息子の病気

2010年10月23日 | 健康・病気
先週、息子が胃潰瘍だと医師にいわれ、
今週胃カメラを飲むことを女房からのメールで知った。
その夜、私は心配でKに電話した。
「もしもし、おれだ」
「なぁに?」
なにが「なぁに?」だ。
おまえの病気が心配で電話したんじゃないか。
「K、胃潰瘍なんだって?」
「あぁ…」
「健康診断とかで分かったのか?」
「痛かったから病院にいった。
 そしたら胃潰瘍だといわれ、胃カメラを飲むことになった」
「そうか、それじゃ結果が分かったら教えてくれ」
「あぁ…」
「おれも22・3歳のとき十二指腸潰瘍をやったんだ。
 それは失恋が原因だったけどな…」
よけいなことをいって電話を切った。
私はいつも一言多いんだよな。

東京の女房の家にいた火曜日の夜、女房と息子のことを話していた。
「Kはいつ胃カメラ飲むんだっけ?」
「確か、今日のはずよ」
「それじゃ、電話してみてよ」
「やだ、自分ですれば…」
(なんでおれが)と思ったが、息子の胃カメラの結果が早く知りたくて電話した。

「もしもし、おれだ」
「なぁに?」
いつもこうだ。
「今日は胃カメラ飲む日だったんだって」
「うん」
「どうだった?」
「軽い胃炎だって」
「治療とかするのか?」
「うん、薬飲む」
「そうか、早く良くなるといいな」
女房が、電話を代われという顔で私を見た。
「K、今、ママに代わるから」
私は、とっさのことで「ママ」なんていってしまった。
息子たちが中学生になってから、私は「ママ」なんて呼んだことはない。
互いには昔から名前で呼んできた。
女房がいろいろ細かいこと訊いていた。

私はとりあえず安心した。
胃炎だったらまだいい。
私だって7月の人間ドックで胃カメラを飲み、胃炎があることをいわれたのだ。
しかし、自分のはそれほど心配していないが、息子のは気にかかる。

コメント (2)
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