情報の対価

テニスの全米オープン。錦織選手の大活躍で、日本中が湧き返りました。残念ながら、優勝はなりませんでしたが、十二分な活躍を楽しませてくれました。また次の機会を楽しみに待ちたいと思います。

が、今回の仕合でもう一つ話題に上っているのが、テレビでの地上波生中継が行われなかったということです。この大会は、独占放映権をWOWOWが持っており、有料サービスであるWOWOWOWの契約者だけしか、生で試合を中継をみることができませんでした。俄かに申し込み者が増えて、回線はパンク状態だったとも言います。

何のために受信料を払っているのだと…いった、抗議の声がNHKにも殺到したようです。が、放映権料は全試合1パックでなかなか高いらしく、サッカーW杯の時には高い放映権料が仇になったこともあり、難しいようです。

ニュースなどのネット配信も、次々有料になって来ています。簡単なニュースは無料でも読めますが、新聞サイトに行くには購読料がかかるようになってきました。スマホやタブレットから利用するアプリなども、有能で有料のものも多くあります。音楽配信やアイコン、スタンプなど、課金して購入する場面も数多くあります。

情報に、対価を支払わねばならないことは、良くわかります。だから、対価を支払えば見たいものが見られるような、テレビ局間での協定など作ることはできないものなのでしょうか。更に、課金がある程度当たり前の事になってくるとしたら、それぞれの箇所で支払う金額は少額でも、知らないうちに額がかさんでしまうようなことを防ぐ仕組みも欲しいと思います。


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