かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

目覚めのインフルエンザ

2009年10月11日 21時55分05秒 | 医者仕事
結局日付が変わっても仕事は続き、なんだかんだでなかなか患者を捌ききれなかった。眠りにつけたのは2時半過ぎで、眠りは浅くて結局5時前には目覚めてしまった。仕方なく眠るのをあきらめ、白衣を着て座ったままうつらうつらとしていたら、当直も残り1時間半となった7時頃にとうとう呼び出しがかかった。朝早くに発熱患者が来たという。それはしかたないので、救急外来に行ってインフルエンザの迅速検査をやった。すると、ものの見事にA型陽性で簡単に全身の診察をしてからタミフルを処方して帰した。その後は今度は中学生の発熱が来た。関節痛などの症状はなかったのだが、検査をしてみるとバッチリ陽性。こちらにはリレンザを出した。
当直はそれで終わり、帰ったのだが妙に目がさえて眠れず、かといって頭はさえず、寝ているのか起きているのかわからない奇妙な状態で日中を過ごしてしまった。まったくもったいない話であった。