蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

イケルノダ、六甲最高峰3回目

2011-10-30 23:41:19 | 六甲山をブラブラ

先週は月曜、木曜、金曜と3日、自転車に乗れた。

月曜は学園都市~農業公園前~R175~神鉄恵比寿~御坂~笠松峠~押部谷~農業公園~学園都市、特にヘンな出来事には遭遇せず。

水曜は18時から大阪・森ノ宮でジャズライブ、夜遅く帰ったので、木曜はゆっくりスタート、学園都市~農業公園前~R175まで往復。

藤原橋からR175への登りではネズミトリをやっていて、自転車だからビクつくことは無いが、エッチラオッチラ坂を上っている時に、カメラとすぐ後ろに座っているポリに気が付くとやはりビックリする。以前ここで捕まっているし。

しばらく進むと自転車の通路、路側帯と道路左半分使って気の毒な運チャンが違反キップを切られている。

ワタクシ、道路中央の追い越し車線をトラックやダンプと一緒に走らないといけません、怖ッ。

近付くと、若いオマワリサン、占拠しているスペースを空けて「スイマセン」、こちらをどうぞお通り下さい、と。
ワタクシ、紳士的に「アリガト」とゴアイサツしてフレンドリィに通過。
交通弱者:自転車には優しくしましょう。

R175に出て、時間遅いし今日はここから引き換えそか、とか考えていたら、改造バイクらしきモノに乗った若者、登って来て信号無視、R175を左折していった。
ミニバイク用の様なヘルメットを被った二人乗り、無茶な走り方をしてどこへ行く。

と、直ぐ白バイがやって来て同じく左折。そしてその後パトカー、交差点内で一度停まって直ぐタイヤ軋ませて白バイを追いかけて行く。

どうやら、あの改造バイクの若者、ネズミトリ突破して来たようですナ。
しかし、若いのが二人、木曜の昼間、改造バイクに乗ってKサツと追いかけごっこ。
マジメに働いて税金、年金、キチンと払わないといけない義務あるのに、親はどんな教育したンだろう、まぁエエけど。

金曜は3回目の六甲山最高峰。今までと同じペースで走るが、ナンカ気分が重い、足腰の感じもチョット変。

それでも何とか一軒茶屋着、14時14分。家から3時間10分弱、ほぼ今まで通り、「ビールくださいッ」。

今日はオバサンが「あのぅ、自転車ですよねぇ、ビール出すのはチョット ・ ・ ・ 、最近Kサツからも色々言われてまして、スイマセン」
「イヤ、確かにそうですね、自転車も車やし、飲酒運転になりますモンね」
と、言う事で今日は(今日からは)サイダーになった。

鈴蘭台あたりまで帰って来て、脚ツリそうになったが無事帰宅16時20分。 今日も何とか行けてヨカッタ。

土曜も自転車に乗るつもりだったが、もうフラフラだった。

森林植物園、メタセコイヤが茶色くなるのはまだまだ先のようです。Imgp2749

周りの広葉樹は、枯れ落ちた様なモノもあって、今年の紅葉はあまり期待出来ないかも知れない。


氷上町の美術館へ寄って、春日町の工務店へ

2011-10-26 14:01:26 | 車でブラブラ

ウィークディはあっちこっち遊びに出ていて、ここ(垂水)にジッとしている日は少ないので、新聞は金曜の夕刊から月曜の夕刊まで、にしてもらってます。
しかし、そんなヤヤこしい契約でも色んな優待券はチャンと頂けるので、時々美術館へ行けている。アリガタイです、神戸新聞サン。

先週金曜は、丹波市立植野記念美術館の「天使がいた時代 “ヨーロッパ絵画展” -バロックから近代へ-」を見に車でブラブラ。

西神中央をかすめR175に出て、西脇を過ぎ、山南仁王から西に逸れ、加古川右岸をひたすら走り、青垣から遠坂トンネルをくぐって和田山へ。
いつもこのルートで但馬地方のスキー場へ通っていた。これなら播但道も舞鶴道も使わず、柏原も通らずに行ける。
このルートでは氷上町を通過するのだが、町内に入った記憶は無く、こんな美術館があるとは知らなかった。

