●北方領土問題打開へ決意=麻生首相 時事通信 (2009/02/07)
麻生太郎首相は7日昼、東京都千代田区の九段会館で開かれた「北方領土返還要求全国大会」に出席した。首相はあいさつで、「領土問題の最終的解決に向けて進展が得られるよう、強い意志を持って(ロシアとの)交渉を進める」と述べ、懸案解決に強い決意を表明した。
首相は、日程の調整がつけば、今月18日にロシア極東のサハリン(樺太)を訪問し、日ロ首脳会談を行うことを検討している。首相は「メドベージェフ大統領は領土問題の解決に向けた強い意欲を表明している。4島の帰属の問題を解決し平和条約を締結する」として、事態打開に意欲を示した。
大会は北方領土返還要求運動連絡協議会などが主催し、毎年2月7日の「北方領土の日」に開かれている。今回は首相のほか、中曽根弘文外相や佐藤勉北方担当相らが出席した。(了)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009020700207&rel=y&g=pol
●18日にサハリン訪問へ=麻生首相 2009年2月9日 時事通信
麻生太郎首相はロシア極東のサハリン(樺太)を18日に訪問し、メドベージェフ大統領と首脳会談を行う意向を固めた。河村建夫官房長官が9日の政府・与党連絡会議に報告した。首脳会談では、北方領土問題や世界的な景気後退への対処策などを話し合う。
18日は、日本企業も参加するサハリンの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の液化天然ガス(LNG)輸出開始を記念する式典が開かれる。メドベージェフ大統領が式典に首相を招待するとともに、首脳会談を行うことを提案していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090209-00000074-jij-pol
●小泉元首相、顧問を務めるシンクタンク業務の一環で2月14日からロシア・モスクワ訪問へ (2009/02/11) フジニュースネットワーク
小泉元首相が2月14日から、ロシア・モスクワを訪問することがわかった。
小泉元首相は、自身が顧問を務めるシンクタンク業務の一環で、2月14日から20日まで、7日間の日程でモスクワを訪問する予定。
現地では、政府要人や現地の研究機関との意見交換などが予定されていて、麻生首相のサハリン訪問と時期が重なることもあり、憶測を呼ぶとみられる。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00149171.html
●ロシアは相当お金に困って北方四島も返還される可能性が高くなってきているように思います。 - 株式日記と経済展望 2009年2月11日
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/c026043b08fa91b4345af970c0c0cd1b
●間宮海峡トンネル建設+改軌で樺太の鉄道がロシア本土に直結される計画の目的は何か? - 国際情勢の分析と予測 2007年03月22日
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/474f4054109983e15d3c91470937ff1a
【私のコメント】2月18日に麻生首相が樺太を訪問しメドベージェフ大統領と首脳会談を行う。麻生首相は2月7日に「北方領土返還要求全国大会」で「4島の帰属の問題を解決し平和条約を締結する」と発言している。私は、18日に北方領土返還と日露平和条約締結が発表されるのではないかと想像(妄想)している。同時期に小泉元首相がモスクワを訪問する予定であることもそれを裏付けている様に思われる。株式日記の記事も気になるところである。
北方領土を管轄するサハリン州の住民は領土返還には反対である。彼らを説得する為に日本はどの様な手段があるのだろうか?それは、日本の資本と技術による宗谷海峡鉄道トンネルの建設とシベリア開発以外にあり得ないだろう。既に樺太ではかつて日本が建設した1067mm軌間の鉄道の広軌化工事(1520mm軌間化)が進んでいるし、間宮海峡トンネル建設計画も進んでいる。宗谷海峡トンネルを1520mm軌間で建設すれば、シベリア鉄道と北海道の鉄道を直結することも可能になるのだ。
