ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (4/20)

2010-04-20 12:21:09 | Weblog

■ソフトバンク、2年契約が実質必須に 代わりに割引増額

ソフトバンクモバイルは、同社の主力料金プラン「ホワイトプラン」の内容を改訂。4月27日より新しくスタートする(従来型プランの受付は4月26日まで)。内容は実質的に2年契約を必須とする代わりに月月割に代表される割引を増額するというものだ。なお、従来プランの利用者は、そのまま継続して利用することも、新しいホワイトプランに変更することも可能である。

 ウィトラコメント: これはどうなるか興味があります

■海外利用料金引き下げ検討=主要事業者と新協定へ-ソフトバンク

ソフトバンクモバイルが、同社の携帯電話の海外での利用料金を引き下げるため、回線を利用する契約を結んでいる海外事業者と新たな協定を検討していることが19日、分かった。年内にも欧米や中国、韓国など主要国の一部で、値下げを実現したい考え。

 

■約280gの文庫本サイズ、物理キーボードレスのタッチ端末に進化した新型「NetWalker」

シャープは19日、同社が展開するモバイル端末「NetWalker」の新型モデルとして「PC-T1」を発表。5月下旬から発売する。価格はオープンで、予想実売価格は47,000円前後。カラーはブラック系/シルバー系の2色。

 

■『iPad』、発売から10日間で驚異的なウェブシェア

ウェブ測定サービスを提供する米Net Applications社が発表したデータによると(米IDG社経由)、米Apple社が『iPad』を発売してからの10日間において、平均すると1日の全ウェブ・トラフィックの0.03%が、iPadによるものだったという。この数字は『BlackBerry』の3月の数字にほとんど並んでおり、ほかのモバイル機器にも急速に迫るものだ。

 

■米アップルのアイパッド、大学での活用に苦戦

大学入学シーズンにあたって、米アップルの多機能端末「iPad」が苦戦している。
教育技術の次の波として各方面から絶賛を浴びるアイパッドだが、米ジョージ・ワシントン大学やプリンストン大学ではネットワークの安定性の問題で受け入れ体制に問題が生じている。このほか、コーネル大学も接続性の問題に直面しているとし、ネットワーク回線の負荷に対する懸念を表明している。

 

■「電波オークション」導入に向け本格議論へ 総務省専門調査会

総務省は19日、通信・放送各社から徴収する電波利用料のあり方を検討する「電波利用料制度に関する専門調査会」(座長、土居範久・中央大研究開発機構教授)の初会合を開いた。民主党が2009年の政策集で掲げた「電波オークション」導入に向け、今後の会合で本格的に議論していく方針を確認した。

 ウィトラコメント: いよいよ日本でも始まりますかね。ある意味でよいと思いますが価格があまりに高騰すると問題です。

■経産省と総務省、情報通信業調査を一本化-業界の動向把握

経済産業省と総務省は19日、両省の既存調査を一本化する形で新たに「情報通信業基本調査」を開始すると発表した。政府の統計整備の方針に従って効率化をはかると同時に、両省の所管業種にまたがる9580社を一律の調査対象とすることで業界動向を把握・比較できるとしている。5月に調査を開始し、10月に第1回の結果発表を予定している。

 

■日本通信、ドコモの不当廉売指摘-総務省に意見書提出

日本通信は19日、法人向けデータ通信サービスで、NTTドコモが不当廉売行為を行ったとして、総務省に意見申し出書を提出した。

 

■中国政府が TRON、T-Engine、ユビキタス技術普及委員会を設立

T-Engine フォーラムは2010年4月16日、北京の中国科学院計算技術研究所と中国家用電器研究院が T-Engine フォーラムと連携、中国政府内組織である中国軽工業連合会の下に「中国軽工業連合会組込みシステム応用委員会」(T-Engine Forum China)を設立する、と発表した。

 

■特化することで技術進化の速度に対応 - AccuverのLTE/WiMAX計測器戦略

携帯電話の次世代通信規格として、NTTドコモが2010年12月のサービス開始を予定しており、KDDIやイーモバイルも2012年にサービス開始を予定しているLTE。3.9Gとして位置付けられる同規格対応の端末や基地局を開発するためにはそれに対応した計測器を用いる必要がある。2009年7月30日にLTE/WiMAX向け計測器を中心に扱うことを目的に設立された「Accuver」について、同分野の計測器の動向と同社の戦略を聞いた。

 

■三星のスーパースマートフォン、アイフォーンコンプレックスから脱するか(1)

