『我が在る』(マッソン)の味方だけを助けて、他の人間は疫病(パンデミック)で滅ぼすと云う自分勝手な言い分である。
出典は、(雑誌神霊界 大正九・二・一号/出口王仁三郎)。