蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

自転車日和な秋

2011-09-29 13:21:46 | 自転車でブラブラ

7月終わりから8月にシクロクロスで延べ600km近く走り、自転車に少し飽きた頃、台風がやって来て、その後また猛暑に戻ると、もう自転車に乗る元気なくなって、気付けば9月は終わりかけ。

昨日は晴天、猛暑が去った後の、申し分ない自転車日和。

ロードバイクで学園都市~農業公園前~R175~小林~三木森林公園前~恵比寿へ。

Imgp2716 志染川沿いのタンボは稲刈りが始まっていた。

御坂からは、笠松峠を上がらず、裏から防災公園へ。

イチョウの黄葉はもう少し先。Imgp2717_2

押部谷から明石川に沿って走ると、タンボの畔は彼岸花が満開。Imgp2718

その後、農業公園前~学園都市~帰宅。 約58km走って、平均19km/h。

キンモクセイも所々、ウッスラ匂っていた。


LED電球と人生後20年(?)

2011-09-27 22:12:56 | 一人ブラブラ

リビングの明かり、先日3つある電球の2つ目も切れた。

¥100shopの40wの電球、一つだけになるとさすがに暗い。

Imgp2710 

一人暮らしだし、住んでいる人物の性格は暗いし、生活も暗いし、将来も暗い。
部屋が暗くても誰もモンクは言わない。

夜が明けると直ぐ陽が射す部屋だし、逆に夕方は暗くなるのが早いけど、5時過ぎから飲みだして、8時過ぎには寝てしまう日々が多く、まぁ暗くてもイイカ、と思っていたが、やはり、雨の日の読書はツライ。

で、どうするか。

イッソ、気分転換でLEDに総替えするか、と言う事にして、まずホームセンターKNへ。

40w相当が@1,780.-、60w相当が2,180.-だった。 そんなに高くは無い。

次にYMD電機へ行くと、ナント9月30日まで限定で、40w相当が@1,100.-、60w相当が1,180.-だった。

で、60wを3つ買って、切れた二つを交換、一つは予備に置いてます。

さすが明るいッ!Imgp2714

ホンマかどうかは別にして、定格寿命が4万時間、となっている。
¥100shopの電球は多分1年もたなかったはず。
6h/日として、約2千時間/年、と言う事は寿命20倍の20年???。

しかし、20年後、ワタクシ80歳前。もう死んでルかも。

以前から、このマンションを脱出して、もっと東の地に移住したいと思っていた。 出来れば、神戸の東の市街地でガレージハウスでも建てて暮したかった。
しかし、そう言う東の市街地は、大体準防火地域。
ガレージハウスとなると3階建て、しかし出来れば内装は極力、山小屋風の板張りにしたい。
そう言うプランを叶えようとすると、中々建築は難しく、費用は土地代も含め、3千万近く掛りそうな事が判った。考えが甘かった。
でも、やるなら、そうしたい。踏み切るかどうか。

その時、ふと気が付いた。そんなにお金掛けて建てたとしても、ワタクシ、後20年以上、住めないかも知れない。
ガレージハウスと言う意義があるのも後15年チョットだろう。 それ以上の高齢になって、ガレージハウスに納めている車を運転したあげく、事故を起こして、殺人者にはなりたくないし。

あァ、アホラシ、と言う事で、近々移住はするけど、東の市街地のガレージハウスは、計画見直し中。

そんな20年程先の事まで考えて、モノゴトを決めなくてもええやン、と言う声も聞こえる。
しかし、後たった20年の賞味期間。

そんな話をしていると、「実は私も今、“ それ ” をするかどうか迷ってるンです」と、ある人が言った。

“ それ ” とは、ワタクシから見ると何でもない事で、それはその人の魅力でもある様な気もするが、その人にとっては、昔から気になっていた事らしい。今さらこの歳で、と言う気持ちの中で揺れている様だった。

見た目の問題ではなく、将来それが何らかの生活上の障害になるのなら、「親にお金出してもらって、やったらいいですヤン、こんなンに生んだンはアンタやし、言うて」、と気楽にとらえてイイ、と思った。何故なら、ワタクシの20年後とその人の20年後とは全く違っている。

ワタクシには20年後のその先、せいぜい数年しか残っていないが、その人にはまだ更に20年以上は残っているはずで、「私も迷ってる」、と言う言葉は、何か寂しかった。

迷う必要は無い、更に20年、あなたにはありますよ。


死者の住む場所と交通事故

2011-09-24 11:21:21 | 朽ちゆく草の想い

車で近郊をブラブラする時、気まぐれによくお墓へ行ったりする。
両親がいる住吉霊園と、母方の祖母と叔母がいる甲山墓園。

いつでも寄れるように、車には線香とライター、積んでいて、行ったら、雑草引いて、落ち葉掃除して、オセンコあげて、念仏十念して、その後しばらくボォーっとして、終わり。

しかし、特にご先祖サンを偲んで行く、と言う感覚はない。

花屋サンはあるが、売店やレストハウスはなく、お墓のあるヒトケのない公園、そう言う雰囲気が好きなのだ。
彼岸、盆、年末でもチョット混雑するだけだし。

そして、何と言ってもそこにいるのは死者だけ。

「100万回生きたねこ」と言う童話を書いた女性作家サンは、「私が愛する人は皆、死人である」で始まる詩を書いておられたそうだが、ワタクシも死者が好きです。

死者はみんな、煩悩とか欲から解き放たれた人達。

死んでも、この世に未練が残って、欲にまみれたのもいるけど、ソイツ等はバケて出て来る訳で、墓地にはいない。

昨日も、住吉霊園へ寄った。よく考えるとお彼岸だった。そこそこ人がいた。

今朝、新聞を見て、ビックリ。
昨日、午後3時55分頃、住吉霊園の駐車場から、車が鉄製フェンス突き破って落ちた、と言う記事があったからだ。

運チャンは78歳の老人、助手席に同乗の奥さん(75歳)が骨折したそうだ。
突然勢いよく加速した様子が目撃されているので、また老人の、アクセルとブレーキの踏み間違いだろう。約3.5m下のお墓に落ちて、横たわっている車の写真が載っていた。
落ちたお墓には真新しい花が生けてあって、もし墓参中で誰かがいたら、死人が出ていたかも知れない。