サムスン電子は先月末、米ラスベガスで開催された「移動通信展示会」(CTIA)でスーパースマートフォン「ギャラクシーS」を公開した。 シン・ジョンギュン社長は「世界スマートライフ時代を率いる名品」と紹介した。 米アップル「アイフォーン」の対抗馬といわれるグーグルの「アンドロイド」基本ソフト(OS)を採用した。 4インチ(10センチ)超高画質AMOLED画面と1ギガヘルツの超高速プロセッサーも搭載した。 世界最高レベルの情報技術(IT)と部品の結晶体だ。

 

■「Googleがタブレット開発」のうわさ、その意味は? (1/2)

GoogleがAndroidを搭載したタブレットの開発を検討しているとうわさされている。もしそのような製品が登場するのなら、GoogleはAppleに追いつけるのだろうか。

 

■「AndroidとiPhoneは共存関係。特性生かしてアイデアの具現化を」--NTTドコモ山下氏

4月17日に開催された日経BP主催のAndroid開発者向けイベント「Android Developers Forum in Tokyo」。パネルディスカッションには、日本Androidの会 会長の丸山不二夫氏、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授の古川享氏、ユビキタスエンターテインメント 代表取締役社長の清水亮氏、NTTドコモ スマートフォン事業推進室 アプリケーション企画 担当部長の山下哲也氏の4名が登壇。Androidをはじめとしたスマートフォンビジネスへの期待や課題が語られた。


平成21年版 情報通信白書

2010-04-19 12:00:25 | Weblog
図表3-3-4-3 コミュニティ総参加数3個のつながり力

ウィトラコメント: 相互信頼、相互援助、情報展開などを得点化して「つながり力」を定義しているようですが、これは果たして意味があるのかは疑問に感じます。表面的につながっているのとこことがつながっているのは大きく違うと思います。

平成21年版 情報通信白書

2010-04-19 11:57:46 | Weblog
図表3-3-4-2 利用者層別にみたコミュニティへの参加状況

ウィトラコメント:オフラインコミュニティとは学校や職場を言うのでしょうが、参加なしの人が結構いるということは、趣味の世界などをコミュニティと呼んでいるようです。若い人はネットのコミュニティへの参加が多いようです。海外ではfacebookというのがすごい勢いで伸びていますが、これもコミュニティですね。

ニュース (4/19)

2010-04-19 11:49:59 | Weblog

■Appleの第4世代iPhoneが6月に登場する予定であることを通信会社の幹部が明らかに

先日行われたiPhone OS 4の発表会で5000万台を売り上げたことが明かされるなど、世界的な人気を誇るAppleの携帯電話「iPhone」ですが、最新の第4世代にあたるモデルが6月に登場する予定であることが通信会社の幹部によって明らかにされました。

 

■ソフトバンク、「ビクターエンタ」「テイチク」買収検討

ソフトバンクが、JVC・ケンウッド・ホールディングス傘下の音楽ソフト会社「ビクターエンタテインメント」と「テイチクエンタテインメント」を買収する方向で検討に入ったことが16日、分かった。ソフトバンクは携帯電話事業のコンテンツを強化し、収益源に育てるねらいだ。

 

■シンガポール通信M1、第1四半期は増収減益=端末販売コスト増大で

シンガポールの通信業界3位、M1(旧社名モバイルワン)が16日発表した2010年第1四半期(1~3月)決算は、携帯電話端末の販売増を主因に売上高が前年同期比33.6%増の2億4900万シンガポールドル(Sドル)に伸びたが、端末の販売促進費用の増大と前年同期の利益をかさ上げした法人税率引き下げによる増益効果がなくなったことで、純利益は同6.0%減の3930万Sドルの減益となった。

 

■【話題株を探る】ソニー・エリクソン「予想外の黒字」、外国人買い再燃も

ソニー は16日の大引け後、持分適用会社ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの2010年度第1四半期(1~3月)業績が営業損益・税引前損益とも前年同期比・前四半期比で黒字に転換したと発表した。

 ウィトラコメント: 私も意外に感じました。Xperiaはこれから事業に貢献するのだと思っていました。

■ソニー・エリクソン:新携帯の販売で米AT&Tなどと協議

携帯電話メーカー、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、同社の新たな携帯電話の販売に関して、米通信サービス大手のAT&Tをはじめ、米家電量販店ベスト・バイを含む複数の小売業者と協議している。

 

■中国のOPhoneがiPhoneを超える?

