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風張林道 + 都民の森 ・・・一日で2度美味しいライド

2022-09-01 15:25:39 | 時事/金融危機

 

東京近郊の激坂4天王にには諸説あるが、一般的には「子の権現」「和田峠」「筑波山・十三塚」「風張林道」辺りでしょうか。ローカルでは千葉県の「富山(とみさん)」辺りはこれらの峠のさらに上位互換だと思うのですが、そもそもかなりの「テクニック」が無いと登攀不可能。

東京近郊の人がアクセスし易く、それなりの登り堪えがあって、中級以上の自転車乗りには「無理で無い」坂という意味では、「風張林道」がおススメ。仮に途中で足を着いても、そこから再スタートして終点の風張峠まで到達できれば「それなりの達成感」を味わえます。最大傾斜区間の路面がキレイで道幅が広い事もススメの一つ。道幅が狭すぎる場合は蛇行が出来ませんし、路面が悪すぎる場合はダンシングで後輪がスリップして転倒する危険性があります。

ところで、「激坂」と一口に言っても昨今はスプロケットが大口径化していますから、コンパクトクランクで、後ろ32Tや34Tならば、初心者の女性だって攻略不可能ではありません。逆に言えばギアー比3のピストやシングルスピードならば10%超えは「激坂」になります。だから「オレ、ラピタ坂登れたぜ」なんて人にはギアー比を聞いた方が良い。「コンパクト+乙女ギア」ならば、ある程度の自転車乗りならば登れて当然。

坂道が嫌いな私ですが、これまでに「絶対に無理」と感じたのは富士山の「アザミライン」。3km以上の15%越え、所々20%という坂道は、小野田坂道や真波山岳にお任せしたい。このクラスになると、蛇行に切り返しで前輪が浮きまくるし、下りも怖い・・・。

そんなこんなで、貧脚の私には「風張林道」が丁度良いレベル。最近ではセミコンパクトクランク(52-36T)にリア32Tがデフォルト。これならほぼシッティングで楽に登れます。(きのこセンターの下以外は)

 

ただ、楽に風張林道を登ると、何か「もの足りない」・・・・。「俺たちの戦いは、これからだぜ!!」って気分で檜原村役場まで戻る事になる。そうすると、奥多摩周遊道路で都民の森に「無性に登りたくなる」。これ、何なんですかね・・・千葉から五日市まで輪行して「風張林道1本」というコスパの悪さに、「貧乏性」が抵抗を示しているのでしょうか・・・。

 

そんな訳で、今回も風張林道から、表奥多摩周遊道路経由で都民の森を「お代わり」しちゃいました。ただ、その後、あわよくば「都留峠→裏和田峠」という一粒で4回美味しいルートを密かに狙っていたのですが・・・・これ無理。もうすぐ57歳のメタボオヤジが真夏にチャレンジするコースでは無かった。

そんな事もあろうかと、中型サドルバックには、しっかり「温泉セット」が忍ばせてあります。武蔵五日市の駅まで5kmの地点に「瀬音の湯」という日帰り温泉施設がある事をチェック済です。ここ、地下1500mからくみ上げたアルカリ泉で、屋内浴槽は加温してあるが、源泉かけ流し。

 

自転車乗りで無ければ意味不明の文章が続きましたが、今回のライド、翌々日から都民の森から三頭山に登ぼる家内に「都民の森のパンフレットを貰って来て」というミッションを完遂する為のものでした。だから、都民の森まで、何が何でも到達しなければならなかった・・・。普通やらないよね、「風張林道」から「都民の森」の「お代わり」って・・・。え?、風張林道から都民の森に降りれば楽勝だって・・・それ、チャレンジじゃないから・・・。