私がもう一つ注目しているのは、北海道新幹線の函館延伸が計画段階にとどまっており、1435mmの標準軌のレールが青函トンネルに引かれていないことである。私は、青函トンネルも1520mmの軌間でレールが引かれ、シベリア鉄道が本州まで乗り入れる計画があるのではないかと想像する。東北新幹線の並行路線である東北本線、あるいは日本海側の羽越本線・信越本線・北陸線などを1520mm軌間化すれば、シベリア鉄道が東京・名古屋・大阪の近郊まで直接乗り入れることも可能だろう。欧州でもスロバキアの首都ブラチスラバまで1520mm軌間の鉄道を建設する計画が進んでいるが、広大なロシアの鉄道網と日本の工業地帯が同じ軌間の鉄道で結ばれ、貨物の積み替えなしに直結されるメリットは非常に大きいと思われる。この場合のネックになるのは北海道新幹線と共用することになる青函トンネルだが、これは北海道新幹線をフリーゲージの特殊な電車で運行するか、あるいは東北・北海道新幹線そのものを1520mm軌間に変更してしまうのが良いと思われる。
この様にして日本とロシアの鉄道が直結されることになれば、その沿線では様々な産業の立地が可能になる。このほかにサハリン州から本州まで天然ガスパイプラインを直結する計画も進んでおり、近未来の日本の工業地帯は東日本に大きくシフトすることになるかもしれない。
第二次大戦後の世界体制では日本は米国の属国となり、ユーラシア大陸の資源へのアクセスは米国海軍の支配する海路に限定されてきた。シベリア鉄道や天然ガスパイプラインの日本延伸はこの制限を打ち破るものであり、日本がアメリカの属国から脱して自立することを意味すると思われる。また、従来日本の安全保障を支えてきた米国の核の傘が近未来の米国の混乱により揺らいだ場合には一時的にロシアの核の傘の元に入ることも可能になるだろう。日本は自立することで大きな外交的自由度を手に入れる事ができるのだ。
北方領土の返還は日韓関係にも大きな影響を及ぼす。日本はサンフランシスコ条約で国後・択捉両島を放棄してしまった後に恐らく米国の命令で四島返還を主張し始めたため、その根拠として国際的に認められにくい「固有の領土論」を主張してきた。そのことが韓国に竹島問題で付け入る空きを与えてしまったのだ。しかし、北方領土が返還されるならば、日本は「固有の領土論」を捨てて「サンフランシスコ条約で竹島の日本領有が確定している」ことを堂々と主張できるようになる。竹島問題を国家の象徴としてしまった韓国はこれに激しく反発する事は確実で、日韓関係は一触即発の危機に突入することだろう。その様な危機の中で、やがて米国が国債暴落・ドル暴落により在韓米軍を維持できなくなり軍隊を引き上げ、その後北朝鮮軍が南進して韓国が滅亡する、というのが私の近未来予想である。
【2月18日追記】
●日露首脳会談、領土解決「新手法で」…露首相5月来日も : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 2009年2月18日
【ユジノサハリンスク=尾山宏、緒方賢一】麻生首相は18日午前、日本の首相として戦後初めてサハリン(樺太)を訪問し、ユジノサハリンスク市のサハリン州政府庁舎で、ロシアのメドベージェフ大統領と会談した。両首脳は5月にプーチン首相が来日することで一致し、領土問題を政治主導で解決していく方針を確認した。
会談終了後、首相は記者団に対し、「領土問題について、新たな独創的で、形にはまらないアプローチで我々の世代で解決すべく、具体的な作業を加速させることで一致した」と述べた。
そのうえで、日本が返還を求めている北方4島に関し「向こうは2島(返還)、こっちが4島では進展しないのだから、これまでの宣言、条約などを踏まえ、役人に任せていてはだめで、政治家で決断するということだ」と説明した。
メドベージェフ大統領は、昨年11月にペルーで行われた麻生首相との会談で、領土問題の解決を「次世代にゆだねることは考えていない」と述べていた。今回の会談で両首脳は、改めて、早期に問題解決を目指す方針を確認した。プーチン首相は政権に強い影響力を持っている。
