蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

今期はこれでオシマイ

2022-03-31 16:08:41 | 山とスキーでブラブラ

平穏だが、ダルくシンドい日々は続き、気付けば3月がもうオシマイ。
経年通り、栂池のシーズンパスは、早割でゲットしたのに、2回しか使っていない。ダルくシンドイので、滑りに行く気が起きないのだ。仕方ない。

しかしシーズンパスは、早期退職し道楽生活を始めてから、スッと使っているので15年、多分元は取れているとは思う。

しかし、しかし、元は取れていると言う"欲どしい"根性は、もう捨ててしまいたいと、つくづく思う。それはナサケナイ根性なのだ。
そもそも、安曇野に逃げて来たのは、お気軽に山スキーに出かける為であり、シーズンパスの元が取れる、取れない、は関係ない。

 という事で、3/25、14時半、栂の森。

 安曇野を出て、2時間掛からずに、この環境。

 金曜だが、ほとんど人はいない。

 親の原まで降りると、親子ずれが一組。キャッキャッ、騒ぎながら滑っている。微笑ましい。

 15時過ぎ、駐車場に戻る。

結局、テッペンから1回降りて来ただけだが、今期はこれでオシマイとする。次に雪が積もるのは8ヵ月後(?)、スグなのだ。

今期は一度も、シールを使って登らなかった。
又、定宿には一泊もしなかった。毎年30泊程していたので、もう死んだと思われているかも知れない。しかし、8ヵ月後には、必ず!必ず!

山スキーは、6月初までは行ける。しかし、今はその気が起きない。
玄関先から望めれる、雪を被った燕の稜線だけで、シアワセなのだ。

しかし8か月後には、元気になって、必ず!必ず!


モンベルに修理依頼したが、分解され、廃棄処分となる

2021-12-24 21:46:04 | 山とスキーでブラブラ

   これはアルパインパンツ、雪山用のオーバーパンツで、‘19年1月から使っているが、昨年、右ホケットファスナー沿いが破れた。外側のチョコっとした箇所なので、先シーズンと今シーズンはそのまま使った。

別に見っともないこともないが、先日修理を依頼してみた。
10日程後、修理見積¥12、000.-と連絡あり。了解した。
しかし12月下旬、修理すべく解体した所、アチコチにナンヤカンヤ不備が見つかって、修理出来ないとの結論。
確かにあのハガレは貼り直せないのだろう。解体されているので、廃棄処分らしい。
しかし、全く同じモノはまだ販売されているので、「要は新品購入ですね」「スイマセン」、仕方ない。

モノは壊れる。

人との関係も壊れる。長く付き合うと飽きる。鬱陶しくもなる。
付き合いたくないヤツもいる。付き合いを切られるコトも
ある。"サヨナラだけが人生なのだ"、仕方ない。

 安曇野にはヒトとの付き合いの必要が、極端に少ない。

 何日も、ダレとも話していないコトも多い。

 それは気楽でイイ。

オーバーパンツは、モンベルの安曇野店で購入出来るらしい。この家から店までは、1時間弱、直ぐに買いに行ける場所だ。


 

 


何もしなくなると、死ぬらしい

2021-12-11 07:07:04 | 山とスキーでブラブラ

ダルクシンドい毎日は続き、当然ウキウキ、ワクワクするコトはなく、ワタクシは、生きているのか、死んでいるのか。

特に用事はなく、何かをする元気もなく、朝から晩までビッシリとアポを入れていた、"現役時代"とは大違い。ある意味、アリガタイ境涯となった。

何もしないのだから、ズッと寝ていればイイのだが、寝ていてもハラが減る。
何もしないのに、ハラは減る。ハタラカザル者も、メシは喰う。
しかし、ボォ~っとしているので、気付けば夕方。買い出しに行かねば。この時期、直ぐ陽は落ちる。

スーパーから帰る時間、周りは薄暮。
ボォ~っとしている自覚は若干あるので、逆に神経は過敏になる。ボォ~っとしていて、事故るとシャレにならない。

安曇野は人も車も少なく、逆に皆さん、ユックリだ。いつもの道をノンビリ走る。
幹線道路から、家がある森の方向へ曲がる。

その時、赤信号に気付いた。「アッ、アア~!」、ボォ~っとしているアタマが反応した。
フ、フルブレーキッ!!!、
停止線を少し過ぎたが、止まった。
後ろの車はオネエサン、ワタクシの急停止に怒っている様子はない。 

