中高年の再就職

2001年09月26日 | テレビ

昨日(9/25)のETV2001(NHK教育 午後10時)を観た。
「失業・再就職できますか」
中高年の苦戦▽家族の激励▽面接の日
というものだった。
失業中で再就職活動をしている
50歳と53歳の2人のひとを
取材したものを放送していた。

50歳のひとは、大手メーカーの営業課長をしていたが、
リストラで退職。
東京キャリア交流プラザというところで就職活動をしていた。
ここは4、50代の管理職180人ほどの
求人情報を持っている。
ある会社に面接に行った。
収入は2割ほど下がるが、
仕事内容は満足できるところだった。
しかし、単身赴任が条件だった。
それでそのひとは悩む。
前の会社で出張が多かったので、
これからは東京で暮らしたいというのが希望だった。

53歳のひとは、英語教材販売会社の営業部長をしていたが、
去年会社が閉鎖して職を失った。
新聞の求人広告で、面接してくれる会社を見つけた。
そこは、古銭を販売している小さな会社だったが、
前の会社の経験が活かせそうなので、
そのひとはなんとか入りたかったが、
結果は、「今回は…」ということだった。
奥さんにそのことを話す姿が寂しそうだった。
「いつかいい会社が見つかるわよ」
と奥さんもいっていたが、辛そうだった。

大変です、中高年の再就職は。
私も7月にハローワークに行ったのですが、
希望にかなう会社がないですね。
私の場合、これまで積んだキャリアのある仕事は、
資材購買か生産管理ですが、
職安のパソコンで検索すると、
そんな職種を募集している会社はない。
「年齢49歳」「勤務地東京埼玉」
この2つだけ入力し検索してみたのですが、
求人しているところは、かなりあるけど、
職種は、倉庫番、警備員、
トラックの運転手やタクシードライバーなどで
月給は20万前後ぐらいです。
これなら現在の会社にいるしかないと
自分を納得させました。

これから失業者が増えてくるでしょうから、
中高年の再就職はもっと困難になりますね。

コメント
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