蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

栂池冬景色’14年その6、二日連続の天狗原

2014-02-23 23:49:55 | 山とスキーでブラブラ

前週末の関東甲信の豪雪のせいか、中央道は恵那あたりから路肩に雪の壁が続くようになったが、路面には雪はなく、いつものペースで安曇野IC着。

しかし、その先のオリンピックロードの除雪がギリギリで、前を走っている空荷のトレーナーが大型トラックや観光バスとすれ違うたびに減速、一旦停止。
後続はノロノロ付いて行くしかない。

木崎湖入口のR148への合流信号で停止。横のコンビニ駐車場を素通りしてR148へ出ると、信号停止中のトレーラーをパスすることは出来るが、それはチトおギョウギ悪い。
そう思って追従して止まったら、後のSUV他数台がアッと言う間にドドドっと、おギョウギ悪くパスして行った。

しかしその先からは完璧に除雪されていて、トレーラーが減速、一旦停止する事はなくなった。

佐野坂トンネルを出て右折、R148から外れ、前にはトレーラー等なくなってスーッと走っていたら、更にスーッと追い抜く車あり。
それは屋根にスキー板を積んだトヨタのビックセダン、路面に雪は無いが、多分100キロ近い速度だったと思う。
その車はその先の信号で、ナント左折レーンを通って数台をドドドっと抜いて、みそら野の方へ走って行った。都会でもよく見かけるビッグセダンのおギョウギの悪い行為。
先程のSUVといい、この日はおギョウギの悪い運転によく遭遇する日だった。

いつもの時間に定宿に着くと、若オカミが「アレっ?、フツーに着いたンですねェ」

前週末の豪雪、白馬、小谷には何の被害もなかったが、途中の道、鉄道、全て止まり"フツー"に着けないお客が続出。キャンセルも続出して宿もスキー場もサッパリだったそうだ。

白馬、小谷には多少の豪雪でも対応できる機器、装備はバッチリだが、普段は雪が少ない"途中"のエリア、と言うか大町辺りでさえ豪雪への体勢は充分ではないらしい。オリンピックロードのあのギリギリの除雪状況を見ると、ナルホドと思う。

Imgp0509 18日の積雪量は3.5mとの事。

この週も北陸の大学、京都の教育大、神戸のKN女子大、愛媛の高校、そして体育大がスキー教室をやっていた。

Imgp0511 雪曇りの空。

Imgp0513 ゴンドラからハンノ木コースを見降ろす。

Imgp0514 時々青空も覗く。

この日は上から下まで5往復してオシマイ。

19日、定宿の周りは陽が射しているが、上は曇り空。朝食後部屋でボォ~ッとしていたが、天狗原辺りまで行くことにする。

Imgp0515 小谷村のキャタピラトラックは雪に埋まったまま。

板を履いてリフトに乗ろうとしたら、「あのぉスイマセン、シャッター押してもらえますか」、とカマボコの板状のモノを差し出された。「ドコ押したらエエのン?」
一応チャンと写っていたらしく、「ありがとうございますッ」
スキー、ボード、自前、レンタル入り乱れた7人程のボーイ&ガール。しかし皆さん、とても礼儀がイイ。
こんな若者たちは、前日のSUVやビックセダンの様な、おギョウギの悪い運転は絶対しないだろう、絶対。

Imgp0516 林道スタート11時前。さすがに誰もいない。

Imgp0517 前夜、少し積もった様子。

Imgp0518 見上げると、枝に付着した雪が満開のコブシの様に見えた。

Imgp0519 ここは雪崩の通過点。林道は埋まっていた。

その先のトレースは早大小屋から林道ショートカットするモノのみ。
ワタクシ、谷沿いをショートカットするのが習慣なので、久しぶりにチョットだけラッセルする。

Imgp0520 成城大小屋、11時40分過ぎ着。

7人程が天狗原への斜面を登っている。

Imgp0521 13時、天狗原着。

Imgp0523 ほぼ無風。下界は雲に覆われている。

乗鞍への斜面に取り付いているのは一人だけ。しかしワタクシは登らず下ります。 

Imgp0524 北寄りの斜面に出て滑る。

Imgp0526 林道に降りて谷へ下ると、これはカモシカちゃんの足跡? 昨年偶々遭遇し、にらまれたヤツかも知れない。

13時40分過ぎ、栂の森のカフェテリアに着くと、松川のSサンが休憩中だった。
スタートするのが遅かったので、この日は登らずゲレンデを滑っておられたそうだ。先週の豪雪は松川あたりでも凄くて、ご近所みなさん協力して除雪されたとか。雪国生活はやはり大変です。

