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ソフトバンクが個人向け社債4000億円を発行・・・今年は1兆円を社債で調達

2013-06-05 15:00:00 | 時事/金融危機
 

■ ソフトバンクの個人向け社債で4000億円を調達 ■

ソフトバンクは3日、4000億円の個人向け社債を発行すると発表しています。

償還期限は5年で、金利は1.74%

銀行の5年定期預金の金利が0.5%以下ですから、お金持ちが群がりそうです。



用途は下記の通り。


スプリント・ネクステルの事業に対する投資資金の一部

当社社債の償還資金の一部に充当

既存借入金の返済資金の一部に充当


本年度は1兆円を社債で調達する予定だそうです。


■ 株や銀行融資では無く社債発行の意味 ■

ソフトバンクは株を発行すると、希釈化でソフトバンク株保有者が損を被り、銀行融資では使途が限定されると説明しています。

金利が本格的に上昇する前に、資金調達しておこうという事ですね。さすがに先読みが効きます。



しかし、借金返済に年間1兆円の社債を発行する会社ってドウヨ?



こういう経営を世間では自転車操業と言いますが、銀行も相当ソフトバンクに貸し込んでいるだけに、潰す訳にもいきません・・・。


ソフトバンクの大きすぎて潰せない作戦は、はたしていつまで継続可能なのでしょうか?