アケビの思い出

2010年10月10日 | 健康・病気


今日、職場に出勤するとアケビが沢山あった。
施設の利用者が持ってきてくれたらしい。
あまりにりっぱなのでケータイで写真に撮りました。

私が子どもの頃、私たちが「アケビ沢」と名付けた山の斜面があった。
そこの木の枝には、アケビのツルがいっぱい絡まっていた。
なので秋になると沢山アケビがなっていた。
まだ口が開かないアケビを採って家に持って帰ると、
母親が米櫃(こめびつ)の中にアケビを入れた。
何日かするとアケビが熟して口を開くのです。

子どもの頃、あの甘さが好きだった。
あの頃、お菓子なんて食べられなかったからですかね。
アケビの甘さがありがたかった。
今日、何年かぶりに食べてみた。
あまりおいしいと感じなかった。
ちょっと寂しかった。
山で食べたときは、口のなかの種を思いっきり外に吐き出せたが、
職場の事務室ではそうもいかない。
ティッシュの中に種を入れて包んで捨てました。
こんな食べ方じゃうまくないですよね。

子どもの頃、集落の盆踊りのとき、
櫓(やぐら)からぶら下がっているデカイ提灯にこんなのが書いてあった。

  山のアケビは何見て開く
  下の松茸見て開く

子どものときはなんのことか分からずに大声でそれを読んでました。





コメント (2)
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