蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

今シーズンの山スキーのまとめ

2010-06-16 03:46:06 | 山とスキーでブラブラ

今シーズンの山スキー、栂池通いは1月5日に始まった。 今年から板をファットに替え、さぁ深雪どれだけうまく滑れるか。

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しかし、ウィークエンドは晴れて、ワタクシが行くウィークディは大雪と言う天候の繰り返し、なかなか乗鞍へは登れない。
「アンタが来る度に天気、悪くなるよぅ、ワハハ」と定宿の主人。毎朝まだ暗い頃から除雪してはりましたネ。 

014 やっと晴れて今年の初登頂は1月27日。

015  ヒザあたりまで潜る深雪、やはりファットはよく浮いて、キレイ(?)なサインカーブが描けました。昨年は普通の山用の板でコケまくってたのに。

003  2回目の登頂は2月24日。

004_2  南面をダイレクトに自然園まで快適に滑降。

018  3回目は3月27日、この日は真冬並みの猛風。 パノラマウェイは既に運転していて、大勢のスキーヤー、ボーダーが天狗原~乗鞍の斜面、登っておられたが、ほとんどの人はケルンまでお越しにならなかった様子。

005  4回目は4月8日、林道でウサギちゃんの足跡、撮った後、デジカメは電池切れでオネンネ。

この日は快晴無風、乗鞍から船越の頭まで登って松本の老スキーヤーと遭遇。この方、金山沢を降りて栂池駐車場まで戻られるとかで、後ついて行って二股からのタクシー代ワリカンしました。思いがけなく金山沢を稜線から滑れて、超快適でラッキーな一日。

結局、栂池へは8回通って、延べ25日のスキー道楽。

その後、4月18日と25日は針の木→これです

5月2日白馬沢→これです

5月22日穂高・涸沢→これです

まぁよくガンバりました。 

しかし、昔(と言うか大昔、20年以上前)は、信州の本チャンへ行くなんて、正月、3月、5月、お盆、9月、11月の連休ぐらいで、大阪駅まで荷物引きずって夜行列車「ちくま」に乗って、今から考えると大変だった。 
それが半年で10回以上行けてル。ありがたいことだ。早期退職し、僅かながら蓄えもあり、気ままな一人生活だからこそ出来る事。そして、カミサン、ホトケサンのお陰(?)。


今年の誕生日記念は裏山へ

2010-06-13 17:58:17 | 六甲山をブラブラ

5年程前から、6月の第1週前後は誕生日記念山行として槍ケ岳へ行って、1つ歳をとっても前年と同じ様に出来る事を確認していた。 今年もその予定だったが、何故か都合と天気が合わない。 行くと決めた日の前日、予報が雨に変わったり、雨でヤメと決めていた日が晴れたり。 おまけに左肩が痛くなり、どう考えても槍沢・ババ平までブーツと板を担ぎ上げるのはムリ。

ンならどないしょ、どこ行こ、そんな事を考えながらスーパーうろうろしてたらスパークリングワインのハーフボトルが目にとまり、その後、隣の¥100ショップでシャンペングラス(フルートとか言う細長いの)を見つけ、この二つ担いで今年の誕生日記念は10日、裏山=摩耶山へ行きました。 このフルート¥100だけあってか分厚い、既にウチにあるのに比べると倍、いや3倍。当然指で弾いてもチィィィィ~ンとは鳴らず、コン。 でも丈夫そう、貴方がザックに入れててシリモチついても、ワタシ砕けません、と言ってル様です。

布引谷・自宅、9時過ぎ出発。人の少ない黒岩尾根を選んだのに、登り口でいきなりジィちゃん、少し登って上品な雰囲気のご婦人に遭遇。その後は誰とも会わず、摩耶山頂10時半過ぎ着。 最上部、地蔵谷の源頭辺りは杉が間伐されていて明るくなってました。

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摩耶山頂の二つのカミサンにお参り。1年間生かして頂いてアリガトウございます。

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一旦黒岩尾根の展望の良い処へ戻り、はっぴぃバースディ、スパークリングワインのコルクをボム、と抜く。 クーラーパックに入れていたのでまだキンキン、うまいッ! この場所、多分堰堤工事なんかの資材を運ぶケーブル基地等を設置するために造成されたンでしょうね。周りの木ィ全て伐採されてて非常に見晴らしがイイ、新しいベンチも一つ。登ってきた黒岩尾根、とその向こうに鈴蘭台あたりが望めます。 でもナンカ複雑な気分、人工的過ぎて。

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雲ひとつない晴天、爽やかな風。ウグイス、ホトトギス鳴いてます。セミまで鳴いてる。 摩耶山と晴天とスパークリングワインと¥100のフルートグラス、これクセになるかも。

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帰りは桜谷からトゥエンティクロス。コアジサイが咲きだしていた。

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家の庭、6月になってサツキが満開。そして、相変わらずムカデだらけ、トホホ。

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生かし、生かされ、そしてオフクロの服はミャンマーへ

2010-06-04 12:19:19 | 神戸布引谷での出来事

Imgp1947_6 庭でくつろぐノラ。コイツはエサ喰った後、顔洗って、暫くくつろいでどこかのネグラへ消えていく。

041_9  コイツが現れたのは昨年9月の初め。庭の陽だまりで寝ころんでいた。まだ未成猫のガリガリ。

カッと目を見開いてこっちを見つめ警戒していたが逃げない。酒のつまみのミリンボシを投げ落とすとくわえて、物陰で隠れて食べた。

昔から布引谷・山の家はノラネコが居着く家。
その後数ヶ月は、昔オフクロがネコによく与えていたチクワ、煮干し等を差し上げていたが、これが中々高コつく。スーパー等で安く売ってるキャットフード、あんな砕いたビスケット見たいなの、ホントに 喰うんだろうか。
でも与えたら食べてくれました、イイ子です。
多分メス、昨年秋の終わりと今年の春の2回出産したはず。

他にもノラが2匹いる、白黒(茶?)のブチと真っ黒。
しかし、この2匹はこちらの姿がチョットでも見えると飛んで逃げる、生粋のノラか。

048_2 コイツは一応、ワタクシの手からチクワを受け取るので、生粋のノラではないと思う。

しかし、近づくと逃げるので、子猫の頃捨てられて、その後色々コワイ思いをしたンでしょうね。
性格キツく、中々たくましい。
エサをやろうと思って近づくとフゥゥ、シァァ、この時の顔、小さくてもそこそこの迫力、ちょっとコワイ。
チクワ差し出した手、何回か引っ掻かれたし、トカゲ、スズメを喰っていた。スズメの口ばしと羽先、脚だけが残っててビックリ。

でもエサをくれるのはワタクシだけ。数日間家を空けた後戻ると、少し痩せた体でどこからかスッと現れる。で、クォォ~ン、ニャオォ~ン(エサくれェ~)、「判った、判った、今やるから」と言うと更にニャオォォォ~ン。ボクがもし戻らなければコイツはどうなるンだろう。飢え死にするかもね。

ワタクシ、コイツの命、支えてます。つまり、ワタクシはこの小さな命、支えるため生かされている(?)

昨日はオフクロの衣服を整理、処分した。3回忌も済んだし、もう捨てても怒らンやろ。
まぁまぁ新しくキレイなの、引っ越し用段ボール2箱、ミャンマーへの古着寄付へ。
オヤジやワタクシの古いのも出てきて、ゴミ袋5つ、これらは古布資源回収へ。
ゆっくりやると懐かしくなったりして、写真撮っとこかぁ、これは置いとこかぁ、とかキリないので、一気にやりました。すっきりしたぁ~。