Imgp0528 20日、前日と同じ様な天気。
前日同様、部屋でボォ~ッとしてから天狗原まで登ることにする。

Imgp0529_3 林道10時45分。ニホンジンのオッチャンが2人バックカントリーの準備中。

ワタクシも直ぐ続く。

数年前から、歩き始めて10分程経って、フウフウヒイヒイなり始めた頃、何故か胸が痛くなる、ククク~ッと。
それは失恋の痛みではない。

オフクロはズッと高血圧で、結局は急性心筋梗塞で死んだ。86歳と7ヶ月だった。死ぬ数日前の日記には、「心臓の具合が悪い」との記述が続いていた。
ワタクシも10年以上前から高血圧だ。そしてオフクロの「心臓の具合が悪い」と言うのは、この胸の痛みかも知れない、と最近思う。
オヤジは62歳と4ヶ月で死んだ。肝臓ガンだった。しかし今、どう考えても肝臓でイッてしまうとは思えない。
多分逝くのはオフクロ同様、この胸の痛みではないかと思う。しかしあと何年後?まぁどうでもイイけど。

Imgp0530_7 成城大小屋着、11時半。上は曇ったり晴れたり。

天狗原への急登をのぼり切った所で、長身のイケメンがスゴイ勢いで追い付いてきた。
「コンニチワ、どちらまで?」
「テングッパラまで、こんな時間から更に上へ登ったらアカンでぇ」
「でも乗鞍まで後40分程でしょう」
「それはキミらのペースや、ボク、そんな速よ登れヘン」

Imgp0531_5 12時45分、天狗原着。

Imgp0532_2 滑った跡がないマッサラな乗鞍の斜面。あの長身のイケメンに続いて行きたい気もするが、ワタクシは下ります。

Imgp0534_2 南寄りの、登りトレースが付いている斜面を滑る。

Imgp0535_2 足元にはウサギちゃんのトレース。

Imgp0537_2 林道に出て、谷に滑り降り、シラビソの森を抜け、13時半、ゴンドラ降り場へ着くと女の子達が雪の斜面で遊んでいた。


栂池冬景色’14年その5、そよ風の乗鞍山頂、地元の銀メダリスト、そしてバレンタインサプライズ

2014-02-16 15:24:07 | 山とスキーでブラブラ

11日、中央道・駒ヶ岳SAには前週末の大雪が積みあげられていた。そして家族連れがイッパイ、休日だったと知らされる。

しかし路上には相変わらず雪はなく、いつものペースで定宿に着くと、駐車場は車がイッパイ。
家族連れが、帰る前に写真などを撮っている。自分達が帰る日にやって来て、スキー板を下ろしている"お独りサマ"を、怪訝な眼で見ていた。

積雪量は前週より20センチ増の330センチ。

Imgp0473 今回は’10年から使っているファットを持ってきた。

Imgp0475 好天の休日、リフトにはズゥ~っと前まで人が乗っている。

Imgp0476 馬ノ背の尾根からの眺め。対岸の山腹の白い部分は、今は閉鎖中のスキー場だと思う。

上から下まで5往復して宿へ帰る。

12日、室内はエライ寒い。大女将も「こないだから、サムイ、サムイの」と言っていた。「しかし、外はイイ天気でバッチリよぅ」
「乗鞍方面へ行けるトコまで」と伝えて宿を出る。

Imgp0476_2 登るために晴れた、と言いたい程のお天気。

Imgp0478 9時過ぎ、林道には20人近くがバックカントリーの準備中。

ほとんどがハクジン。リーダーと思しき一人が、他のメンバーにシールの付け方等を説明している様子。別のグループもいて、ナンヤカンヤ英語が飛び交っている、大声で。
しかし、ハクジンちゅうのは、ナンデあんなに声が大きいのか。まぁワタクシも酔っ払ったら大声になるので、エラッそうなことは言えませんが。

Imgp0480 10時前、成城大小屋着。ハクジングループが休憩中。しかし挨拶して来たのはニホンジンの若者、かれはガイド?

