人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

アニメよ今年もありがとう!!・・・・私的ベスト10

2013-12-31 03:42:00 | アニメ
 



今年もやってまいりました、年末好例の「今年のアニメ私的ベスト10」

もったいぶらずに第一位の発表です!!

1位 『のんのんびより』

「間」の表現力・・・今期最強 『のんのんびより』

田舎の分校の子供達の1年を、ほのぼのとスケッチした名作です。
「日常系アニメ」の到達点であり、映画も含めた全ての映像作品の中で比較しても、極めて高いレベルにある作品と言えます。

監督の川面真也氏の「初監督」作品ですが、川面氏は数々の作品で演出として素晴しい手腕を発揮してきただけに、監督デビューにして既に完成された安定感が漂います。

特に独特の「間」の取り方は、『True Tears』の9話「なかなか飛べないね」で既に異彩を放っており、風景で間を繋ぐ演出や、カットアップ的な手法も既にこの頃から多様しています。

非常に映画的な臭いを感じさせる作風で、とにかく「空気感」を作り出すのが上手です。『のんのんびより』でも四季の空気の臭いの違いまで描き分けています。

シリーズ構成は、今年ノりに乗っている吉田玲子、そして脚本には志茂文彦の名も。


1位  『京騒戯画』



さて、続いての第一位は・・・・あれ、2位じゃなにの?
・・・いえいえ、一位です。『のんのんびより』と甲乙付け難いので、この作品も1位。


良く分からないけれど「何だか凄い」事だけが分かる・・・『京騒戯画』

東映アニメの秘密兵器、松本理恵監督の『京騒戯画』は難解な作品です。

前出の川面監督か、かなり論理的で技巧的な演出を駆使するのに対して、新人の松本監督はまさに感性の赴くままの演出をしています。

めまぐるしく変る表現手法や、躁常態の喧騒など、作品自体は荒削りです。しかし、観る人をひきつけて離さない魅力に溢れた作品で、なんとも言えない「幸せな気分」を味わえるという意味において、今年最大の収穫とも言えます。

細田守の『デジモンアドベンチャー』に感銘を浮けて東映アニメに入社したという女性監督ですが、『プリキュア』ファンの間では、その知名度は既に高かった様です。


1位 『有頂天家族』



続いての1位は・・・・エエエエー、又1位なの??
そう、今年のベスト10はトリプルクラウンなのです!!

吉原正行氏の初監督作品、『有頂天家族』。

初監督作品ですが、吉原正行氏もアニメ業界で永く活躍されてきた作家さんです。
満を持しての監督作品ですが、いきなりこのクオリティーは素晴しい。

森見登美彦の作品は映像的で、アニメに向いているとも言えますが、それだけに下手な演出をすると陳腐に陥り易い。特に、妙に時代掛かったセリフや描写をそのままやるとダサくなります。

吉原監督は、非常に現代的なセンスの中に、時代掛かった設定を上手くちりばめており、そのバランスが秀逸です。

そして下積みが長いだけに、演出は既にベテランの域に達しています。
特に第6話「紅葉狩り」は出色の出来栄えで、単話だけなら、今期ベスト1と言える内容です。
現在のジブリ映画に1800円払うならば、私はこの6話目を10回連続で見たい。

とにかく、こんな作品が普通にポンと出て来る日本のアニメ業界のレベルはスゴイ。


4位 『たまこまーけっと』



このOPだけで今期最強・・・『たまこまーけっと』 

これまた今年、飛ぶ鳥を落す勢いの吉田玲子がシリーズ構成。

京都のお餅屋さんの娘、「たまこ」と彼女を巡り人々の日常系作品。
とにかく、たまこの所作の一つ一つに、アニメの培ってきた伝統を感じずにはいられません。
京アニの作品のクオリティーの高さは、スカートのプリーツの揺れ方などに遺憾無く発揮されています。

