各国国債金利が上昇し、債権市場も株式市場も売られています。
理由は米景気の回復予測によるFRBのQE3の縮小予測。
でも、これって何度も繰り返されてきた事で、
市場は景気回復の兆しが見えると、量的緩和の継続を促す為に米国債やその他の市場に圧力を掛けます。
要は、「量的緩和が終了したら死んじゃうぞ」アピール。
そうして、当たり前の様にQE3は当分継続するという言質をバーナンキから取り付け、
それを材料に、一段とバブルを膨らめて行くのです。
アメリカ株も、アメリカ国債も緩和資金が流入する間は拡大を続け、
日本株も米国株につられて、再び上昇するでしょう。
こうして、下落と上昇を繰り返しながら、フィナーレへと向って行くのです。
現在の状況は、『リーマンショック 第三幕 「無限の催促」 』といった所。
俗称は「おねだり」です。