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この美術館、重厚、厳荘、とにかくゴッつい建物です。氷上町の加古川の畔に、周りを威圧するが如く聳えている。
氷上町出身の実業家(毛皮屋サン)が建てたとか。 芦屋の奥池にも建てておられるそうで、そう言えば奥池にある毛皮屋サンの別荘か何が、美術館になっている、そんな話を聞いた事がある。

確かに、紳士が毛皮を羽織ったご夫人を伴って石段を登り、この美術館へ入って行く、そんな雰囲気ですナ。

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展示されていたのは、17世紀のバロック黄金時代の絵画と、19世紀の近代絵画を中心に、「伝統的な絵画手法で描かれた正統派のヨーロッパ絵画」だそうで、残念ながらこれらの画家サン、どなたも知りません。(大体、美術とか絵画の知識、ほとんど持ってませんけど)

聖書の一場面を描いた宗教画、解説読んで、ホォ~。
この頃の宗教画は、宗教革命に対するカトリックの巻き返しで広められたそうで、へぇ~。
上流社会、お金持ち貴夫人の肖像画、まぁどうでもエエワ。
裸体画も数点あったが、当然エロっぽくない。
19世紀の風景画、その頃イタリアはこんな景色だったのォ、フ~ン。

ドギツイ、エゲツナイのが好きなワタクシに、こんな上品な絵画、レベルが違います。そもそもワタクシ、仏教徒だし、下流社会に住んでルし。
しかし1時間半の時間潰しにはなった。タダ券貰って入って、エラそうなこと、言えませんけど。

その後、移住予定の家の新築見積をもらいに春日町の工務店へ。
モノになるか、ならないか判らない引合で、ワザワザ神戸までお越しいただくのは申し訳ない、こちらから行きました、時間の空いた金曜日の夕方に。

1時間ほど打ち合せして、柏原から峠越えで谷川へ。
峠手前の化学会社と谷川のパルプ工場は前の会社のお客さん。 峠のトンネルは以前、何度も行き来した。

その後、R175へ出て、往路経由で帰宅18時半。

半日、車でのブラブラだった。


弱者優先の交通ルール、でも自転車は邪魔をしてはいけない

2011-10-21 10:29:51 | 朽ちゆく草の想い

自転車乗ってルと色々コワイ思いはするし、ヒドイ交通マナーを目にすることも多い。ゆっくり走っているから(ゆっくりしか走れなけど)、色々気付く事が多い。

ニンゲンは弱肉強食から成長して、全て平等、そして弱者救済になった、はず。
交通ルール、マナーも弱者救済、弱者優先、が基本のはず。

しかし、自動車は弱い自転車を優先しない事が多いし、自転車は弱い歩行者を優先していない事が多い。 その結果、弱い方はコワイ思いをする。

片側一車線の道、かなりキツイ登り、前も後ろも内側の一番軽いギヤに落し、路側帯に沿ってヨロヨロ登って行く。
横をグォ~っと追い抜いて行く車、コワイ。
やっと追い越し車線が設けられたエリアへ。
しかし、フツーの速度でそのまま追い越し車線を登って行く車。そして、それを走行車線から追い抜く車。
ワタクシの直ぐ側をグォ~っと通り過ぎて行く、コワイ。

追い越し車線と走行車線に分かれているのに、ゆっくり追い越し車線を走る車にも問題はあるが、だからと言ってそれを左の走行車線に出て追い抜くのは違反行為、のはず。
乱暴だし、お行儀悪いし、一番左をトロトロ走っている自転車にとっては脅威です。

しかし、この行為、以前ワタクシがやっていた違反行為。
左端を行く歩行者、自転車の弱い存在など頭には無かった。
大いに反省してます。もうしません、ゴメンナサイ。

先週の水曜日、須磨区の白川台、ひよどり台に出るために通過する坂の街。
急な道を一番軽いギャでヨロヨロ登って行く。 右側は団地、左は戸建が並ぶエリア。
上からワンボックスカーが下って来て、右折ウインカーを出して止まった。
そのまま右折して戸建エリアの方へスッと曲がればいいのに、ワタクシの直進を待ってくださっている。
運転席の女性、とても上品なマダムに見えた。
しかし、お待ち頂くには申し訳ない。
ワタクシ、そんなに速く登れません、どうぞお先に曲がって下さい、と手で合図。
女性は微笑みながら軽く会釈して曲がって行った。とても美しく見えた。