Imgp0482 11時10分過ぎ、天狗原着。

Imgp0481 乗鞍の斜面はシュプールでグチャグチャ。好天だった休日の翌日とはこんなモノ。

先程のガイドに連れられたハクジングループが先行していたが、急に一人が引き返し始めて、それを知ったガイドらしき先頭が彼を止め、代わりに引き返している。何か忘れモノ?、しかしガイドさんも大変です。

その後、彼らとは前後することになったが、彼らは登りきると直ぐ滑る準備を始めた。

Imgp0483 何度も来ているのにケルンが直ぐ見つけられず、右往左往したが、12時20分過ぎ無事到着。

いつもは剥がしたシールが畳めない程の強風なのに、この日はそよ風が吹いていて、背中に陽がポカポカと射している。

Imgp0484 風が強くないせいか、頂上付近は雪が吹き飛ばされず(?)、昨年より広い範囲で白く覆われていた。まるで鐘の鳴る丘ゲレンデのよう。
結局20分程テッペンにいた。

北寄りの斜面は前日のシュプールでグチャグチャだから、東側を自然園へ直接下る事にする。

最初は快適だったがその下の急斜面はやはりコワイ。

大廻りで下って行くと、ナントこの急斜面を登っている人がいる。大きくタールしていた結果、その人の近くまで行って止まった。
「コンニチワ」、若者だった。板を背負ってスノーシューで登っている。
「こんなトコ登るて、君、ようヤルなぁ」
「ここ初めてで、ルート判らなくて、とにかく見える方向へ登ったンですよぅ」

成城大小屋からのトレースには気がついたが、そのまま林道を進み自然園から直接登って来たらしい。
「しかし、トレース使わんと登って来るて、君こそホンマモンの冬山登山やでぇ」
「アリガトウゴザイマス」
テッペンはだだっ広いので、よく見渡して頂上ケルンまで行くように告げて別れる。

Imgp0485 やっとスムーズに滑れる所まで降りてきてホッとする。

Imgp0487 13時半、自然園に降り立つ。

Imgp0486 小屋の1階はまだ埋まっていなかった。

フラフラで手ェも脚もツリそうで、後はヒタスラ林道を辿り、栂の森の圧雪斜面に出て、カフェテリア着14時。

カフェテリアに入ってビックリ、松川のSサンと再会した。
昨年お別れした後、職業が原因とも言える病で手術されたらしいが、お元気そうで、明日は上高地をスノーシューガイドされるとか。
休日は人が多いので晴れたウィークディに登られるそうで、この日は天狗原まで登り、ナント、ワタクシが下ってくるのを見ておられたらしい。
晴れたウィークディに登るのはワタクシと同じ、「ではまた来週」、と言ってこの日はお別れ。

13日朝食時、「地元の人、複合で銀メダル取りましたねぇ」、と若女将に言ったら、「エエ、あの人、妹の同級生なんですよ」、とか。
その後、大女将も、「あの銀メダルの子ォ、三女の同級生だったンですよ、ワタシもよく知ってて」、食堂にはその三女が現役選手の頃の競技写真が飾ってある。彼女はモーグル選手だったそうだ。さすがスキーの村です。
最近は白馬高校と飯山高校にスキー専門のクラス(?)が出来たそうで、これからもメダリストがドンドン生まれるンでしょうね。

Imgp0487_2 外は降雪混じりの曇天。

Imgp0489 ゴンドラは時々風で揺れたが、止まる事はなかった。

偶々乗りあわせた若者、直ぐカマボコの板の様なモノを取り出してイャホンを付けて、仲間と連絡している。

そう言えば最近、ゲレンデ内の携帯の落し物放送をほとんど聞かない。
「最近、携帯、そんなンになって落したりすること、無くなったン?」
「確かに、あまり聞きませんねえ、大きくなって直ぐ気付くからでしょうか、それにウェアもよくなって、専用のポケットが付いていたりして」
ナンデか色々オシャベリしていた。山や自然が好きで、高校を卒業してこちらで就職先を見つけて、松本の住民になったらしい。

以前もそんな身の上話を若者から聞いた事がある。そう言えばカワイイお嬢さんもいた。
信州に移住してきて「今はゲレンデそばのカレー屋で働いてます、お昼に来て下さいネッ」、とか言っていた。確かにゴンドラからそれらしきカレー屋は見えた。今もそこにいるのだろうか。