『のんのんびより』さえ無ければ、1位に入れる内容ですが、同じ系統の作品ではやはり優劣を付けざるを得ない。

違いは僅かなのですが、アニメ的世界観の中に閉塞するか、アニメの外の世界にきちんと繫がっているかの差はとても大きい様に思われます。

『のんのんびより』はアニメを見ない様な人が見ても理解出来る内容。日本人の普遍的感情の根源にコミットする力を持っています。『たまこまーけっと』も同様の力を感じる作品ですが、一方で視聴者であるオタクに媚びている感じも強い。

実は『たまこまーけっと』は表面上は山田洋次監督の寅さんシリーズに非常に良く似ています。お団子屋さんの日常とお持ち屋さんの日常。

しかし、山田洋次を小津安二郎の系譜で眺めた時、『のんのんびより』の方がその正等な継承者である様に私には感じられます。「馴れ合い」とは対極の緊張感が存在するのです。

『男はつらいよ』シリーズにもある種背筋に一本通った所が感じられます。それは、ちょっと「困ったちゃん」である寅さんと周囲の人の間にある距離感から生まれる一種の儚い様な感覚です。仲良くしていても、ベッタリとはしていない・・・・。ある種のリアリティーがそこには存在します。

『たまこまーけっと』と『のんのんびより』の最大の違いは、このリアリティーが在るか、無いかでは無いかと・・・。オタクの深層にコミットするか、一般人の深層にコミットするか、そんな違いなのかも知れません。


5位 『サムライフラメンコ』



現実ヒーロー物に見る日米の違い・・・『サムライフラメンコ』VS『キックアス』 
何気に「スゴイこと?」になっている『サムライフラメンコ』
「こんなのアリエナイ!」から「アリかも?」の転換・・・『サムライフラメンコ』の脚本の構造  

年を挟んだ2期構成の作品なので、完結していませんが、この作品からも目が離せません。
倉田英之の脚本のセンスが光りまくる『サムライフラメンコ』。

一見、軽い乗りのヒーロ物のパロディーですが、料理の仕方でこんなに面白い作品になるというお手本。とにかく予測から大きくかけ離れた方向に話しが進んで行きます。

技巧的な作品だけに、それが気に入らないという人も多いと思いますが、私はそれも含めて評価したい。

実はフラメンコダイアのキャラだけで全てが許せてしまう・・・。

6位 『悪の華』



実写とアニメの境界・・・『悪の華』

ロトスコープという実写先取りをアニメで描き起こすという、欧米では良く使われる手法を用いた意欲作です。

アニメと実写の違いとは何か・・・。漫画の実写化作品とは何が違うのか・・・。そういった映像表現の根本にチャレンジする作品です。

実写では出せない「違和感」が作品を支えているとも言えます。

7位 『キルラキル』



コマケーことは気にするな!! アニメの自由を開放する『キルラキル』
このアニメを観たら他のアニメが全てつまらなくなる・・・『天元突破 グレンラガン』

『グレンラガン』のスタッフが2匹目のドジョウを狙ったとも言えますが、「アニメの本質とは何か」という問題をひたすら追及しています。

「キレイな作画」が評価される昨今の小さくまとまってしまったアニメ業界に強烈なパンチを喰らわせる作品。永井豪のDNAは顕在です。

8位 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』



エンタテーメントとしてのアニメやラノベが忘れてしまったものを思い出させてくれる作品として、もっと評価されて良さそうですが、実は高校生達はこの作品をしっかりと支持しています。

表現者の年齢が、受けて側と同年代というのがラノベの最大の魅力です。下らない作品も多いのですが、同年代の悩みをエンタテーメントに昇華した時、思わぬ作品が生まれます。

アニメも丁寧な作りで、私は好きな作品です。

9位 『ガッチャマン・クラウズ』



伝説を断ち切る勇気・・・『ガッチャマン・クラウズ』 

ちょっと何をしたいのか分からない作品になってしまったのが残念。
アングラ演劇に似た様な構造を持っており、表現が目的化して失敗するパターン。

それでも、タツノコプロが何だか新しい事にチャレンジしている意気込みは感じます。ガッチャマンという大看板を使って、これだけ斬新な試みをする、その勇気に拍手したい。

10位 『浪打際のむろみさん』



これまたタツノコプロの作品。
ショートコメディーですが、テンポが良く、スケールがギャップが面白い。

オープニング映像だけでも30回連続で見れます。
キルラキル並にパンクな映像です。




さて、異論反論色々あるかと思いますが、「初監督作品」を3作品も1位にしてしまいました。
どれか一つ選べと言われたら『のんのんびより』なのですが、松本監督の今後はアニメファンをしては大いに期待したいし、『有頂天家族』は視聴者が低年齢化してしまったアニメにおいては、重要な作品であるとも言えます。

