蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

徘徊していたら公園は夜桜満開

2013-04-01 11:47:53 | 一人ブラブラ

昼間活動して夜は休む、それが健全な、まともなニンゲンの生活パターン、と言うのは稲作を始めた弥生人からだそうだ。
田植えや稲刈りは明るくないと難しいし、“オオミタカラ”と言いながらも、彼ら百姓を支配する権力者は、暗い時に動きまわられると支配するのは難しい。

そして、その前にいた縄文人達は夜行性だったらしい。獲物の小動物が夜行性だから(?)、ナルホド。

数千年前、夜活動していた縄文人とアイヌや沖縄の人達とは、遺伝的に繋がっている、と言う説もあるそうで、この人達はこの島の先住民。
大陸からやって来た野蛮で獰猛な侵略者は、この島の先住民に隼人、熊襲、土蜘蛛、蝦夷と言う動物や昆虫の名を付け、蔑み、コロしまくって「征服」したそうだが、北と南にまだちゃん残っていらっしゃる。
そして、北と南以外でもあらゆる地で通婚もあった訳で、「征服」された方の血は、「征服」した方にも確実に残っている。ワタクシにも土蜘蛛の血が半分流れている。

夜、コンビニの前でタムロしている少年少女、公園を徘徊している老人、皆さん、縄文人の夜行性のタマモノなのか。
“オオミタカラ”として昼間働いている健全な「納税者」も、ホントは夜ウロウロしたいが、疲れてそれが出来ないだけ(?)、呑み屋街をウロウロしているのもいるけど。

夜はナンカイイ獲物が転がっている。蠱惑的なナンカが潜んでいる。「千の目を持っている」とか言うサスペンス小説もあった。夜は魅力的だ。

晩ゴハンの後、なんとか酔い潰れずに後片付け出来た時、徘徊することがある。主に近くの公園へ。

公園は1周2km弱。出来た頃は自転車でも良く走ったが、最近は夜でも人が多く自転車ではチョット気を使う。まぁ飲酒運転にもなるし、ヤメましょ。

昨夜、久しぶりに徘徊したら、夜桜満開。

Imgp4783 近くの高校の側、満開少し前(?) 

Imgp4785 薄暗く写っているのはコブシ(?)

Imgp4805 名谷JCT方面の夜景。

Imgp4809 垂水JCTと鉄拐山、横尾山方面。

Imgp4812 夜桜満開。

Imgp4816 この辺りでキツネが横切ったコトがある。アベックもそれを見て騒いでいた。連れていたワンちゃんは騒いでいなかったけど。
もう5年以上前だったと思う。彼(彼女?)はもう死に絶えたのだろうか。

Imgp4820 ぐるっと廻って道路沿いも満開。

Imgp4821 思いのほか、人はいなかった。日曜の夜だから?自転車で走ってもイイかも。

Imgp4822 

Imgp4823 棲家の前でも夜桜満開。花見ナンゾには全く興味ないし、サクラが咲こうが咲くまいがどうでもよいので気付かなかった。

夜桜、暗闇にフッと現れる薄いピンクの集合体、中々幻想的だった。