かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

この時期の悩み

2013年12月18日 23時50分45秒 | 医者仕事
外勤から戻った後で、筋生検についていくつか相談。一般的な流れだと次の週に生検をして治療開始と行くところなのだが、年末年始の休日が入ってしまう関係上そう悠長なことをしているわけにも行かない。しかも、相手がタチの悪い筋炎だった場合には四肢の筋だけでなく体幹の呼吸筋まで影響が及んでしまうことも考えなければならない。そうなるとえらいことになるので、治療を始めるのであればできるだけ早めにしなければならない。ただ、治療の前に生検はしておかなければならない。というわけで可能であれば今週中にやらなくてはいけないということになったのだが、木曜日と金曜日は人手が手薄という問題点があり困ったことである。
幸い整形外科が生検を緊急で引き受けてくれることになったので、一番の難所はクリアできた。さらに夜には針筋電図もできた。筋原性変化はしっかりとらえられたが、筋炎でも横紋筋融解でもいいはいいのでまだわからない。
帰った後で冷たい雨の中で嫁さんの買い物につきあった。一緒に来てくれと頼まれれば行く意外の選択肢はなかろう。