中国で昨年7月から販売が始まった「OPhone」。アップルの「iPhone」と名前がそっくり過ぎる携帯電話だが、決して中国お得意の“パクリ”商品ではないようなのだ。

 ウィトラコメント: 何をOphoneと呼ぶかという定義の問題がありますが、あまり売れていないと聞いていたのですが・・

■TD-LTEで4G携帯電話の世界進出を目指す中国

次世代携帯電話のシステムに関して、各国がしのぎを削り始めている中、中国では4G方式の携帯電話の開発が進められている。3Gまでは、中国方式のTD-SCDMAは劣勢だといわれていたが、まだまだ普及が始まっていない4G方式では、中国にもチャンスがあるとみられている。

 ウィトラコメント: TD-LTEはWiMAXを巻き取る技術として注目されています

■次世代クラウド型ラーニングシステムを共同開発--慶大とソフトバンクBB

慶應義塾大学とソフトバンクBBは、いつでもどこでも高品質な教育コンテンツの受講およびその学習履歴の管理を可能とする次世代クラウド型ラーニングシステムを共同開発し、その実証を行った。

 

■三菱電機、W-CDMA方式携帯電話端末用「GaAs HBT増幅器」発売 ~ 3つの周波数帯に対応

三菱電機は16日、携帯電話端末に搭載する送信電力増幅器の新製品として、W-CDMA方式の3つの周波数帯に対応した「GaAs HBT増幅器」を発表した。5月1日より販売を開始する。

 

■iPhoneで始まった“ブランドアプリ”の可能性

すでに欧米では、一般企業がiPhoneユーザーに向けたプロモーションを盛んに実施している。その中でも、無料のアプリケーションを提供し、製品やサービス、またはその企業自体の広告、宣伝を実施する方法が注目されている。ここでは、こうしたアプリケーションを“ブランドアプリ”と呼ぶことにする。

 ウィトラコメント: この動きが重要ですね。こういう環境を作ってしまえばしばらく安泰なので次の動きをじっくり考えられます

■携帯電波割り当て「世界標準に」 総務相発言で今後起きる革命

携帯電話の電波割り当てについて、原口一博総務相は会見で、「日本独自」のものから「世界標準」のものに再編したい考えを明らかにした。もし実現すれば、新規事業者の参入や国際的な競争が進み、サービス向上、料金値下げなどが期待できる。しかし、既存の携帯電話会社にとっては脅威のようだ。
テレビのアナログ放送が終わり、2011年7月24日に完全デジタル化になると、電波の周波数割り当てに「空き」が出る。周波数の近いチャンネル同士の混信が少なくなるなどで、テレビの周波数割り当てを整理でき、電波の効率的な活用ができるからだ。

 ウィトラコメント: この発言が実際の割り当てにどう影響するか、興味深いです。

■【IDF 2010 北京】Atom搭載Androidホンの準備はできている、インテル幹部が明かす

複数の関係者によると、米Intel社は、米Google社のスマートホン向けオペレーティング・システム(OS)「Android」を、Intel社のプロセッサ「Atom」で動作するように移植を済ませている。同社の開発者会議「Intel Developer Forum 2010(IDF 2010)」(2010年4月13日~14日に中国・北京で開催)で、シニア・バイス・プレジデントでありソフトウエア・アンド・サービス・グループのゼネラル・マネージャを務めるRenee James氏がこの事実を明らかにしたという。

 

■IDF2010北京、次世代プロセッサに注目集まる

米Intelは2010年4月13~14日、恒例の開発者向けイベント「Intel Developer Forum(IDF)」を中国・北京で開催した。次世代マイクロアーキテクチャー「Sandy Bridge」を採用した新型プロセッサと、モバイル端末向けの次世代Atomプラットフォーム「Moorestown」、そしてAtomベースで組み込み向けのシステムオンチップ(SoC)「Tunnel Creek」などを発表した(いずれも開発コード名)。


ニュース (4/16)

2010-04-16 11:50:08 | Weblog

■Google:Android Marketのアプリは3万8000本、Nexus Oneビジネスは黒字

今日(米国時間4/15)の午後Googleは、好調な収益を発表し、第1四半期の収益は$5.06B(50億6000万ドル)で前年比19%の伸びを記録した。同期の純益も$1.96B(19億6000万ドル)と昨年の$1.4B(14億ドル)を上回った。もちろん、収支会見では興味深い断片情報がいくつか聞かれ、それはGoogleのモバイル事業に関するものだった。

 ウィトラコメント: Nexus oneが黒字とは信じられませんね。まだそれほど売れていないはずです。開発費をほとんど投入せずに、開発はHTCがやったということでGoogleはブランド名を貸しているだけ、ということかもしれません。

