ポパイブログ2-スタッフ版

お料理、季節のお野菜、私の焼く手作パンのことなどを、書き綴ってまいります(ポパイは花巻市にある白金豚のアンテナ店です)

食べること

2006-11-29 | ひとりごと
続けることって大事だな、と感じつつおさぼり気味のブログ。
いかん、いかん。今日はお休みなので、じっくり、書いてみたいな。と。
飲食店で働いていると気になるのが、「食べ方」です。
お金を払っていただいているので、どんな風に食べようとお客様の自由ですが、そこには人の育ちとか、生活スタイルとか、色々なものが見えてきます。
ある意味、反面教師。
どんな食事の仕方をしているのか、疑いたくなることもしばしば。
「食育」という話題が最近、ほんと、多いですね。

東京、大阪にこんなお店がオープンするそうです。
「グラスティアラパティスリー」
12/1(金)にサンシャイン池袋店、12/8(金)に阪急三番街店の2店舗オープン
ブランドのコンセプトは、親子で感じたい非日常。たとえば別荘とか、避暑地とかを思わせる洋服や小物を自分だけではなく、将来、友達感覚で付き合いたい自分の子供と、今から一緒に楽しみたい、みたいな。そんな想いがこめられたブランド、それがGrasstiara。
展開アイテムは、カジュアルを中心としたトップス、ボ トムスなどのアパレルとバッグ、アクセサリーなどの雑貨関連で、親子向けともに充実したオリジナルデザインを揃えるほか、ヨーロッパの新鋭セレクトショップで扱う、キッズ向けブランド「JUDITH LACROIX(ジュディス ラクロワ)」や「Caramel(キャラメル)」など、ママ目 線でセレクトした、クオリティーの高いアパレルを取り揃えます。
また、ヨーロッパで人気のクリエーターズブランド「MINI LABO(ミニ ラボ )」や 「anne-clairepetit(アンクレール プチ)」のマスコットなど、デザイン性の高い雑貨も多数。
今年9月に小田急線成城学園前駅の駅ビル「SEIJO CORTY(成城コルティ)」と小田急線町田駅前のファッションビル「町田モディ(modi)」にオープン。
そんなグラスティアラブランドから、この度、新たに親子のためのスイーツ&ティールーム「Patisserie Grasstiara(パティスリーグラスティアラ)」が誕生。
コンセプトには「食育」が挙げられています。素敵なお店で美味しいスイーツを美しく、素敵にいただく。人の目に触れながら食べ方のマナーが身につけられるお店ですね。幼いころから、高木シェフのお菓子をいただくなんて…羨ましい限りです(笑)。
 詳しくはこちらで http://grasstiara.com/index.html
このお店もやっぱり、普段使いではなくて、非日常。ちょっとおしゃれをして親子でお茶、っていうのもあこがれます。

難しいことや立派なことはわからないけれど、幼いころの食事風景や食卓を思い出すと、何てことないことが、とても大切だと思います。
実家は農業を営んでいます。祖父母はとても食べ物を大切にする人たちで、お魚は頭から尻尾まできれいに残さず、ごはん粒一粒まできれいに食べていたことをよく覚えています。
だから食べ終えた後のお皿は、とてもきれい。
残すことが悪いのではないと思います。少食の人に無理して食べさせることは酷。
食べ物に感謝して食べること、それが大切だと思います。
食べ散らかした後のお皿にはそれが感じられない。
会話を楽しみながら、お料理のことを語らいながら食事をすること、それも食育のひとつなのかも、と思います。そんな食事の後のテーブルには、ごはん粒が散乱していたり、なんてことはないでしょ、きっと。
ほんの小さなこと、些細な日常の食卓から、食育って行われているのではないでしょうか。