2013年も終わってみると非常に充実した作品が多い年となりました。特に冬アニメにスゴイ作品が多くて寝不足です。

アニメ業界で活躍されている皆さんにとって、来年も実りある一年である事をお祈りしています。今年もありがとうございました。




最後に、今年も「人力でGO」をご愛読頂きありがとうございました。
私の個人的なメモ帳の様なブログですが、皆様のコメントや拍手を楽しみに、出来るだけ毎日更新するように心掛けています。


来年が皆様にとってステキな年でありますように!!





<追加企画>


過去の名作を見てみよう


今年は『無限のリヴァイアス』(1999年)、『ゼーガペイン』(2006年)、『True Tears』(2008年)という過去作品を見てみました。

キカケは全国ご当地アニメの動画で、わが町浦安が舞台の『ゼーガペン』を見た事です。これらの作品を見ると、現在の日本のアニメの陥っている問題点が良く分かります。

日本のアニメの問題点は、「視聴者の低年齢化」と「視聴者の理解力の低下」にある様です。上記3作品はどれも素晴しい作品ですが、『無限のリヴァイアス』はハードSF的な面が現在では好まれないでしょう。『ゼーガペイン』も哲学的内容なので理解不能として片付けられてしまいます。『True Tears』は、「暗い、ドロドロ」という酷評を受けそうです。

これは作品の問題では無く、視聴者の問題なのですが、制作サイドは視聴者の好みに合わせた作品を作らなければ経営が成り立たないので、上記3作品の様な意欲的な作品はこれからは期待出来ないのかも知れません。




『無限のリヴァイアス』
年明け1発目のアニメ評論はこの作品を取上げてみます。



揺らぐ「実存」に対するアニメ的な回答・・・『ゼーガペイン』は『エヴァンゲリオン』への回答




「花咲く」や「あの日」が吹っ飛ぶ名作・・・『Trure Tears』



来年は午年・・・・アベノミクスにゴールはあるか?

2013-12-28 04:54:00 | 時事/金融危機
 





各馬ゲートに入りました。

一番人気はアベノミクス、騎手は安倍晋三。



今一斉にスタート。

アベノミクス、良い走りです。まさに異次元。 



さて第二コーナーを回った所。

オリンピックという追い風ですが、少し伸に欠けるか・・・
 


おーと、最終コーナーで大外からFRBが斜めに刺して来たぁ!

景気回復というゴールに最初に飛び込むのは、どの馬かぁ!!




2013年も色々ありましたが、競馬に例えるならこんな感じ。
重たい馬場に足を取られてアベノミクスも息切れ気味。

はたして来年は景気回復というゴールが見えて来るのでしょうか?







アベは使えるヤツだな・・・

2013-12-27 06:31:00 | 時事/金融危機
 


バーナンキ   先生、アベがヤスクニに行った様ですね。

フィッシャー  これで日中関係はしばらくは最悪だな。

バーナンキ   日本製品の不買運動や、日本企業の排斥運動に発展するでしょう。

イエレン    そんな事、分かり切っているのにアベは何故ヤスクニに行ったのかしら。

バーナンキ   その方がアメリカにとって都合が良いからさ・・・。

フィッシャー  消費税増税と中国との貿易の縮小で日本経済はしばらく停滞だな。

バーナンキ   クロダはきっと異次元緩和をメガ盛りにしますね。

イエレン    又円安になるわ。

フィッシャー  米国債金利はテーパリングで上昇傾向だから、日本の資金はウェルカムだ

イエレン    助かるわ。金利が上がってきてヒヤヒヤしていたのよ。

フィッシャー  日中が対立すれば、彼らはアメリカを味方に付けようとするだろうな。

バーナンキ   そうなれば、我々が口に出さなくても彼ら米国債を買ってくれますね。

フィッシャー  願ったり、叶ったりだ。





オバマ     アベは何故ヤスクニに行ったんだろう?