■2G終了などで“携帯難民”1200万人 流出阻止へ各社が躍起 (1/2ページ)

総務省が2012年7月に実施する800メガヘルツ帯の周波数再編に伴う第2世代(2G)携帯電話のサービス終了などで、約1200万人の利用者から大量の“携帯難民”が発生するとの懸念が高まっている。携帯各社は、2ギガヘルツ帯の3Gへの移行を促す考えだが、本格的な周知活動はこれからだ。料金収入が多いユーザーではないが、手をこまねいていると、草刈り場になりかねないだけに、囲い込みに頭を悩ませている。

 ウィトラコメント: ソフトバンクは3月で終わったのでドコモが300万人、AUが900万人残っているようです。AUの場合には方式が変わるわけではなく、周波数が変わるだけなのに、端末を買い替えてもらう必要があるのでユーザへの説明が難しく、苦労すると思います。ドコモは問題なく着地できると思います。

■東芝もiPad対抗タブレット投入へ WindowsとAndroidを搭載

東芝の米国でのPC売り上げが第1四半期中に50%増加した。また同社はAppleのiPadに対抗するタブレットPCを年内に投入する準備を進めていることも明らかにした。

 

■「ドコモコミュニティ」がauとソフトバンク端末でも利用可能に

ドコモは、家族や友人と日記や写真を共有できる「ドコモコミュニティ」に、auとソフトバンクユーザーを招待できる機能を追加した。また、手書きフォントやデコメ日記などを作成できるサービスも提供する。

 

■ヤマダ電機のポイントが貯まるiPhone向けアプリ配信

ヤマダ電機と日本ユニシスは、iPhoneに対応したポイントサービス「YAMADAモバイル」の提供を開始した。無料で利用できる。

 

■NokiaやSamsung、ソニーなど、携帯端末向けインタフェース「MHL」のドラフト仕様を公開

フィンランドNokia Corp.や韓国Samsung Electronics Co., Ltd.,米Silicon Image, Inc.,ソニー,東芝は,携帯端末からディスプレイに1080p動画および音声を転送するインタフェース「Mobile High-Definition Link(MHL)」のドラフト仕様の完成を発表した。

 ウィトラコメント: 携帯電話の中の画像を大きなディスプレイで見るためのインターフェイスですね。iPhoneやAndroid端末でも重要になると思いますが、Nokiaがそういうグループに対してどういう態度を取っているかに興味があります。

■プリペイド型モバイル・ブロードバンドを強化する米国携帯事業者

ベライゾン・ワイヤレスなどの米国大手携帯電話事業者が,モバイル・ブロードバンドのプリペイド型サービスを開始した。欧州やアジアでは既にプリペイド型が提供されていたが,米国では一部のプリペイド専用事業者によるものにとどまっていた。米国でのプリペイド型ブロードバンド・サービスの最新動向を紹介する。

 ウィトラコメント: プリペイドは旅行者にとって重要だと思います。今のローミング料金は極端に高いですから、旅行者は空港でプリペイドカードを買って使うという状態がしばらく続き、その後リーズナブルなローミングの料金体系がオペレータ間で合意されると思います。

■海外事例に見るWiMAXのアドバンテージ

いつでもどこでも高速通信を実現できるWiMAXは、ビジネス・シーンで活用できるネットワークとしても注目されている。本稿では世界に目を向けてみよう。米国では現在、スマート・グリッド(次世代送電網)技術の実現に向けたパイロット・プログラムに、WiMAXネットワークが利用されている。数あるネットワーク技術の中から、なぜWiMAXが選ばれたのだろうか――。

 ウィトラコメント: GEがスマートグリッドにWiMAXを使うことをアナウンスしたのでこういう記事が出ているのですが、記事を読む限り、GEは単に移動通信業界に疎いということだけのように思えます。

■MeeGo は IT 業界を変える――Linux Foundation Jim Zemlin 氏にインタビュー

MeeGo とはいったいどういうプロジェクトか、セミナー開催を前に来日した Linux Foundtion の Executive Director、Jim Zemlin 氏にインタビューを行った。インタビューには Linux Foundation ジャパンディレクタの福安徳晃氏も同席した。

 ウィトラコメント: MeegoはIntelとNokiaの合意でできたプラットフォームですがどうも両社は同床異夢のように感じます。

■スマートフォンとケータイの垣根をなくす――auのスマートフォン戦略 (1/2)

普通の人にも使いやすいスマートフォンとはどんなものか――。コンシューマー向けスマートフォン分野で、国内キャリアとしては最後発のスタートとなったKDDIのスマートフォン戦略を重野卓氏に聞いた。