4月になり、今年の信州・雪山通いも10回目になった。今週で定宿の営業もオシマイ、ワタクシの雪遊びも一旦オシマイになる。
2日の朝、ハッキリしない空、爺ヶ岳と鹿島槍の姿もクッキリしない。
麓の田畑にもう雪はない。雪が少なかった今年、雪解けも急激。
FM長野のパーソナリティさんが、サクラ、アンズの開花が例年より二週早い、と言っている。
岩岳のゲレンデもほぼ雪が解け、ゴールデンウィークの様な風景。
定宿の主人はもう夏タイヤに交換するそうだ。
動いているのはゴンドラと上の方のリフト2本以外のみ。
ゴンドラの下でパトロールの人達が、ロープを張っていたポールや竹竿を片付けている。ゴクロウサンです。
雪はタップリ残っているがリフトは動いていない。 リフトを使わなくても林道を通ってこの斜面へ出られるが、林道も滑れなくなった。
11時半、自然園辺りまで行くことにする。
自然園の小屋が開くのはゴールデンウィーク頃(?)
3時に起きて500km運転して来たのでネムイ。腰をかけるのに良さそうな老木を見つけ休憩。
時々陽が射してきてその時はポカポカ、イイ感じ。そのまま老木に身を持たせ掛け、30分程オネンネ。
下りはロープウェイ駅の方から続く谷へ廻り込んでみた。
「サァ行くゼッ」、滑り出してイキナリ片方の板が外れコケた。ナ、ナンデ???寝ぼけていてチャンと踏み込んでいなかったのぉ?ああナサケナ。
ドンドン雪解けしていく南俣の谷。
ゲレンデはハンノ木コースしか滑れない様になっているが、ウッカリいつも下っていた鐘の鳴る丘方向へ行ってしまった。
リフト乗り場の横は雪が融け、沼(?)が現れていた。
水芭蕉が咲いていた。
鐘の鳴る丘へ上がると、リフト降り場はシャッターが降ろされていた。まさにもう閉店の形相。
振り返ると、リフトが止まった雪タップリのゲレンデ。
まぁそもそも、リフトはシーズン中も週日ほとんど空で動いていたし、4月になって直ぐ止まっても不思議ではない。
誰もいない鐘の鳴る丘を滑って宿に戻る。
かなり地肌が現れているが、何の不自由もなく下まで滑れた。
ゲレンデのいたる処から、「もうオマエの雪遊びには付き合ってやらないヨ」との声が聞こえて来そうな雰囲気だった。