18日の会談で大統領は、「対話を歓迎する。互恵的協力を拡大するため努力したい」と述べた。首相は「ロシアはアジア太平洋地域における重要なパートナーだ。日露双方の関心事項の話を続けていきたい」と応じた。両首脳は、ロシア極東・東シベリア地域の開発に日本が協力することでも一致した。
首相は18日夕に帰国する予定だ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090218-OYT1T00434.htm
結局2月18日には北方領土返還は発表されなかった。米国が経済的に破綻し世界覇権が崩壊するまでは北方領土は返還されないのかもしれない。
次の目処となるのは5月に予定されるプーチン首相の訪日である。この時点で米国の経済状態がどの様なものになっているかが全てを決定する様に思われる。
【3月5日追記】
●北海道新幹線:15年度開業に向け作業順調 - 毎日新聞 2009年3月4日
北海道新幹線(新青森-新函館、149キロ)の15年度開業に向け、青函トンネル(54キロ)に新幹線専用のレールを新設する「三線軌道敷設工事」と、渡島管内木古内町と北斗市にまたがる渡島当別トンネル(8・1キロ)の掘削工事が、報道関係者に公開された。
青函トンネルは在来線との共用区間になるため、既存の2本のレールの外側に新幹線専用のレール(1本200メートル)をつないで新設する。在来線との兼ね合い上、作業は列車の走らない午前0時~3時半に限定されるため、レール敷設は一晩に3本が限界という。
公開された2月26日未明は、吉岡海底駅(渡島管内福島町)から青森県側に3キロの地点でレールを締結装置の上に固定する作業が行われた。JR北海道木古内新幹線工事事務所の松波摂哉所長によると、トンネル内の敷設工事の進ちょく率は4%。
渡島当別トンネルは北海道新幹線のレール新設区間で最長となる。東西から1日に7メートルずつ掘り進められており、あと800メートルほどで貫通する。公開に同行した中島尚俊・JR北海道社長は「作業は順調。新幹線開業に向け、まちづくりにどのように生かすかを考える時期に来た」と話した。【水戸健一】
《北海道新幹線》73年に青森市から札幌市までの整備計画が決定。05年5月、先行整備区間として新青森-新函館が着工された。青函トンネルなど在来線との共用区間は82キロ。北海道に38キロ、青森県に29キロの新設区間がある。工事は独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が実施、一部をJR北海道に委託している。
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090304hog00m020010000c.html
どうやら、青函トンネルは1067mmと1435mmの軌間になるようだ。シベリア鉄道との直通運転が行われる場合は、フリーゲージトレインに限定されることになると思われる。
↓↓↓ 一日一回クリックしていただくと更新の励みになります。
麻生太郎首相は7日昼、東京都千代田区の九段会館で開かれた「北方領土返還要求全国大会」に出席した。首相はあいさつで、「領土問題の最終的解決に向けて進展が得られるよう、強い意志を持って(ロシアとの)交渉を進める」と述べ、懸案解決に強い決意を表明した。
首相は、日程の調整がつけば、今月18日にロシア極東のサハリン(樺太)を訪問し、日ロ首脳会談を行うことを検討している。首相は「メドベージェフ大統領は領土問題の解決に向けた強い意欲を表明している。4島の帰属の問題を解決し平和条約を締結する」として、事態打開に意欲を示した。
大会は北方領土返還要求運動連絡協議会などが主催し、毎年2月7日の「北方領土の日」に開かれている。今回は首相のほか、中曽根弘文外相や佐藤勉北方担当相らが出席した。(了)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009020700207&rel=y&g=pol
●18日にサハリン訪問へ=麻生首相 2009年2月9日 時事通信
