友からの電話

2010年10月11日 | 健康・病気

今日は疲れた。
職場の体育館で書道パフォーマンスがあったり、
2階の談話室で詩の朗読、演劇があった。
家に帰って食事をし、眠たくて横になった。

電話の音で目が覚めた。
女房からかな?と思ってケータイを開いた。
彼女は今日、東京に帰っていた。
最初誰か分からなかった。
寝起きのせいもあった。

高校のときの同級生のスズキだった。
「今、茨城にいるんだよ。ツカモトとタザキと飲んでるんだ」
たしか、彼は広島で暮らしているはずだ。
「俺、この前のクラス会で話したように8月で会社退職して、
 今は仕事していないんだ」
スズキ夫婦とツカモト夫婦とタザキで飲んでいるという。

スズキは7年前の5月の夜、上野で飲んだことを話した。
このときのことは2003年5月15日「雨降る上野」という九想話を書いている。
私が6月で、勤めている会社が閉鎖するというときだった。
息子たちが3月で大学を卒業して社会人になっていた。

「今、軽井沢にいるんだって?」
「そうだよ。クラス会のときそう話したよ」
「俺の友だちが小諸に家持っているんだ。
 そこに何度か行ってその帰りに軽井沢に寄ったな」

ツカモトに電話が替わった。
懐かしかった。
元気な声が嬉しかった。
タザキに替わるといったが、彼は出なかった。
「タザキは話すことがないらしい」とスズキが出た。
あいつらしいなと思った。
この前のクラス会のとき、タザキは九想話をよく読んでるといってくれた。
それが、たまらなく嬉しかった。
高校時代にはあまり話さなかった彼、
いつも控えめな彼、そんなタザキが九想話を読んでくれている。
こんど、茨城に帰ったらタザキとゆっくり話したいと思う。

いきなりかかってきた友からの電話。
嬉しかった。
忘れられていないことがありがたい。
九想話を書いてきてよかった。
 

コメント
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