Imgp0493 時々薄日が射すゲレンデ、まだ15時前だが、上から下まで6往復したのでもうオシマイ。

Imgp0504 14日朝食後、若女将から「今日はバレンタインディです」、と言って頂いた、チョコサンドの手作りクッキー。久しぶりに嬉しいサプライズだった。

Imgp0506 雪はこれから増えるらしい。翌週の予約をしてサッサと帰りましょう。

帰りの道は久しぶりに雪に覆われた白い路だった。


栂池冬景色’14年その4

2014-02-09 02:00:24 | 山とスキーでブラブラ

2月になっても雪は少ない。

4日、路面に雪はなく、路肩の雪も少なく、毎度のペースで定宿着。しかしいつもと様子が違う。

玄関脇にはイッパイのゴミ袋が積み上げられ、ロビィには畳んだ段ボール箱の山と、何故かフトン布団が一組、そして2階からはフル稼働の掃除機の音。

「ゴメン、まだ片付いてないノ、悪いけどバイト部屋使って、今年、誰もいないから」
2段ペットが両脇に収められた、いかにも従業員用と言った感じの殺風景な部屋だった。

前週末は30人程の団体サンだったそうだ。
夜は呑んで騒いで、その挙句フトンにゲロ吐いて、学生グループにはよくあるパターンで、定宿も慣れたモノらしいが、今回はそのハズシ具合が少し度を越えていた様だ。
まぁワタクシも40年程前、しばしば同様の愚行をやっていた訳でエラッそうなことは言えません。

大広間には沢山の荷物に囲まれた男女がダベっていた。帰りのバスが来るまで待たしてもらっているのだろう。

Imgp0443 鐘の鳴る丘のリフトは珍しく3台とも動いていた。

Imgp0447 いつも通り、ハンノ木コース沿いにリフトで上がると樹氷の世界。

Imgp0448 最近しょっちゅう止まっているリフトも動いていた。

いたるところが青く氷結している斜面をハンノ木沿いに2往復、その後同じく氷結している馬の背をガリガリ下り、ゴンドラに乗ると、風が強くなって来た。

グゥ~ンと大きく縦方向に振られ、支柱にぶつかるのでは、と思うほど横方向にも振られ、しばしば止まる。コースから離れた斜面のかなり高い地点で止まって、こんなに大きく振られると正直コワイ。

その後すぐゴンドラは運休、栂の森のリフトも同時に運休、まぁ当然でしょう。
仕方なくそのまま下り、オシマイにする。

Imgp0451 鐘の鳴る丘はまだ3時前なのにナイターモード。

定宿のヤングママの話では、前週末はズッと雨で、その後は強風だったとのこと。ガリガリの氷結はこの結果だった。

Imgp0456 5日、朝から雪はチリチリと。

Imgp0457 馬の背は閉鎖。

Imgp0458 栂の森のパウダーゾーンを3往復したら、馬の背が開いた。

新雪にカバーされたガリガリの氷結した斜面上には、パトロールの滑った跡だけ。すぐ後ろにいたボーダー2人が、雪まみれになりながら落ちて行った。中々面白い。

もう一度、と思ってゴンドラで戻ろうとすると止まっていた。しばらく待って乗った後も度々止まる。そして栂の森に着いてすぐ運休。昨日と同じ状況。

Imgp0459 お客さんの大半がハクジンだった栂の森カフェテリアで小休止後、表へ出ると栂の森のリフトもまた運休。

Imgp0460 更にその下の長いリフトも運休。たまに薄日が差す広いスロープ、しかし滑っているのはワタクシ一人だけ。

リフトが止まればハンノ木も馬の背も滑れない。仕方なくチャンピオンゲレンデの未圧雪ゾーンを4回滑ってこの日はオシマイ。

Imgp0461 6日、朝食後部屋でボォ~っとしていたが、時々陽が射しているようなので、チョット登ることにした。

Imgp0462 10時40分過ぎ、林道に着くと10人以上がバックカントリー準備中。ほとんどがハクジン。こんな遅い時間からどこまで行きますねン?