麻生太郎首相はロシア極東のサハリン(樺太)を18日に訪問し、メドベージェフ大統領と首脳会談を行う意向を固めた。河村建夫官房長官が9日の政府・与党連絡会議に報告した。首脳会談では、北方領土問題や世界的な景気後退への対処策などを話し合う。
18日は、日本企業も参加するサハリンの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の液化天然ガス(LNG)輸出開始を記念する式典が開かれる。メドベージェフ大統領が式典に首相を招待するとともに、首脳会談を行うことを提案していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090209-00000074-jij-pol
●小泉元首相、顧問を務めるシンクタンク業務の一環で2月14日からロシア・モスクワ訪問へ (2009/02/11) フジニュースネットワーク
小泉元首相が2月14日から、ロシア・モスクワを訪問することがわかった。
小泉元首相は、自身が顧問を務めるシンクタンク業務の一環で、2月14日から20日まで、7日間の日程でモスクワを訪問する予定。
現地では、政府要人や現地の研究機関との意見交換などが予定されていて、麻生首相のサハリン訪問と時期が重なることもあり、憶測を呼ぶとみられる。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00149171.html
●ロシアは相当お金に困って北方四島も返還される可能性が高くなってきているように思います。 - 株式日記と経済展望 2009年2月11日
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/c026043b08fa91b4345af970c0c0cd1b
●間宮海峡トンネル建設+改軌で樺太の鉄道がロシア本土に直結される計画の目的は何か? - 国際情勢の分析と予測 2007年03月22日
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/474f4054109983e15d3c91470937ff1a
【私のコメント】2月18日に麻生首相が樺太を訪問しメドベージェフ大統領と首脳会談を行う。麻生首相は2月7日に「北方領土返還要求全国大会」で「4島の帰属の問題を解決し平和条約を締結する」と発言している。私は、18日に北方領土返還と日露平和条約締結が発表されるのではないかと想像(妄想)している。同時期に小泉元首相がモスクワを訪問する予定であることもそれを裏付けている様に思われる。株式日記の記事も気になるところである。
北方領土を管轄するサハリン州の住民は領土返還には反対である。彼らを説得する為に日本はどの様な手段があるのだろうか?それは、日本の資本と技術による宗谷海峡鉄道トンネルの建設とシベリア開発以外にあり得ないだろう。既に樺太ではかつて日本が建設した1067mm軌間の鉄道の広軌化工事(1520mm軌間化)が進んでいるし、間宮海峡トンネル建設計画も進んでいる。宗谷海峡トンネルを1520mm軌間で建設すれば、シベリア鉄道と北海道の鉄道を直結することも可能になるのだ。
私がもう一つ注目しているのは、北海道新幹線の函館延伸が計画段階にとどまっており、1435mmの標準軌のレールが青函トンネルに引かれていないことである。私は、青函トンネルも1520mmの軌間でレールが引かれ、シベリア鉄道が本州まで乗り入れる計画があるのではないかと想像する。東北新幹線の並行路線である東北本線、あるいは日本海側の羽越本線・信越本線・北陸線などを1520mm軌間化すれば、シベリア鉄道が東京・名古屋・大阪の近郊まで直接乗り入れることも可能だろう。欧州でもスロバキアの首都ブラチスラバまで1520mm軌間の鉄道を建設する計画が進んでいるが、広大なロシアの鉄道網と日本の工業地帯が同じ軌間の鉄道で結ばれ、貨物の積み替えなしに直結されるメリットは非常に大きいと思われる。この場合のネックになるのは北海道新幹線と共用することになる青函トンネルだが、これは北海道新幹線をフリーゲージの特殊な電車で運行するか、あるいは東北・北海道新幹線そのものを1520mm軌間に変更してしまうのが良いと思われる。