その一時間後、鈴蘭台西町を有馬街道方向へ進む。
左手前方に、大きな洋菓子のチェーン店がある。
その駐車場からゆっくりと軽四が出てきた。運転しているのは年配の女性。
と、後ろからけたたましくクラクションを鳴らして追いつくワンボックス、車高を落してマフラーはウルサイのに替えている(ワタクシも替えてルので、エラそうな事は言えませんけど)。
軽四はいきなり道路に出てきた訳ではない。フツーに出て来てフツーに走っているだけ。
なのに、このワンボックス、ひつこくクラクションを鳴らし、襲いかかろうとしているが如く、後ろから煽っている。
運チャンは若者、無精ヒゲを伸ばし(ワタクシも無精ヒゲ伸ばしてルので、エラそうな事は言えませんけど)、ナント携帯掛けながら、だった。

ワタクシの直進を上品に待機した美しいマダム、軽四のオバサンに襲いかかろうとしているが如くの若者。
弱者救済と弱肉強食、どちらも水曜の午後の出来事。

ところで、ヨーロッパではロードバイクを駆る人は騎士だそうで、だから見っともない、お行儀の悪い事をしてはいけない、と言う様な事が雑誌か何かに書いてあった。
ほう、そう言うモノか。

確かに、通勤、通学、買物で自転車に乗るのとは違う。何と言ってもそれに乗って遊んでいるのだ。
お行儀よく走らないといけない。よく理解できます。
当然歩行者の邪魔をしてはいけないし、お仕事で車を運転なさっておられる人の邪魔をしてはいけない。
自転車を載る時のワタクシは、弱者ではないかも知れない。

自転車に40年振りに乗りはじめた5年前、ウッカリ車道右側へはみ出したりして、よく車の邪魔をした。優先側の車を何回も停めた。
大いに反省してます。もうしません、ゴメンナサイ。

ただ現状、自転車が走れる歩道が多すぎるし、路側帯の無い(狭い)車道が多すぎる。
数人が横並びに手を繋いで歩ける、自転車通行可の歩道がある反面、片側2車線の広い車道に路側帯がない。
いつの間にか車両である自転車が歩道を走って当然、と皆さん誤解してしまう。

最近改めて、自転車は車道を走るもの、と言われ出した。
通行可の歩道があっても、極力車道を走れ、との風潮もある。とくにロードバイクは。
しかし、路側帯の無い車道、下りならそこそこ車の速度とシンクロさせて走れるが、登りでトロトロしているのは車の邪魔だし、もしぶつけられたら痛いし、自転車を意識しないジジイの漫然運転の犠牲にはなりたくない。

で、ワタクシ、登りで自転車通行化の歩道があれば、そちらを優先して走らせてもらってます。歩行者に遠慮しながら。
大体、この辺り、神戸西部の新しい道の多くは、自転車通行可の歩道が併設されているが、それが気前よく(気持ちも良いけど)広い。そしてほとんど人、歩いていない。
まぁワタクシが自転車で遊んでいるのはウィークディの午後なので、そんな時間帯に散歩するヒマな人はいない。

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ここは三木の防災公園。最近よく立ち寄ります。 デカイ競技場、球技場が沢山ある、キレイに整備された広い公園。
ここへ、志染町窟屋から登る道は片側2車線で、しかも4~5人が横に並んで歩ける程の広い歩道が付いている。その距離2km弱、ほぼ直線。当然、気前よく自転車通行可。
車道の方も通行量少ないが、時々大型車がゴォ~と横を走るので歩道を使わせて頂いてます、歩行者を見た事がないし。 

しかし、こんな広い歩道を作らなくてもイイと思うけど。 
その代わり路側帯をもう少し広くすれば、歩行者、自転車、自動車が別々に通行できて、変な接触事故も起こらないはず。ただそれだけのハナシでしょう。
これは街中の道路でも言える事だと思う。

そもそも道路を計画した人、自転車が車両だと言う事、知らなかったンでしょうか。 アホクサ。


イケルノダ、六甲最高峰2回目

2011-10-20 07:44:14 | 六甲山をブラブラ

昨日も六甲最高峰へ、自転車で。今回も無事イケルかな?