Imgp0463 11時半、成城大小屋着、天狗原方面にはガスがかかっていた。

まぁ行けるトコまで行きましょう。ハクジンの青年が登って来て「コンニチワ」、かなりのハイペースで追い抜いて行った。

Imgp0464 天狗原下の斜面の灌木は大分雪に埋まっていた。

Imgp0465 12時40分過ぎ、天狗原着。近くで男女4人程のグループが滑る準備中。彼らはニホンジンだった。

Imgp0466 前回と同じ北寄りの斜面を大きなターンで下る。

13時20分前、栂の森カフェテリア着、缶ビール呑んで30分程ボォ~っとする。

Imgp0468 鐘の鳴る丘で鐘を撞くお子チャマ達。

Imgp0469 この日も地元小学校がスキー教室をやっていた。

遅い時間からのスタートだったが無事終了。


栂池冬景色’14年その3

2014-02-01 23:58:13 | 山とスキーでブラブラ

この時期、栂池は毎週スキー教室が行われている。
前週は毎年恒例の関東の某保育園スキー教室、栂池・定宿は保育園児に占領され、泊れなかった。彼らの方が栂池通いの歴史は長い。ワタクシはオトナシクしてしているしかない。

そして、今週28日、積雪量は310センチに増えたが、途中の道には雪はなく、道端にも雪は少なく、しかしナゼか風がキツイ。

Imgp0406 「多分リフト、風でほとんど止まってルよぅ」と、宿の主人に言われつつ、鐘の鳴る丘に出る。

Imgp0407 2つ乗り継いだ所で止まっていた。

Imgp0410 上へ乗り継いでいけないので、横へ乗り継いでいく。

Imgp0412 8つ乗り継ぐと、ゲレンデ北の端。

Imgp0413 京都の工業高校がスキー教室中。

彼らは、かなり大勢の団体サン。リフト乗り場で運悪くハチ遭わせると、全員乗り終わるまで待ってあげないといけないし、降り場で前の一人がシリモチ付いて、バラバラになった板等を収めるまで待たされた。
しかし、その都度彼らはペコッと会釈する。中々礼儀正しい男子ばかりだった。

Imgp0414 結局、リフトを25回横へ乗り継いで、南の端から北の端まで2往復して、飽きてきたのでこの日はオシマイ。 

29日朝、上の方には雲が掛っていたので登るのはヤメた。と、言うか、ナンデか真底からシンドい。月曜日人ゴミへ出かけた時に風邪でも貰ったかも知れない。

Imgp0415 小谷村のキャタピラトラック。前後の懸架はリーフスプリングの、基本はフツーのキャブオールトラックの様だ。座席下辺りのエンジンからドライブシャフトが後車軸に延びている。そして車軸両端のギアでキャタピラを動かしている。しかし左右のギアを個別に動かさないと曲がれない。ディファレンシャルの部分に何かの工夫があるのだろうか。

Imgp0420 京都の工業高校の男子がレッスン中。

Imgp0424 コース全体を閉鎖してジャンプ台、造成中。ヒットパークとやらが出来るらしい。ワタクシには関係ありませんが。

この時、誰かがリフトを止めた。後に老夫婦がいた。オバアチャンが乗り損ねたのかも知れない。しかしフツーは直ぐ動くのに、この時は5分以上止まっていた。ナンデ?まぁエエけど。

Imgp0425 栂の森に上がる手前のリフトはまた止まっていた。

Imgp0427 ゴンドラ中間駅まで降りて栂の森へ登り直すと見事な景色。しかし稜線の雪煙がスゴイ。

上から下まで6往復してこの日はオシマイ。

Imgp0429 30日、予報は雨。糸魚川の高校生もスキーレッスン中。彼らもかなりの大集団。普通高校らしく、茶髪の女子もいてキャーキャー言っている。

Imgp0430 栂の森は雪がシンシンと。

Imgp0431 馬の背の尾根にはワタクシ一人。

Imgp0432 他に誰もいない尾根から下を眺める。確か30年以上前には動いていた、シングルリフトの支柱とケーブルだけが残っている。

この日も上から下まで6往復してオシマイ。

31日朝、定宿は団体サンの準備で慌ただしくしていた。急に予約が入ったそうだ。お独り様は翌週の予約をして、一旦帰ることにする。

Imgp0434 毎回立ち寄る松川河畔の酒屋の裏からブナ林と八方尾根を眺める。