かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

独特のハイ

2009年10月22日 20時34分50秒 | 医者仕事
当直は9時を境としてそれまでの入力待ち体勢から一転大にぎわいになり、2時過ぎまで次から次へと診ていくことになってしまった。この時期だからインフルエンザが多いかというと、さにあらず。下痢のない腹痛のオンパレードであった。
腹痛で帰してはいけない疾患として浮かぶのは急性虫垂炎であるが、幸いそこまで考えなければならなかった患者はあまりいなかった。
インフルエンザももちろん来た。今は発熱の人のほぼ全員に迅速検査をやっているが、陰性という人ももちろんいるため、はるかに多くの人に検査をやったわけである。
2時以降は呼ばれることはなかった。が、あまり眠れずに結局5時過ぎには目を覚ましてしまった。いつも通りに8時半に形成外科外来に行ったが、いつもの朝という感じはしなかった。頭の芯は眠っているような感じであった。
今日の午後は他の科の手術があるというので待っていたら、いつの間にか終わったらしく、今日は事実上午前中だけの日であった。当直明けの眠い中で手術室かと思い覚悟を決めていた中だったので、拍子抜けするとともにありがたく布団の中に潜り込ませてもらったのだった。