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ダボス会議の提唱する「疾病x」って何?…AI時代の人口管理

2024-02-29 10:55:34 | 危険なワクチン

<メモ書き>

 

🔳 謎の疾病 X  🔳

「謎の疾病X」などと書くと「謎の彼女X」(これ名作)みたいだけれど、本日は半分与太話で、半分本気。

今年のダボス会議の気になるセッションの一つが「謎の疾病Xに備える」というモノ。「疾病X」とはWHO が2017年頃に提唱した「致死性の高い未知のウイルスによる病気」の事で、新型コロナウイルスが「疾病X」だったと思われていました。

しかし、今年のダボス会議が「疾病X」をテーマの一つとして取り上げた事で、何やら危険な予感を禁じ得ません。ダボス会議では「新型コロナウイルスの20倍の毒性」を仮定したディスカッションが行われた様です。

WHOは各国で「パンデミック条約」の締結に積極的ですが「疾病X」が想定されるウイルスの可能性が高い。

🔳 人口削減を急ぐ世界 🔳

数年前ならば「ビル⚪︎⚪︎ツはワクチンで人口削減を企んでいるらしい」というネットの噂話を「アホな陰謀論」と笑っていられましたが、チャットGTPの登場で「人口削減」が現実味を帯びて来た。

AI化の急激な進行は、「大量失業時代」を到来させます。影響は既に出始めており、事務作業をAI化して人件費を削減する企業は日本でもでて来ました。「仕事の6割が失われる」という予測が有りますが、

ソフトウェア会社に勤める友人によれば、簡単な命令でチャットGTPは8割正解のプログラムを瞬時に作るそうです。人間は、それを手直しするので効率が高まる。

現状「8割の正解」ですが、これが「10割」に近づくのは時間の問題です。生成型AIは、人々が使えば使う程学習して成長して行きます。プログラマーが失業する時代はすぐそこまでやって来ています。(多分)

他の分野でも「自動化」は急速に進むので「失業率6割」も起こりうる未来です。ところで、失業した人達を政府は養う事が出来るのか?多分、無理でしょう。そこで「疾病X」の登場です。

🔳 人口削減は難しい 🔳

人口削減に最も有効なのは戦争です。しかし、大国が核兵器を大量に保有する時代に大国間の全面戦争は難しい。核兵器を使わなければ可能ですが、その選択は核抑止力を無効化させます。「どうせ使えないなら無いに等しい」。

次に候補に上がるのは「致死性のウイルス」でしょう。しかし、人々を等しく死に追いやるウイルスは、仕掛ける側にも死をもたらすので使い勝手が悪い。

では、新型コロナワクチンの様な「悪いワクチン」はどうでしょうか?これも大多数の人がワクチン接種で亡くなれば、政府やWHOの責任追求は免れません。

🔳 新型コロナワクチンによる選択圧 🔳

ただ、人口を単純に減らすのでは無く、「優秀な人材を選択的に残す」必要が有ります。尤も、AIの時代の優秀な人材は、「機械やAIがやらない様な単純労働を黙々とこなす人」かも知れません。

そこで利用されたのが「新型コロナウイルスとワクチン」です。私はコロナ騒動は「ワクチンに対する疑惑」を人々に植え付けるイベントではなかったのかと疑い始めている。コロナウイルスもワクチンも、人口を抑制する目的には毒性が弱すぎます。

しかし、次に致死性のウイルスが蔓延した時に、ワクチンに疑念を抱く多くの人がワクチン接種を拒否する可能性が高いが、仮に本当にの致死性のウイルスだった場合、ワクチンを接種しなかった人達は死に絶える。

🔳 AI時代の優秀な人材 🔳

政府に批判的な人物や、トランプ支持者の様な単純な陰謀論者がワクチン接種を拒否して死んでも「アイツらは陰謀論者だから死んだ」と笑われるだけです。政府に批判は集まらない。

しかし、生き残る人が必ずしも知的に優秀であるかと言えば、むしろ逆です。メディアや政府を「無条件に信じる」羊の様な人達ばかりが残る可能性が高い。しかしAI 時代には、こういう人達こそ政府にとって「優秀な人材」なのかも知れません。先述した様に「知的労働」の多くはAIが担うからです。

 

🔳 拍子抜けの新型コロナ騒動の真の目的 🔳

新型コロナワクチンの、大して危険では無いが、あからさまに「政府に疑念が向く様に計画された情報漏えい」を見るに当たり、次のパンデミックのワクチンは接種すべきでは無いかと陰謀脳が囁いている。