ジャック    全く理解に苦しみます。

オバマ     我々は日中のどちらに味方すれば良いのかな?

ジャック    どちらとも適当な距離を取るのが得策でしょう?

オバマ     日本は同盟国だぞ?

ジャック    米国債を買ってくれる国こそが同盟国です。

オバマ     確かに、その通りだ。





安倍首相の靖国参拝には驚きました。こんなにメリットが無い事を何故する必要があるのか?こういう理解に苦しむ事が起きた時には、妄想がムクムクと膨らみます。誰かのメリットになるとすれば、それは安倍首相のご主人様のメリットに違い無い。

ついつい、そう考えてしまう私は根っからの陰謀論者。


リスクを取始めたメガバンク・・・国債から株に

2013-12-26 11:00:00 | 時事/金融危機
 

■ 日本国債の保有を大きく減らしたメガバンク ■


昨日のロイターの三井住友FGの宮田社長のインタビューは必読です。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE9BN07L20131224

1) 日本国債の保有を減らしている
2) 長期債を売り、残存も圧縮している
3) 短期のコール市場の担保分の国債として国債保有はゼロには出来ない
4) 株にシフトしているが、ポジションはロング
5) 資金需要がある所に積極的に投資してゆく。国内外は問わない。
6) 通貨スワップ的な手法で海外投資も増やして行きたい
7) 日銀の当座預金に資金が積み上がっているのは過渡的状況。

メガバンク各社が国債一辺倒から積極的なポジションと取り始めた様です。
一方で、生保、地方銀行、信金、奥的年金部門は、国債の保有額を増やしています。
そして一番国債を買い入れているのが日銀。

外国人保有は4%程度に下がっています。

■ 海外投資を加速させる日本の金融機関 ■

注目すべきは、海外投資に積極的な事。
FRBがテーパリングを開始したので、今後円安が進行すれば、内外の実質金利差はさらに拡大します。

日銀の当座預金に摘み上がった資金が、海外に流出する機運が高まっています。海外とは多分アメリカの事では。東南アジアへの直接投資は、メリハリを付けると言っています。

■ 株価はさらに上がるのか? ■

ゴールデンウィークまでの株価上昇局面で、日本のメガバンクは売り方に回っていました。塩漬け株を処理していたのです。しかし、今後は積極的に株式市場にも資金を投入する様です。理由は「インフレ」でしょう。国債金利がインフレ率に達し得ないとメガバンクは見ている様です。

日本国内の資金が株式市場に流入し始めれば、株価は当面底堅い推移をするはずです。国内勢が買い、海外勢が利確売りをする。この局面で何度か円高が演出されるのでは無いでしょうか。

■ 名目成長率にリンクする株価 ■

昨日の池田信夫氏のブログで、「株価は名目成長率にリンクしており、1980年を基準に名目成長率と株価を比較すると、現在の日本株の水準は適正なのかも知れない・・」と書かれていました。グラフもそれを裏付けている様でした。

名目成長率からズレルのは、多分為替の影響でしょう。

日本株市場の7割が外国人プレーヤーですから、円相場によってドル建ての日本株の価値は変化します。多分、1ドル100円の現在の為替水準がニュートラルで、円高になれば日本株は値下がりし、円安になれば値上がりする。ドル建てでは、多分それ程変化はないのだと思います。

ですから、日本株の今後の価格水準は為替相場の影響を受けるでしょう。
アメリカのテーパリングが順調に進めば、円キャリートレードも復活して円安に拍車が掛かるので、株価は現在よりも上昇するでしょう。

