蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

アッサリ消えて逝くモノ、シブトク生き残るモノ

2021-08-14 13:53:12 | 信州安曇野での出来事

 引き続き、ダルくシンドい日々が続く。何もしないし、すべきこともない。

 他者と口を利くこともなく、死んでいても、多分ダレにも、気付かれないと思う。

しかし、それはダレにも気を使う必要はない、という事であり、気楽なハナシなのだ。

しかしこの様な気楽な日々でも、些細な"事故"、"事件"は起こる。

 5月初め、TVが映らなくなった。電源ランプが赤点滅しているだけ。

取り合えず、取説を見た。
緑点滅の場合は、電源プラグを抜き5秒後に再起動すればイイらしいが、赤点滅の場合の記載はなく、要は故障なので、店に"相談"せよ、との事。"修理"せよ、とはなっていない。
取説をガサガサ見ていると、購入時のレシートが出て来た。8年前の神戸・垂水の家電量販店のモノ、価格は4万弱。同じ量販店は安曇野にもあったハズだ。
場所をネットで調べようとしていたら、通販の画面が出て来て、フト見ると、同じ32インチが2万強。"maxzen"と言うブランドのモノらしい。しかも楽天で貯まっていたポイントがあって、それを使うと¥1万6千・ー。

 翌日、届いた。

今まで、モノは壊れても修理して、長く使うモノと言う"主義"だった。
しかし今回は、通販でモノは新替え、店にも行かず、クレジット決済なので現金も出さず、モノは運ばず。"事件"はアッと言う間に解決。
こんなンでイイのか、バチは当たらないのか、と心配もするが、そもそも、もうワタクシの先は永くない。バチが当っても構わないのだ。

6月末、また車が動かなくなった。ルームランプが点けっぱなしの、バッテリー上がり。前年10月末と同じチョンボ。

 買い出しはミニバイク使用。
何か月も停めっ放しだったが、エンジンは、数10回キックして掛かった。このバイクは、3人の息子がいる我がムスメより長寿。普段は滅多に動かさないが、こんな時に活躍してくれる。ナント律儀なヤツか。
8年前のTVは壊れたが、30年以上前のコイツはまだ健在。もっと大事にしてやないと、それこそバチ当たる。しかしオイルを適宜補充するしか、ワタクシにすることはない。

 翌日、車はジャンプスターターで無事起動。栂池までドライブした。

 7月末、今度はパソコンが映らなくなった。4年前のモノで、パソコンだから数万円で新替え出来るモノではない。

取りあえず、購入した量販店へ持って行った。
対応してくれたオニイチャンは、何気なくボタンを押した。すると、ナント、極フツーに点くではないか。「ナ、ナンで?」彼はマジシャンなのか。
自分でやっても確かに点く。
「多分、フリーズしてたンでしょうネ」、オニイチャンに丁重に礼を言って、この"事故"も数分で解決した。

結局、アッサリ消えて逝くモノは大してなく、ワタクシはこれからも何もせず、シブトク生き残っていくのかも知れない。