かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

良くなったかどうか

2013年12月28日 23時40分58秒 | 医者仕事
当直が終わった後は、書類仕事をして終業時刻を待つばかりだった。ところが、昼前に超急性期脳梗塞が運ばれてきた。すわt-PAかと思ったが、診察中に症状が急に改善した。MRIでみるとばっちりうつっていておそらくアテローム血栓性脳梗塞なのだが、ご本人は完全に治ったと思って帰ろうとするから始末が悪い。診てみると軽い麻痺が残っていて、こちらからすればいつまた悪くなってもおかしくない。ただ、t-PAは打たずに寝かせておくことになったので、今度は安静を保てるかが最大の問題点である。
午後に外来で打ち上げがあったらしいが、一刻も早く病院から離れたい私は辞去した。
今年はこれで仕事納め。一応明日と明後日は神経内科のオンコールにはなっているが、おそらく登院しなければならないことはそうそうなかろう。