■ NY株の動きに注目すべき ■

メガバンクの資金が日本株市場に流入した結果、日本株は底堅い動きをするでしょう。
ただ、日経平均とダウは連動していますから、今後はダウの動きに注目です。

テーパリング後の混乱が少なかったので、ダウは強気に推移しています。
米経済指標も住宅着工件数などが好調の様なので、しばらく市場はリスクオンです。

■ 米国債金利がズルズルと上昇している ■

市場がリスクオンに傾くと、米国債金利が上昇し始めます。
10年債が3%、30年債が4%を伺い始めました。

テーパリングは長期金利の上昇要因ですから、米国長期債の金利の動向によっては、FRBが思わぬ発表をするかも知れません。ただ、それもテーパリング速度を緩める程度でしょうから、株式市場はそれも好材料と判断するでしょう。

■ 一見、全てが上手く回っている様に見えるが・・・ ■

FRBのテーパリングでパニックが起きなかった事で、一見、全てが上手く回り始めた様に見えます。これで、アメリカの住宅市場に火が付けば、米内需も回復し始め、日本の輸出産業も売上を伸ばす事になります。

世界的に株高になる要因が増えて来ますが・・・ここで気になるのが市場に溢れ返る資金です。FRBも金利を上げるまでには未だしばらく掛かると見ている様ですから、市場はバブルを生成し易い状態だと言えます。

2014年初頭が景気回復の節目となるならば、バブルは2年程度で生成される事になります。はたして、FRBはこのバブルの芽を上手く摘む事が出来るでしょうか?あるいは又放置するのか?

■ 新興国市場の動向が鍵 ■

米国内金利が上昇すると、気になるのは新興国市場。
資金の米国回帰が始まると、中国なブラジルやインドなどでバブルが弾ける可能性も。
特に、中国の国内が不安定になると、中国は日本に矛先を向けるだけに、尖閣問題が再び煽られる可能性があります。

アメリカが自信を回復すると、中国に挑発的な態度を取る事も考えられるだけに、東アジア情勢は微妙な空気に包まれます。

■ 危機は去ったのか? ■

先日のFRBのテーパリングの開始で、リーマンショックの危機は去ったかの錯覚を人々は覚え始めています。

しかし、経済や財政の現状を鑑みると、状況はリーマンショック時と大して変わってはいません。むしろ、アメリカも日本も、雇用の質が大きく低下しています

日本もバブル崩壊以降、何度か景気回復局面を迎えましたが、プチバブル的な回復で、その芽は日銀が丁寧に摘み取っていた様に感じます。金利上昇を何よりも恐れていた様に感じます。

アメリカも財政赤字が膨大に膨らんでいるので、金利上昇は財政を圧迫します。結局、危機は民間の市場から、国債市場に移動した様に感じます。


さて、米国債金利はどこまで上昇するのか・・・?
そして、イエレン体制は国債金利を上手く抑制する事が出来るのか?_

2014年はアメリカから目が離せません。



・・・な~んて、妄想記事を又書いてしまいました。
最近は悲感は好まれない様です。空気が変われば楽観を選好するのが市場。

クリスマスは何処に行ったの?

2013-12-25 10:54:00 | 時事/金融危機
 




天皇誕生日が12月23日になってから、どうもクリスマスの盛り上がりに欠ける気がします。

今年の様に24日が平日になる場合は、休日の23日が1日早いクリスマスイブになっている様な・・・。

そもそもキリストの生誕は25日ですが、気の早い日本人は24日をピークに盛り上がりってしまいます。25日はケーキの安売りの日。

昨日、夕方、近くのダイエーに買い物に行きましたが、食品売り場はガラガラ。買い物客もふつうの食材を買う人も多かった様です。そういう私も、餃子が無性に食べたくて、餃子の材料を買ってしまいました。ただ、クリスマスだから奮発していつもの2倍の量の材料を買いました。

・・・でも、餃子をいつもの2倍食べられるかと言えば・・・。それにニラは2倍だけど肉はいつもの量より少し多い程度だから、ニラ餃子になってしまいました。それでも一人20個くらいは食べたでしょうか。

何だか、ニンニク臭い朝を迎えましたが、本日もまだまだクリスマス。
「ねえ、クリスマスっていつ終わるの?」って、子供なら親に聞きたい心境です。


ちなみにサンタは来なかった・・・・。