ギターが欲しい

2010年10月14日 | 健康・病気
アコースティックギターが欲しいです。
こんど11月27日に、パンカーラで「第2回フォークソング祭り」がある。
前回のときは、19歳のときに買ったガットギターを弾いた。
でもやっぱりフォークソングは、フォークギターを弾きたい。
昔はフォークギターと呼んでいたけど、今はアコースティックギターなんですね。

今持っているガットギターは、39年前に4万円で買った手工品です。
私は、高校を卒業して東京にある手工品のギター工房に就職した。
そこでマンドリンとギターの制作をちょこっと経験した。
そして、3ヶ月で挫折して田舎に帰った。
このことは何度か九想話に書いている。
出来たら自分のギターぐらい作って辞めればよかったのですが、若かったんですね。
5月のある朝、親方に辞めたいことを話して、その日のうちにそこを飛び出た。
兄弟子と布団をリヤカーに積んで、西武池袋線の石神井公園駅まで歩いていった。
そのギター工房に入ったその日、近くの銭湯に弟子3人で行ったとき、
その兄弟子がいった。「おれは、もうすぐここを辞める」と。
そのギター工房は、4階建てのビルで4階が弟子の寮だった。
その27歳の兄弟子は、フラメンコギターがうまかった。
21歳の兄弟子も辞めるといった。この人はポピュラーな曲が上手だった。
そんなお先真っ暗な状態で私の弟子暮らしは始まった。
兄弟子たちは、ことあるごとに「辞める。辞める」といっていた。
18歳の私は、そんなところがイヤになって、私が一番最初に辞めてしまった。
そこにいたせいで、ギターを買うとき手工品を買いたかった。
田舎の金物屋で働いて、お金をためてお茶の水の楽器屋まで行って買った。
このギター、今でも良い音がします。
でも、アコースティックギターが欲しい。
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