 

既に日本の研究機関でも「疾病X」への取り組みがスタートしています。

 

「君は生き残る事が出来るか?」

 

 

本日はちょっとしたヨタ話でした。


米商業不動産市場に注意…足元から崩れる危機

2024-02-06 06:23:19 | 時事/金融危機

🔳 米商業不動産市場の悪化 🔳

ニューヨークの地方銀行のニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)の株が急落するなど、銀行危機の第二幕が始まった様です。シリコンバレー銀行の破綻は米国債の下落による含み損の急拡大でしたが、今度は米商業不動産市場向け融資の不良債権化が原因で、日本のバブル崩壊に似ています。

アメリカはコロナ以降、オフィスの空室率が高止まりし、商業不動産関連のデベロッパーが危機に陥っています。地方銀行の多くはこの様な企業に融資していますが、借り換え金利の上昇で融資が焦げ付く可能性が出てきた。また商業不動産関連の債券も下落して、多額の含み損が出ています。

アメリカの地方銀行の多くが、ニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)同様のリスクを抱えているので、アメリカの地方銀行の破綻がコレから続く可能性が高くなります。

🔳 機器は米国限定では無い 🔳

米商業不動産市場の下落は、日本や他国の銀行にも影響を与えています。ドイツ銀行は融資に占める米不動産向けが1.5%有り、ここでの損失が拡大しています。

日本のあおぞら銀行も、3月期の最終赤字を発表ぢていますが、米金利上昇による有価証券の含み損の拡大と、米商業不動産向け融資の貸し倒れ引当金を上積みした事が原因となっています。

ドイツ銀行やあおぞら銀行に限らず、世界中の銀行が同様のリスクを抱えています。米商業不動のデベロッパーの破綻が連続すると、不良債権が大量に発生します。コレらの融資は債券化れて世界中にばら撒かれていますから、リーマンショック同様の危機が発生する可能性も有ります。

 

🔳 借り換え金利の上昇がジワジワと首を絞める 🔳

米商業不動産関連のデベロッパーは、空室率の増大と同時に、借り換え金利の上昇に苦しめられています。FRBは利下げに慎重ですが、多少の利下げは焼石に水でしょう。日銀が金利を必死に上げずに「最後の貸し手」の様になっていますが、日人の利上げは国内だけで無く、海外の市場にも大きな影響を与えるはずです。

 

🔳 ネガティブな価格上昇に浮かれる市場 🔳

BRICSを始めとした非西洋諸国が、元や自国通貨決済を拡大する事で、ドルの実需が低下して、余ったドルは資産市場に流入しています。米株や日本株などが値上がりしているのは、このようなドルや、債券市場から逃避したドルがが流入している事が原因ですが、コレはネガティブな価格上昇と言えます。

 

🔳 足元から崩れる危機? 🔳

米商業不動産市場は、どこかでサブプライム危機と同様の崩壊を起こしますが、コレをトリガーとして銀行危機が連鎖すると、バブル崩壊が起きるリスクが高まります。

リーマンショックは、レバレッジを掛けまくったヘッジファンドの破綻によって危機が急拡大しました。コレはピラミッドが上から崩壊する様な危機でした。

しかし、今度の危機は地方銀行や中小の金融機関の破綻の連鎖によって、地域経済が足元から崩れる様な危機になるかも知れません。

リーマンショックの反省から世界は高いレバレッジなどの過大なリスクを避けて来ましたが、一方で金融緩和の長期化は、あらゆる所にリスクをこっそりと仕込む結果となった。米国債の様な「安全資産」が原因となってシリコンバレー銀行が破綻した様に、健全な融資や投資が危機の引き金になるのが、金融緩和バブル崩壊の特徴でしょう。黒い白鳥では無く、灰色の白鳥が湖に突然群れを成して出現すると私は予想します。

追記

リーマンショックは「金持ちバブルの崩壊」が実態経済に影響を及ぼし増したが、地銀や中小の金融機関が破綻する危機が発生すると、地域経済が崩壊します。拓銀の破綻が北海道経済の悪化に大きく影響した様に、日本の地銀に危機が広がれば、中小企業の倒産が拡大して、失業者も増えます。

金融緩和というぬるま湯に長い間浸っていた日本ですが、そろそろ本気でリスクと向き合う時期が来た様です。