この様にして日本とロシアの鉄道が直結されることになれば、その沿線では様々な産業の立地が可能になる。このほかにサハリン州から本州まで天然ガスパイプラインを直結する計画も進んでおり、近未来の日本の工業地帯は東日本に大きくシフトすることになるかもしれない。
第二次大戦後の世界体制では日本は米国の属国となり、ユーラシア大陸の資源へのアクセスは米国海軍の支配する海路に限定されてきた。シベリア鉄道や天然ガスパイプラインの日本延伸はこの制限を打ち破るものであり、日本がアメリカの属国から脱して自立することを意味すると思われる。また、従来日本の安全保障を支えてきた米国の核の傘が近未来の米国の混乱により揺らいだ場合には一時的にロシアの核の傘の元に入ることも可能になるだろう。日本は自立することで大きな外交的自由度を手に入れる事ができるのだ。
北方領土の返還は日韓関係にも大きな影響を及ぼす。日本はサンフランシスコ条約で国後・択捉両島を放棄してしまった後に恐らく米国の命令で四島返還を主張し始めたため、その根拠として国際的に認められにくい「固有の領土論」を主張してきた。そのことが韓国に竹島問題で付け入る空きを与えてしまったのだ。しかし、北方領土が返還されるならば、日本は「固有の領土論」を捨てて「サンフランシスコ条約で竹島の日本領有が確定している」ことを堂々と主張できるようになる。竹島問題を国家の象徴としてしまった韓国はこれに激しく反発する事は確実で、日韓関係は一触即発の危機に突入することだろう。その様な危機の中で、やがて米国が国債暴落・ドル暴落により在韓米軍を維持できなくなり軍隊を引き上げ、その後北朝鮮軍が南進して韓国が滅亡する、というのが私の近未来予想である。
【2月18日追記】
●日露首脳会談、領土解決「新手法で」…露首相5月来日も : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 2009年2月18日
【ユジノサハリンスク=尾山宏、緒方賢一】麻生首相は18日午前、日本の首相として戦後初めてサハリン(樺太)を訪問し、ユジノサハリンスク市のサハリン州政府庁舎で、ロシアのメドベージェフ大統領と会談した。両首脳は5月にプーチン首相が来日することで一致し、領土問題を政治主導で解決していく方針を確認した。
会談終了後、首相は記者団に対し、「領土問題について、新たな独創的で、形にはまらないアプローチで我々の世代で解決すべく、具体的な作業を加速させることで一致した」と述べた。
そのうえで、日本が返還を求めている北方4島に関し「向こうは2島(返還)、こっちが4島では進展しないのだから、これまでの宣言、条約などを踏まえ、役人に任せていてはだめで、政治家で決断するということだ」と説明した。
メドベージェフ大統領は、昨年11月にペルーで行われた麻生首相との会談で、領土問題の解決を「次世代にゆだねることは考えていない」と述べていた。今回の会談で両首脳は、改めて、早期に問題解決を目指す方針を確認した。プーチン首相は政権に強い影響力を持っている。
18日の会談で大統領は、「対話を歓迎する。互恵的協力を拡大するため努力したい」と述べた。首相は「ロシアはアジア太平洋地域における重要なパートナーだ。日露双方の関心事項の話を続けていきたい」と応じた。両首脳は、ロシア極東・東シベリア地域の開発に日本が協力することでも一致した。
首相は18日夕に帰国する予定だ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090218-OYT1T00434.htm
結局2月18日には北方領土返還は発表されなかった。米国が経済的に破綻し世界覇権が崩壊するまでは北方領土は返還されないのかもしれない。
次の目処となるのは5月に予定されるプーチン首相の訪日である。この時点で米国の経済状態がどの様なものになっているかが全てを決定する様に思われる。
【3月5日追記】
●北海道新幹線:15年度開業に向け作業順調 - 毎日新聞 2009年3月4日
北海道新幹線(新青森-新函館、149キロ)の15年度開業に向け、青函トンネル(54キロ)に新幹線専用のレールを新設する「三線軌道敷設工事」と、渡島管内木古内町と北斗市にまたがる渡島当別トンネル(8・1キロ)の掘削工事が、報道関係者に公開された。