しかし赤信号は、曲がる方向の方だと気づく。
正面の信号は"緑"く輝いている。

エエッ!、ワタクシは何をやっているのか。

後のオネエサンは、ワタクシに追従しておとなしく止まっている。
やがて、その後ろが騒ぎだした。仕事を終えて帰路を急ぐ人達ばかり。騒ぐのは当然。
結局、事故することなく、無キズで帰還した。

この週は、他にもチョコチョコ、ヘマをした。
ダルクシンドく、死んだ様にボォ~っとしている。ヘマをするのも当然だ。

しかし気を付けても、どうにもならない気もする。そもそもボケているのだ。
何もしないから、そうなるのだ。

死人は森の中で、ヒッソリとしているしかない。 

 


取り合えず、雪が積もったら、栂池へ通う準備はした

2021-10-27 18:12:49 | 山とスキーでブラブラ

相変わらず、ダルく、シンドい日々が続く。

何もする気が起きず、朝、フツーに眼が醒めても、そのままリクライニング椅子にドカッと沈み込む。
そして次に眼が醒めるのは昼頃。要はほぼズッと寝ている。

ズッと寝ていると言うのは、死んでいる?
確かに生きている感覚はない。
まぁ、30年以上、毎晩9時過ぎまで、マジメに働いていたので、もうイイだろう。

マゴも5人いて、今年5月、女の子も生まれたらしい。
"血"も残っている。ホントにもう死んでもイイ。

ただ、死んでもイイ、と言っているオバカは、何故かダラダラと生き続け、"老害"と言うバケモノになっていくらしい。

バケモノでいい、ダラダラと生きていくのも、それはそれでシアワセなのだ。

 今年に夏は、あまり暑さを感じず、安曇野は快適だった。

 10/24、鹿島槍~白馬三山の稜線は、冠雪していた。

 ウチの"裏山"、ツバクロも当然、見事な冠雪。

 しかしタンボの周りの林は、まだまだ深緑。

ダルく、シンドいので、雪が積もる時期になる頃には、死んでしまって、スキー登山どころか、ゲレンデスキーにすら行けないかも知れない。

が、取り合えず、栂池のシーズンパスは購入した。さて、どうなりますか。

 


"ポカ"を繰り返すオッサンの、「ぴぇ~ン」な日々

2021-04-27 22:50:41 | 山とスキーでブラブラ

相変わらず、ダルくシンドい日々が続く。目覚めぬまま、一日が過ぎて行くのだ。
目覚めぬまま、と言う事はワタクシはもう、死んでいるのかも知れない。まぁそれでダレも困らないので、それでイイのだが。

この小屋を建てる時、切り倒したクヌギや松の、貰い手がない切株は、3年掛かって燃やし尽くし、昨年からはすることが無くなった。
何もすることがないから、何もしなくなった。雪があればスキーはするが、雪がなくなると、ホントにすることはない。

何もしないから、ケガもしない、モノも壊さない。全てが平穏無事、ワタクシの周りには争いはなく、平和。ホントにもう何もしなくてイイのだ。
そして何もしないので、忘れる"ポカ"がある。

4月の初め、"ポカ"が何回かあった。

買い出しに行こうとして、車に乗り込むと、センターコンソールに出しっ放しにすべきキーが、差しっ放しだった。
ここに住むようになって、車は小屋に停めるようにした。小屋に戻り、車を停めてオワリ。今までのマンションの駐車場とは違って、キーは付けっ放し、そう言う生活がしたかった。
しかしキーはチャンと抜かないと、通電状態が続くそうで、結局バッテリーは上がってしまう。小屋に着くとキーは抜いて、センターコンソールに置いておく、それがここでのルールだ。

そしてこのルールは、しばしば忘れ、車を動かせない"ポカ"が起きる。
1回目は松本のディーラーに助けて貰った。全く付き合いのない、まだ何も買っていない客のために、ディーラーの担当者は丁寧に対応してくれた。しかしいつまでも甘えられない。直ぐジャンプスターターを購入し、2回目からそれで"復活"させるようにした。
ただ、充電100%にするのを、毎回忘れる。つまりその日は車は動かない。

