ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

Fortnite

2020年09月06日 | 社会派らぼ
8月13日、Appleが「Fortnite」というゲームをApp Store から削除したため、販売元の Epic Games がAppleを独禁法違反で提訴しました。同日、GoogleのGoogle Play Store からも削除されました。翌14日、Epic GamesはGooglemo 提訴しています。

説明によりますと、Epic Gamesが発表したゲーム内での「Epic ディレクトペイメント」という支払方法は、使うと最大20%の値引きを行うというもので、Apple、Googleが徴収するアプリストアでの課金に対する30%の手数料を回避するものだとして、2社から契約違反だとみなされたようです。…というニュースを見た時は、Epic Games が30%の手数料をAppleやGoogleに徴収されることに対する不満を表明したもので、「Fortnite」というゲームが流行っているらしいことを知りました(笑)。

流行りのゲームはあまりしたことが無く、オーソドックスなマッチ3パズルやソリティア、数独のようなゲームで時間を潰す程度です(勿論、頑なに無課金です 笑)。今、小学生の間でダントツに流行っているのがこの「Fortnite」なのだそうです。トップが「fortnite」で22.1%、続いて「マインクラフト」17.0%、「あつまれどうぶつの森」が14.1%といった統計がありました。が、この小学生の指示を集めている「Fortnite」に困っている家庭も多いのだとか。

なんでも、他のユーザーを倒していくゲームだそうで(大抵ゲームってそんな感じですよね)、プレイ中の「ボイスチャット」(要するに普通に会話するだけだと思います)の言葉がひどく悪いのだそうです。そりゃあ、親としては夜な夜な自室にこもってひどい言葉遣いをしている…となると気になります。

更に、無料だから…という事で安心して使わせたものの、ゲーム内で課金をしたがって困るとも言います。ロールプレイングゲームなどでは、ゲーム内課金も良くあります。課金することでキャラクターを強くしたり、強いアイテムを手に入れたりすることができます。課金すればゲームを簡単にクリアできたりしますが、それは本来のゲームの楽しみ方とは違います…。ゲームそのものを楽しんでいるのでなく、制覇欲とでもいうものを満足させるだけだとは思うのですけれど、「もうちょっと!」となると、「課金しちゃえ」になるのでしょうね。

但し、「Fortnite」が他のゲームと異なるのは、課金で強くなったりはしないのだそうです。「スキン」といって見た目を変えたり、動きを変化させたりできるのだそうです。課金して有料のスキンを持っていないと、キャラクターは毎回ランダムに変わってしまって、友達とのコミュニケーションが取れない仕組みになっているようです。更に「ギフト」といって、ゲーム内コンテンツをプレゼントできるようになっているらしいのですが、「ギフトくれ」としつこく言う子どももいるようなのです。

子ども達の競争心を煽って儲けようとするのも、商売っちゃ商売です。が、射幸心を煽っているのは更に、たちが悪いような気がします。AppleやGoogleのStore削除が、単に30%の手数料を巡るバトルでなく、「子どもたちの生活を歪める有害な」ものだとして争ってくれたりすると、もっと世の中に影響が大きいのではないかと、フト思いました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