青函トンネルは在来線との共用区間になるため、既存の2本のレールの外側に新幹線専用のレール(1本200メートル)をつないで新設する。在来線との兼ね合い上、作業は列車の走らない午前0時~3時半に限定されるため、レール敷設は一晩に3本が限界という。
公開された2月26日未明は、吉岡海底駅(渡島管内福島町)から青森県側に3キロの地点でレールを締結装置の上に固定する作業が行われた。JR北海道木古内新幹線工事事務所の松波摂哉所長によると、トンネル内の敷設工事の進ちょく率は4%。
渡島当別トンネルは北海道新幹線のレール新設区間で最長となる。東西から1日に7メートルずつ掘り進められており、あと800メートルほどで貫通する。公開に同行した中島尚俊・JR北海道社長は「作業は順調。新幹線開業に向け、まちづくりにどのように生かすかを考える時期に来た」と話した。【水戸健一】
《北海道新幹線》73年に青森市から札幌市までの整備計画が決定。05年5月、先行整備区間として新青森-新函館が着工された。青函トンネルなど在来線との共用区間は82キロ。北海道に38キロ、青森県に29キロの新設区間がある。工事は独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が実施、一部をJR北海道に委託している。
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090304hog00m020010000c.html
どうやら、青函トンネルは1067mmと1435mmの軌間になるようだ。シベリア鉄道との直通運転が行われる場合は、フリーゲージトレインに限定されることになると思われる。
↓↓↓ 一日一回クリックしていただくと更新の励みになります。
どうせなら、私は千島全島返還請求すべきと思うんですがねえ。(本来は南樺太も、と言いたい所ですが、これは不可能でしょうし。)
直通にしてしまうと、密輸も破壊工作もし放題。
兵員輸送だってお茶の子さいさいでっせ。
あえて挟軌のまま線路引いて、意図的にボトルネックを残し、直通はJRの運行するフリーゲージトレインのみとするのが安全でしょう。
>あえて挟軌のまま線路引いて、意図的にボトルネックを残し、直通はJRの運行するフリーゲージトレインのみとするのが安全でしょう。
もし軌間を統一しないのであれば、宗谷海峡トンネルを建設せず、ウラジオストクやナホトカの港でシベリア鉄道に積み替えている現状そのままで良いと思います。
私が気になるのは、東北新幹線の青森延長より先に秋田新幹線建設が実行されたことです。日本政府は東北新幹線の青森延長を意図的に先延ばしにしていると思われます。それは、青森延長が実現すると次は函館延長となり、青函トンネルに1435mm軌間の新幹線のレールを工事する必要が出てくるからです。つまり、日本政府は青函トンネルには1520mm軌間のレールを引くつもりなのではないか、ということです。
中国人浸透圧
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2009/02/post_0b84.html
少なくとも青函トンネルは掘られた時点で1435mmの新幹線車両に対応してますし、既に北海道側でも三線条規化されてますよ。
明らかにロシア脅威になり日本侵略の拠点になります。
日露戦役前にリベリア鉄道が延伸されて来たのはとてつもない脅威で他国の鉄道がそのまま乗り入れるのはまるで地続きと同じではないでしょうか。
これが新幹線の軌道敷きがシベリアの玄関口までというなら多少は脅威が緩和されますが。
日韓トンネルを画策している宗教団体がありますが鉄道とはいえ大陸とつながるのは海洋国家日本としては多少とも違和感を感じます、パイプラインならそれほどでもありませんが鉄道は物資だけでなく人も運びますから。
広い面積で農産物は自給できエネルギーはサハリンから供給されるとなると独立という問題も絡んできます。
