はんすう

2001年09月27日 | テレビ

漢字で書くと「反芻」です。
ものごとを反芻するということは
私の好きなことです。
いつも私は、くどいほどこの行為をしている。
いいことでも、わるいことでもです。
私の場合、たいがい、
「はんすう」が「はんせい」になる。
学習能力がなくて、
その反省が次ぎに生かされない。
そしてまた、反省になる。

いや、今日書こうと思ったことは、
私の反省話ではない。
牛の“共食い”のことです。

9/26の朝日新聞の第3社会面に、
「骨肉粉業者 全面禁止に反対」
という記事があった。
私はこの記事を読んで、
(エッ、日本でも家畜に骨肉粉を食べさせてんだ)
と驚いた。
これ、私が無知だからですかね。
みなさん知ってました。
「リサイクルが途切れれば、
 日本の畜産業が成り立たなくなる」
と、日本畜産副産物協会の会長が
記者会見で話したと書いてある。
牛に牛の骨肉粉を食べさせることが
リサイクルなんですかね。
リサイクルには違いないけど、
私には“共食い”じゃないかとしか思えない。

今回の日本での狂牛病騒ぎ、
農水省の対応を笑ってしまうが、深刻な問題です。
牛は、反芻してものを食べる。
消化困難な植物性食物を常食としているからです。
栄養豊富な骨肉粉を食べると、
反芻は必要でなくなってしまうのかな。
そうしたら牛の、ものを食べるという
システムが壊れてしまうのではないかと思う。
生物の、ものを食べるという行為は、
基本的なものだ。
それが変わったら、牛の脳にもなにかの変化が…。
あ、これは無知な九想の勝手な想像です。
やっぱり、牛には消化困難な植物性食物を
食べさせた方がいいのじゃないか。
牛には充分「はんすう」させたほうがいい。
私は、「はんせい」します。

9/29記
骨肉粉を飼料に使っても、
それが全部というわけではないですよね。
牧草に混ぜるんでしょうね。
それでも、反芻は少なくなるのでしょうね。

コメント
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