ぱそらぼ (ぱぁと1)

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感性と感情

2009年06月04日 | 雑談
日頃、パソコンというのは「サイエンス」なんだと自説を主張しています(笑)。ですから、機械のエラーやプログラムのバグでない限り、「こうすれば」「こうなる」というのは、非常に論理的な道筋のはずなのです。その明確な道筋をたどりもせずにカチャカチャして、何回目かに偶然のようにできる…と言った風な使い方を、私は良しとはしません。キチンと要所を押さえて、合理的に使っていただきたいと思っています。

ただ「こうすれば」「こうなる」…と、いつも同じ思考回路を通り抜けなければ、結論に至らないのは、これはこれで本当の使い方とは言い難いとも思っています。何度かこの正規の思考回路を通り抜けているうちに、直感的に起きることを把握できるようになっていただきたい、言わば「勘」で画面を操れるようになっていただきたいと思っています。何度も繰り返しますが、論理性に裏打ちされた「感性」です。そこに来て、初めて本物になる…というのが、私の考え方です。

「感性」と書きましたが、「感性」と「感情」は区別しておきたいと思っています。感性は今も説明したように、キチンとした論理性の裏打ちなり、確信犯的な人生観の裏づけなりを持っているものを、そう呼びたいと思うのです。それは、正しく物事を考え、理解し、随所で自分を自制し、もっと遠くて大きい何かを持っているからこそのものでありたいのです。それに反して感情は、一時的で利己的で甚だ無責任であったりもするものです。人間には「理性」と「感情」があって…と、時に両面を取り沙汰されることがあったりしますが、その人を突き動かすものは「感性」であって、「感情」であって欲しくはないという風に思います。

某大臣の発言は、いつも甚だ「感情」的で、ご自身では歯に絹着せぬ明快な発言と思っておられるか知りませんが、政治家としてはかなり直情的でウカツだったりされているような気がします。キチンとした論理性を持ち、それが豊かな感性に支えられていて、全てを託せるような政治家は、もう輩出されないのでしょうか。





他の人が設定を変更してしまう…
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