北海道は気象的、動植物的にオホーツク圏に属しロシアに依存してエネルギー、経済が成り立ち、歴史的にも北海道の侵略をもくろむロシアですので手放し出ガス供給を喜べない部分はあります。
エネルギーのみならずロシアの鉄道がそのまま乗り入れるというのはいくら何でも無謀ではないでしょうか。
ロシアは確実に狙っています、アメリカからの独立とエネルギーの独自調達は積年の課題であるのは確かですがそれらとバーターであるならロシアの侵入を認めるという管理人のスタンスには違和感があります。
北海道を守ると言う観点は必要ではないでしょうか。
むしろ、4000kmの陸上国境の対岸に済む14億の中国人の脅威に対抗するために、ロシアは日本との政治的・経済的・軍事的な友好関係を必要不可欠としていると思います。日本とロシアでは日本の方が強い立場にあるのです。
日本が裏切られるのは目に見えている。
こんなヤクザ国家を相手にするよりも、ヨーロッパや南米や東南アジアと直接取引すりゃいい。
で、北方領土は二島返還?ああこりゃロシアの思う壺だよ。まぁ樺太を渡すって言うんだったら考えるがな。
じゃなきゃロシアとの友好は有り得ないな。
ロシアは必ず攻めてくる~という替え歌をご存知かどうかはさておきまして。
皆様、ロスケは信用ならないという意見でほぼFAでありますね。
積み替えで対応は大賛成であります。経済的にもその程度で十分なメリットしかないでしょう。
青函トンネルの規格については詳細は知らないのですが、新幹線規格は欧米の標準軌より車体が大柄だと鉄道ジャーナルか何かで読んだ記憶がありますので、もしかすると、1520mm軌に対応可能な設計になっているかも知れませんね。
私は、中ロのような陸軍国家と「地続き」にしてしまうのは大反対です。まぁ最悪、先遣部隊がトンネルに入ったところで爆破して埋めてしまえば話は早いですが……そのような「付け入るスキ」を与えなくとも、ロシアの潤沢な資源を生かして、燃費の悪いスーパーテクノライナーでも再就役させればとか今思いつきました。
ロシアは信用出来ないですシナへの牽制に是々非々で組むにしても日本防衛の為の抑止力として
核武装とスパイ防止法が必須であります。
米国のアカデミー賞 外国語映画賞をおくりびとが受賞しました。
バンザイ\(^O^)/万歳
奇しくも昨日鑑賞致しました、日本のソフトパワーが見事に発揮されました、日本防衛の一環と考えております。
話題転じて、来たる3月7日に横浜の軍事専門書店 軍学堂さん主催にて兵頭二十八氏の講演会が行われます、
反日勢力との戦いの展望
トヨタ自動車躓き後の日本経済等々
まさに一回で何回でも味わえる内容にて志ある政治軍事経済通の方々には見過ごせない講演会であります。
ネットで横浜 軍学堂で検索されるか兵頭二十八半公式サイトから検索申込みが可能であります。
中川昭一さん 麻生総理叩きに狂奔する暇で広告税潰しのマスコミに怒りを覚えつつ。(●^ー^●)(●^ー^●)m(__)m
僭越乍宣伝乱文にて 敬具
またダメでしたね
湯田屋による湯田屋の為の賞でもありますし。
それからロシアも冷戦後の米国も中国も信用出来ないという点では一緒。
つうか外交関係なんて本来そう言うもんでしょう。
ナイーブ過ぎちゃやって行けません。
日本に取って選択肢が増えるのは良い事だと思いますね。
特にロシアは地下資源が豊富ですし、市民レベルでは親日的です。
米国に匹敵するだけの核保有国でもあります。
このまんま米国従属しても食い物にされて衰退するだけだと思いますがね。
少なくとも中も露も米国のようには内政干渉(日米投資イニシアチブや対日年次改革要望書)して無いし、金融支配するだけの能力もないように思いますね。
移民受け入れもアメリカの要求によるものでしょう。
何よりも米国が中国とのパートナーシップを選んでるように見えるんですがね。
それから中国が赤化する前の連合国(米国)の対日方針を思い出していただきたい。
当初は中国をアジアでのパートナーにして日本を1930年代の水準に抑え込むと言う方針だったんですよ。
冷戦が終わって再びその方針に戻ったと私は見ています。
中国はともかくロシアとは産業的にもお互いに補完しあえる部分が大きいと思いますがね~。
日本人の多くは冷戦時代の思考から抜け出して無いようで・・・
対中国としての日露連携は机上の空論でしかない。