5月の初めに夏タイヤ+アルミ鍛造ホィールに履き換え、我が3L水平対向6気筒のバネ下重量は3kg軽くなった。
5年前、このホィールに替える時、実際ナンボ軽なるのか、まずメーカーに重量を確認した。
鍛造ホィールは8.6kgとの回答があった。
で、純正の鋳造は約9kgとの回答。
約?、えらいエエカゲンな回答。しかし、スバルさんからの正式回答。
この鍛造ホィールは18インチしかなく、結果インチUPとなり400g軽くなるだけ。インチUPだからそうなっても仕方ない。大した軽減にはならない、と言う事だ。
しかしこの“道楽”はやってみたかった。
結局、垂水駅周辺の2LDKのアパート、半年分の家賃相当を払ってこの鍛造ホィールに入れ替え、ホィールだけになった純正の鋳造を持ちかえり、重量をバネばかりで計ってみた。
9.3kgと9.4kgが一つ、9.35kgが二つだった。鋳造ホィールの重量はこんなにバラつくのか。
鍛造ホィール8.6kgのバラツキはないとして、四つで3kgの軽減となる。これはチョットした軽減だ。
タイヤは外周を同じにしないといけないので、扁平率が45→40になった。
また、タイヤ巾は215→225になった。これは空気の入るボリュームを同じにしないといけない、と言う事らしい。実際、そのボリュームを単純に計算すると、ほぼ同じだった。
またタイヤ断面厚が同じとして計算すると、重量もほぼ同じだった。
つまり、我が3L水平対向6気筒のバネ下重量軽減は結果3kgと言う事になる。
そして、それによる効果は10倍?15倍?、20倍と言う説もあるらしい。
ワタクシ、物事はイイ方に考えるタチなので、20倍説を取ります。よって我が3L水平対向6気筒は、オッチャン1人分の60kg程軽くなったことになる。
確かに、ATが小気味よく、スススっと軽快にシフトアップする。ニンゲンが感じるより、クルマ自体がその軽減を感じている様だ。
このAT、4つの選択パターンがあって、フツーの状態からシフトレバー横の「ECO」ボタンを押すと、前のディスプレィに「ECO」が表示され、これはエンジンが2500rpmあたりを越えると消える。要はアクセルをチョットだけ静かに踏むと、2500rpmを越えないよう、ゆっくり、マッタリ、シフトアップする。
シフトレバーを「sports」にすると、ディスプレィに「sports」が表示され、これはアクセルをグッとハデに踏まないとシフトアップしない。またハンドルのシフトボタンを一度操作してしまうと、その後は手動モードとなり、一々UP/DOWNのボタンを押さないと変速しない。
最初、ディラーの営業マンから、イザと言う時グッと踏めばすぐ「ECO」は解除してガンと走れるから、ズッと「ECO」にしておけばイイ、と言われた。
しかし、コーナー手前で減速、2速までシフトダウンし、立ち上がり時のシフトアップで変なショックがある。
また「sports」の手動モードでシフトした時の変速がぎこちない。
結局「ECO」モードで、エンジンが2500rpmあたりを越えないよう動かすのが、一番スムーズなのだが、それではイナカのワインディングロードは面白くない。(雪国往復や、都会の渋滞は「ECO」で充分なンですけど)
要は、この3L水平対向6気筒、少しも面白くない。ダルい、ニブい、カッタルい。
しかし、面白い評論をするトクダイジさんの、間違えだらけのナントヤラを読むと、3L水平対向6気筒を積んだこの車は“白眉”で、この5速ATは素晴らしい、と書いてある。
エエッ、ナンデ、トクダイジさんの評価、おかしいンとちゃう、ズッとそう思っていた。
それが今年、たまたま「ECO」モードにしないで走ってみたら、ナンカ軽快、敏感にキックダウンして、加速感がスゴイ、メリハリがある走りになる事に気が付いた。信州・雪国からの帰り、安曇野のワインディングロードを走っている時だった。
要は、フツーのモードにしておけば、トクダイジさんの言う、素晴らしいATが3Lの実力を発揮する走りになる訳だ。
10年目でやっと判った、我が3L水平対向6気筒の真価。ああ、ナサケナイ。
今後はもう、「ECO」も「sports」も選択しない、フツーで走ることにした。燃費も「ECO」と変わらない様な気がする。
猛暑、酷暑の今日この頃、熱中症にならないためには、水分補給が重要。松ケ井へは2週間に一度、いや最近は10日に一度、水を汲みに行く。
そして、帰りはやしろの森公園からワインディングロードを飛ばすことにしている。バネ下重量3kg軽減とフツーのシフトパターンで、コワイ程の加速感をしばしば楽しんでます。
先日はイイ調子になっていたら、いつの間にか白バイに追尾されていた。直ぐ気付き減速したからセーフだったけど。
とにかく毎日暑くて、脳ミソは半分以上融けてて、感情、意思、思考は消え失せ、気が付けば墓参りに行っていなかった。
オフクロが亡くなって5年、今年は命日も忘れていた。オヤジが亡くなったのは30年近く前、当然命日は忘れた。
もう別にエエやろ、と言う気もする。亡き者への供養など、要は生きている者の自己満足、エゴではないか。一応、お寺へは毎年、盂蘭盆施餓鬼法要をお願いしているし。
しかし、ヒマやし、バネ下重量3kg軽減とフツーのシフトパターンでの走りを楽しむべく、先週、盆明けの墓参り。
雑草はこの程度。10分で引き抜き終了。オセンコだけ燃やして、花は敢えて飾らず。この暑さじゃ直ぐ萎れてしまう。周りはそんなナサケナイ状態の花が飾られたお墓ばかり。
カンカン照り、他に誰もいない。しかし、もうツクツクボウシが鳴いている。
駐車場へ上がると、車に付いている外気温センサーは42℃を感じていた。暑ッウ!!!
住吉川上流方面の入道雲。
多分屋根では、目玉焼きが出来るンでしょうナ。
その後、母方のお墓へ行く。アチラのどなたかが飾った花が萎れて残っていたので片付けた。
さあ、バネ下重量3kg軽減とフツーのシフトパターンで飛ばしながら帰りましょう。
六甲の裏に出て、船坂~藤原台~鹿の子台~吉川~東条~やしろの森まで行って、いつものワインディングロードを走って帰った。ズッと車外温は42℃(前後)だった。
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