ワタクシがいたのは3時半頃、もう少しゆっくりしていたら、遭遇出来ていたかも。

しかし、この墓地、御影の上の山麓、住吉川左岸に沿って広がっていて、以前は更に上へ広がって行く勢いがあって、その内、山のテッペンまでお墓が出来るのでは、と思ったほどだ。

016 この道の先は石切道、約2時間歩くと凌雲台、つまり主稜線へに出る。(写真は ’07年大晦日のもの)

墓地内の道は全て坂、急な箇所も多く、駐車場も水平ではない。
そう言えば、以前も年末に、駐車場から車が落ちかけた事故が報道されていた。

里帰りして、お墓参りに行った帰り、国道でオカマ掘った友達がいた。
JAFのオニイチャンは、案外多い出動要請は、墓参の往き帰りでの事故だ、と言っていた。

死者があまり好きではない人は、ご先祖サンに気を遣っただけのお墓参り、ご注意ください。


久しぶりの舌炎とインスタントイタリアン

2011-09-23 10:21:34 | マンジャーレ、マンジャーレ

「しみるけど、思い切って食べちゃいなさいよ」と、その女医さんに言われた。

子供の頃から、舌炎、口内炎には度々悩まされていて、しかし、ウガイやビタミン剤の知識なく、治るまでただ、ガマン、ガマン。
この時はもう大学生になっていて、叔母から大学近くの、西岡本の女医さんを紹介された。 叔母の店で洋服をオーダーする常連サンだった様だ。

ウガイ薬と飲み薬(消炎剤?)を貰って、帰り間際、野菜を食べろ、夏だしトマトを食べろ、と言われた。
家にトマトがあるかどうか判らない。
無いからと言って、買いに行く八百屋は近所には無い。 麓で買って帰った。

その後も定期的に舌炎、口内炎は我が口内に訪れて、イソジンうがい液とチョコラBBは切らした事がなかった。

ところが、会社を早期退職してから、ソイツらは一度もやって来なくなった。

そして、先週、約5年振りにやって来た。舌炎のほう。

久しぶりだったので、ウガイの事もビタミン剤の事も直ぐ思い出せなかった。
2日ほど経ってから、洗面台の棚に僅かに残っていたイソジンを思い出しウガイ。
次にビタミン剤。薬箱を開けても、入っていたのはバンドエイドと、使用期限が過ぎたサクロンだけ。
今さら買いに行く気にもならず、とにかくトマトを食べましょ。

カプレーゼと言うイタリア料理があって、ただトマトとモッツァレラチーズとバジルを重ねる様に盛り付け、塩、黒コショウを振って、オリーブオイルを掛けるだけ。
皿にニンニクをこすり付けろ、と書いてある本もあるけど、切って並べて掛けるだけ、これが料理?ふざけトンかイ!
しかし、見た目は赤白緑のイタリア国旗、なかなか綺麗です。
ただ、冷蔵庫の中には、トマトはあってもモッツァレラチーズとバジルの葉っぱはない。

で、トマトをテキトーに切って並べて、ニンニク散らして、塩をまんべんなくウッスラと振って、荒挽き黒コショウとドライバジルとパルメザンチーズをテキトーに振って、オリーブオイルを掛けてみた。中々美味かった。

Imgp2708 右はただのカラアゲです。

3日続けて、トマト1個半食べた頃、舌炎は去って行った。一週間弱、滞在されてました。


松か井の水

2011-09-19 13:01:16 | 車でブラブラ

飲み水と言うのは、大体、山を登っている時の、支流の谷からフツーに流れているものであって、それは六甲山でも、白馬でも、穂高でも、剣でも、黒部でも、甲斐駒でも、同じ。  どこの水も美味い。

当然、布引谷の通学路でも同じ。 昔からそう言うのを飲んでたので、マンションの蛇口から出て来るノは、ナマではよう飲めません。

ナマ、特に水割り用はズッと、布引谷・山の家へ行って汲んでいた。

それが、昨年、山の家の蛇口から緑色の水が出て来て、味は変わらなかったが、飲むのはヤメた。
市ケ原に今もお住まいの雲中小学校の先輩たちは、以前から飲んでおられなかったそうだ。
「で、どないしてますのン」
「ペットボトルの水、呑んでるよう、ここまで運んで来てくれるし」
と、20年先輩のレイコさんは言っていた。

新神戸トンネルが出来てから、布引谷はカラカラの谷になって、支流から湧き出る水も無い。

ウィスキーは、1缶38円の炭酸でハイボールにしたので、布引谷の水はもう必要なくなった。
しかし、この猛暑、のどが渇いて、夜中目が覚める。 ナマでゴクゴク飲める水がいる。

と言う事で、ドライブがてら「松か井の水」を汲みに行ってます。

ウィスキーが入っていた4リッターのペットボトル1本を、約1週間で飲みきるので、3週間に一度、ペットボトル3本持ってのドライブ。先週木曜日が今夏3回目。

西神中央~R175~西脇~中町~加美町経由で1時間半。

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給水口は4~5ヶ所あるが、いつも埋まってる。 しかし前に並んでいる人はいない、ウィークディだから、かも。