蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

HERE`S THAT RAINY DAY

2020-07-28 22:03:07 | 信州安曇野での出来事

~Maybe 
I should have saved    Those left over dreams 
Funny
but here`s that rainy day   Here`s htat rainy day~

この曲を初めて聞いたのは、50年程前、三ノ宮のジャズ喫茶だった。
当時のハヤリは、ジョン・コルトレーン、アルバート・アイラー他、ニュージャズ、フリージャズなど。ワタクシはジャズ初心者で、諸先輩たちがリクエストして流すそれらを聴き、「ジャズ批評」でそれらの解説を読んだ。

そんなある日、フリージャズの合間に、このキレイな旋律のバラードが流れて来た。
LPジャケットの写真は、「エラ」とか「サラ」とか言う、有名な太った黒人のオバサンではなく、アン・バートンというハクジンの怖そうなオバサンだった。
そもそも英語は判らないし、詩の意味も判らなかったが、雨が続く日は時々、この曲が頭に流れて来る。

 

7月もズッと雨続き、周辺はキノコだらけ。

 

隣人の杣人・Мさんからは、「地面に生えたキノコはやたら喰うモノではない」と言われている。従ってキノコには全く興味なく、この白いキノコの名も知らない。

コイツは見た目、喰えそうな気もするが、ヘンな欲は仕舞っておくことにする。

7/20、雨は降り続く。

中学3年の7月、神戸では時間70ミリ程の雨が昼前から降り出し、布引谷の水嵩は、アッと言う間に5m上のハイキングコースにまで達した。
午後には周囲の山が崩れ出し、21時に停電、同時に500m程離れた大きな山腹が崩れ、小中学生7人を含む21人が亡くなった。
この時の雨はマコトに凄まじく、天からこんなに水が落ちるモノなのか、と思った。
しかしその後50年経って、今や100ミリ以上の雨が毎年のように降っている。

これは温室効果ガスがドンドン増え、地球の温度がドンドン上昇し、水がドンドン蒸発するためだ。
そもそも温室効果ガス、つまり炭酸ガスはある程度は地球上の光合成により(?)消えて行くらしいが、それが今は消せない程にドンドン増え続けているそうだ。
つまり、今後も雨はドンドン降り、その結果、崖崩れ、洪水はドンドン増えると言う訳だ。これは覚悟しておくべき、と思う。
数年前は広島で大きな水害があり、その後熊本では連続して水害があった。今年の後半以降はどこがやられるのか。

今回のコロナ禍で世界が自粛し始めたら、地球表面を覆っているヘンなガスが少し消えたとか。これは人工衛星から確認されたらしい。ナルホドと思う。
コロナ禍の為ではなく、地球の温度を下げる為に、自粛を続けるべきでは、と言う気がする。