南西方向の森には、病気持ちのキツネがいるらしい。ニンゲンを見ても逃げ廻らないので、病院にでも連れて行ってやりたいが、いくら何でも野生動物だから問題あるしネ、と隣人のMさんは言っている。
森の中には小川が流れていて、エサとなるカエルもいるのか、Mさんのワンちゃんはそこでヘビの死骸を見つけ、木々の剪定をしていたMさんは、枝に巻き付いているヘビを見つけたそうだ。ワタクシ以上にヘビが苦手なMさん、「おっかねぇ~」
いずれにせよ、他人様の土地、ヘビもいるし、ズカズカ入る気はしない。
7/26深夜、相変わらず酔い潰れ、屋根裏の万年床にダウンして暫し、庭にガサゴソ蠢くヤツがいる。
枕元に置いていた懐中電灯で照らすも姿は見えず、ただガサゴソ蠢いている音がするだけ。
クマほどの大きさではないと思う。昨秋、脱糞して行ったハクビシン(?)なのか。
この茂み辺りにヤツはいた。
7/31の昼下がり、フト外を見ると、南側の私道を歩くサルがいる。その道は昔から自分の道、そんな感じて悠然と歩いている。
そしてヤツは、自分のヤサに帰る様な感じで、我が庭に入って来た。背を伸ばして手前の枝に触れていた。枝はワタクシの背丈ほど、ヤツはそこそこデカイ。
悠然としたペースなので、シャッターチャンスはいくらでもあったのに、ツラを含めたショットが撮れなかった。
そしてヤツは庭の茂みに入って、しばらくガサゴソ蠢いていたが、その後Mさん宅を素っ気なく横切り、西方向へ消えて行った、悠然と。
西方向には常住の家が数軒あって、ペットの小犬がいる家もあるが、それらが吠え騒ぐことはなかった。
いずれにせよ26日深夜、庭でガサゴソ蠢ていたヤツはアイツらしい。安曇野で初めて現れたケモノだった。