この日の買い出しは、ミニバイクを100回程キックして動かした。コイツは40年程前のマシンだ。信州で使えるのは夏場だけ。今回も始動するのは半年(?)ぶり。しかし機嫌よく動いてくれた。ヤツはワタクシが死ぬまで付き合ってくれるかもしれない。
  

 翌日、充電を兼ねて白馬まで走る。コイツは17年目の22万キロ以上走った車。コイツもワタクシが死ぬまで付き合ってくれると思う。

次の"ポカ"は火事騒ぎ。

ワタクシは、神戸・垂水での“単身炊事”時代から、コンロ周辺には油除けの広告を広げている。これを広げておくと、油まみれのコンロ周辺の拭き掃除は不要、油まみれの広告を捨てるだけでオワリ。
この夜は、使わない側のバーナーのゴトクにも広告を被せていた。そしてあろうことか、このバーナーに点火してしまった。
広告を透かして点火したバーナーが見える。広告が燃え上がるのは刹那。
幸い炊事場の横には大きな窓。そこから外へ放り出す。
直ぐ庭のゴミ焼きスペースに移動しようと外に出たが、アっという間に、広告は砂利の上で燃え尽きた。
紙を上に置いたバーナーに火を点ける。ワタクシは何を考えているのか。

3日後は、炊事台の下を水割りまみれにする"ポカ"をしてしまった。

毎夕、4時になると、水割りをチビリチビリやりながらメシ作り。
水割りが地酒に代わる頃、ディナーになるワタクシの幸福タイム。その時、何気なく置いたグラスを炊事台から落とした。
グラスはステンレス製だったので、割れはしなかったが、2杯分入る大きさ。床は水割りまみれ、炊事台の下を覗くと、奥まで水割り浸し。
それを片付けない限り、ディナータイムは訪れない。まさに「びぇ~ン」だ。

こんな"ポカ"が度々あると、オッサンが段々老いてきたら、一人暮らしに無理があるかも、と思う様にもなる。
しかし、もしツレアイがいたとしても、ツレアイも同様の年寄り。二人揃って"ポカ"を起す危険性もある。
一番イイのは、年寄りの"ポカ"を起さない、若いオネェチャンをツレアイにすることだが、お金が掛かるし、場合によってはクスリ盛られて、コロされることもあるらしい。
要は、若いオネェチャンをツレアイにしたら、"ポカ"は多少回避出来るかも知れないが、バチが当るのだ。

年寄りの独り暮らしに無理があるなら、死ねばイイ、それだけだ。

4月終わりには、今シーズン最後の"ポカ"。

今年は、雪解けが早い様に思う。
4/26、取り合えず栂池に行った。

 駐車場はガラガラ。

 ゲレンデの上部にしか雪はない。

 中間駅までは、もう滑って降りれない。

 残雪期の後立山は毎度の如くイイ景色。

 ハンノキはリフト1本分しか滑れない。

 栂の森も上の方はアチコチで雪割れ。ホントにもう終わりなのだ。

しかし栂の森とハンノキのリフト1本分は充分滑れる。春の栂池はそれでイイのだ。

そう思いながらノンビリ板を履こうとしたら、ン(?)、履けない。要するにビンディングにブーツの先が嵌らない。
ナンデ(?)、中々現状が理解できない。

ワタクシはセット出来ないブーツと板(ビンディング)を持って来たのだ。ブーツはステップイン用、しかしビンディングは山スキー用のTLT、これはどうやっても板は履けない。
ナゼ、気が付かなかったのか。駐車場でブーツを履いた時、板をゴンドラ側面の差込口に入れる時、気付くタイミングはあったハズ。それを栂の森まで持ってきてしまった。
いずれにせよ、わたくしのこの「びぇ~ン」な現状、どうするか。

結論は単純、帰るしかない。

 枯葉色に覆われたゲレンデを、ゴンドラから俯瞰する。

 この日、栂池にいたのは1時間半。白馬乗鞍の稜線はまだ真っ白。

しかしあそこへ行く元気はもうない。