ぱそらぼ (ぱぁと1)

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お詫び

2014年09月07日 | 命の生き方
先般から矢面に立たされている朝日新聞に、新たな火種が勃発。月1で連載していた池上彰氏のコラムで、慰安婦問題での謝罪を求めるような原稿に、朝日新聞が掲載を中止しました。池上氏は、これに対し、その場で連載中止を申し出たそうです。これに対し、朝日の新聞記者が実名ツイートで会社を批判し、反響を呼びました。…結果、社側は掲載を見合わせた判断そのものが間違いであったことを認め、謝罪をしています。改めての掲載申し入れを、池上氏側は承諾したとのことです。

朝日新聞の謝罪では、言論封殺をしたのではなく、慰安婦問題の掲載には人権侵害や脅迫的な行為、営業妨害的な行為が懸念されるために、一時的に掲載を見合わせただけと述べています。このやり取りが外部に伝わり、多くの批判を受けたため、読者の信頼を取り戻すために原稿を掲載する判断をしたと経緯説明されています。が、当の池上氏は、コラム不掲載のお詫びでなく、慰安婦報道そのものの謝罪をしなければ、台無しだと指摘しています。

先日、ブログに自分の作品写真を載せていたクラフト作家が、自分の作品が盗作販売されていることに気づきました。当然作品の撤去とお詫び掲載を申し入れたものの、実際のお詫び文章は、初期の習作の写真が混じってしまったミスといったものだったらしく、その怒りの経緯を説明していました。

お詫びで思い出すのが、船場吉兆の会見。食材の産地偽装や食べ残しの使いまわしなどが発覚、釈明会見の席で、長男の社長が返答に窮すると、小さな声で「頭が真っ白になった」「何も知らない」と言いぬけ方法を伝授した女将。その小さなささやき声が、高性能のマイクを通して、全国ニュースで流れてしまったという事件です。

追い詰められて、道を誤ったと気づくことは多いものです。そこで、最低限の自分の立場を守りたいと思うことは、ちっぽけな人間の自然の感情かも知れません。「事実」だけを詫びて、そこに至った経緯を省みる気持ちがない時に、恐らく私たちは更に深い迷路に迷い込むのだろうと思います。道を誤った分かれ道に立ち戻ることが必須です。



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