蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

浮世絵を見に、自動車目線で姫路へ

2011-12-05 21:48:14 | 車でブラブラ

姫路の県立歴史博物館で開催の、四大(写楽・歌麿・北斎・広重)浮世絵師展を、新聞屋サンからタダ券もらっていたので、金曜日、見に行った。

Imgp2792

歌舞伎役者を描いて1年足らずで消えた、正体不明の写楽サン、遊女を主に描いた歌麿サン。
役者と遊女はそもそも、しかし江戸の町人の憧れ。
憧れの役者と遊女、彼ら彼女らの、当時のブロマイドが浮世絵だった、と言う事を何かの本で読んだ事がある。
江戸庶民、良民:町人は競って憧れの役者絵、遊女絵を買い求めたとか。
ああ言う細目の長い顔が、当時の美女、イケメンだったのか。
ワタクシは、やはりお眼目パッチリがイイな。

北斎サンは、世界で一番有名な日本人画家だそうで、輸出陶器のつつみ紙に使われていた彼の絵を、偶々フランス人が見つけたのが、有名になるキッカケだったとか。
あんなに沢山、色んな富士山を描いているとは知らなかった。

東海道五十三次のシリーズで有名な広重サンも、その東海道や、ゴッホが模写したあの有名な作品を描く前に、遊女を描いておられたそうで、それが歌麿サンのより艶めかしく、リアリティ。ワタクシはこっちの方がイイですナ。

版画(色刷りの木版画:錦絵と呼ばれるらしい)だから当然だけど、あまり大きな作品は無かった。本で見るのと同じサイズの感覚で、4大絵師の作品が並んでいて、大作とか言うのがニガテで、よく判らないワタクシには楽な絵画展だった。

会場を出ると、その先は改修中の姫路城。Imgp2793

周りは、紅葉の公園。Imgp2794

オッサン一人でウロチョロするには、似合わない場所なので早く帰りましょ。

加古川バイパス、姫路バイパスの無料区間は自動車専用路を、他は内陸の田舎道を、久しぶに車でブラブラ。
これらは昔の営業ルートだが、田舎道は最近の自転車ルート。
今回は自動車目線で走ってみた。

さすが金曜の午後、ロードバイクは見掛けなかったが、片側1車線の狭い田舎道で、車の立場から見ると、やはり自転車は邪魔な存在でしかない。
この邪魔な存在は、最近のワタクシですが。

信号が点在する区間で、よく経験する現象がある。

どうせ前の信号が赤で止まるのに、自転車やミニバイクをプォーンと抜き去る車。
その先の赤信号で抜かれた車の横をすり抜けて前へ出る自転車やミニバイク。

信号が青になり、またプォーンと自転車やミニバイクを車は抜き去り、その先の赤信号でまた自転車やミニバイクが車の横をすり抜けて前へ出る。

繰り返される危険なニアミス。
もし、接触でもすると自転車やミニバイクのオッサンは大ケガをし、自動車側が悪い事になり、罰せられる。
ホントにバカな繰り返し。
しかし、いつもワタクシやっている。車を運転している時も、自転車やミニバイクを乗っている時も。

先日、ワタクシに悪意を伴う進路妨害をした、53系統の市バスの運チャンも、ホントはこんな自転車やミニバイクとのニアミスに辟易としていたのかも知れない。

もう明日から、自転車やミニバイクの時は、信号待ちの車の列の一番後ろで止まることにしよう。
車の時は自転車やミニバイクの後ろをノロノロと走る事にしよう。
出来る限り。


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1 コメント

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私も見にいきました。 (一番弟子)
2012-01-03 16:30:44
私も見にいきました。
午後3時ごろ行ったのですが展示数多すぎて時間なくゆっくり見れなかったのが残念です。
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