乙女の密告

2010年10月06日 | 健康・病気
第143回芥川賞受賞作です。
昨日読み終えました。
つまらなかった。
これが芥川賞?
途中でやめようかと思った。
でも、なんとか最後まで読みました。
受賞作でなかったら読了しなかったでしょう。

私の好きな小川洋子が絶賛していた。
村上龍は推さなかった。
私の“愛する”川上弘美さんは、微妙です。
(どうしても「さん」付けしてしまいます)
褒めているし、批判もしている。
大っ嫌いな石原慎太郎の感想と私の思いは近かった。
> 今日の日本においてアンネなる少女の悲しい生涯が
> それほどの絶対性を持つのかは知らぬが、
> 所詮ただ技巧的人工的な作品でしかない。
> こんな作品を読んで一体誰が、己の人生に反映して、
> いかなる感動を覚えるものだろうか。
> アクチュアルなものはどこにもない。
> 日本の現代文学の衰弱を表象する作品の一つとしか思えない。

自分の教養や文学的感性のなさを棚に上げての感想です。
こんな私ですから、小説がダメなんでしょうね。
コメント
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