11時20分出発。
前回同様、神和台~総合運動公園~白川台~ひよどり台経由で鈴蘭台西町のコンビニ着、12時26分。

コンビニの前でヘルメット、手袋脱いで、ウエストパックからお金の入ったビニールパック出そうとしていたら、小太りのタイトスカートのオバサン(と、言ってもワタクシより10歳は若い?保険の外交員みたいな感じ)がコンビニに入ろうとして、ハイヒールをどこかに引っかけたのか、ドタっとコケた。

見事なコケ方だった。 スカートからはみ出た肉付きのイイ太ももが、色気を越えて、仕事をソツ無くこなしている彼女の逞しさを誇示していた。

オバサン、恥ずかしそうに「エヘヘ、コケてしもたァ」、ワタクシ「大丈夫ですか?誰も見てませんよゥ」
見てたのはワタクシだけ、逞しい太ももをバッチリと。

森林植物園着13時過ぎ、右足がナンカ変。今日はツルかも知れない。
六甲山牧場着13時45分、一軒茶屋着14時25分。
前回より5分速いが、これ位は誤差の内。

いつも通り、ビール1本飲んで14時50分前出発。

森林植物園西口着15時半。

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穏やかなウィークディの午後。完璧な紅葉はもう少し先。

16時45分、無事帰宅。 何事もなく過ぎた自転車日和。


ラジオ新替

2011-10-19 18:55:49 | 朽ちゆく草の想い

普段部屋で点けているのをテレビからラジオに切り替えて、1年ほど機嫌良く(?)鳴っていたラジオが、先週末頃からオカシクなった。
以前より電波を捕え難く、ズ~ッと雑音混じり、それがもうザァーとしか鳴ってくれなくなった。

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それは左の黒い方、’95年頃からテント泊まりで単独山行時に携行していたモノ。
一人のテントの中だから、そこそこスピーカーが大きくないと寂しい。雑音を通して聞こえる音声、音楽は、お湯を沸かすガソリンバーナーの音と相まって頼もしかった。

しかし、使うのは春と秋の連休のみ、しかもその後暫くして小屋泊まりにしたから、コイツに山中一人寝のお世話になったのは、ホンの僅か。
フル稼働は、部屋で点けるのをテレビから切り替えた昨年から、10hr/日以上。 布引谷・山の家への往き帰りにも聞いていた、歩きながら。

聞くのはラジオ関西、日本で初めての(?)音楽専門のラジオ局らしいが、そう言う事とは関係なく、神戸の局だからとの理由で、中学生の頃から聞いていた。

それが聞けなくなると困る。FMは時々捕えてくれるので、AMのチューナーが死んでしまったンでしょうナ。
バラして、チューナーの部分を入れ替えてみたら、とも思うけどメンド臭いし、取りあえずYMD電機へ行って見た。 まだこんなアナログ製品、売ってルのだろうか。

売ってました、大体2千円前後。 ’95年頃も同じくらいの値段だったと思う。
SONY製も、Panasonic製も、その他聞いた事も無いメーカーも色々あります。
当然、全て中国や東南アジア製。作っているのは、数軒の同じ工場だったりして。
SONY製、Panasonic製は無名メーカーより数百円高い。 しかし良く見ると電池が付いているか、いないかの違い。アホクサ。

そして、右のシルバーに新替え、オーム電機とか言うメーカー。

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42g軽くなった。 それが’95年からの進化?。

さて、この黒い方、裏を見るとMADE IN JAPANとなっている。’95年頃はSONYも日本でこんなラジオを作っていたンですね。その売価2千円前後。
15年以上経って生産は東南アジア、売価は同レベル2千円前後、ナルホド。

しかし、コイツどないしょ?
まだFMは時々聞ける、と言う事は半分生きてル。
大体、モノが捨てられないワタクシ。 そして、山中一人寝のお付き合いを何度かしてくれたコイツ。
暫く捨てないで飾っておきましょ。

ところで、ネットで聞けるラジオも試しましたが、あれ、数秒間のデータをまとめて流してるのか、この2千円前後のラジオより、数秒間遅れて流れてくる。デジタルはアナログより遅いのネ。

今夜のラジカンは19時から北野ジャズハウス・ソネからのライブ中継。イイ番組。
ワタクシ、今からアナログ製品で聞きます。